JリーグYBCルヴァンカップ ノックアウトステージ 準決勝第2戦
2016年10月9日(日)14:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(レッズシート)
浦和レッズ 3 - 1 FC東京
興梠
高木 武藤
関根 青木 遠藤 駒井
宇賀神 那須 森脇
大谷
久しぶりに鳴門の巨匠がやって来た。日程もバッチリ合った。というわけで、念願の埼玉スタジアムへご招待である。少々奮発してレッズシートを購入。なんと前から5列目という贅沢さ。自分一人ではなかなか選ばない席なので、こっちもテンションが上がるわ。
今日は阿部ちゃんをベンチに置いて、青木と遠藤のコンビがボランチを務める。これは珍しいと思っていたら、キャプテンは宇賀神である。これも珍しい。アウェーで2ゴールを奪っているアドバンテージはあるものの、それが逆効果となって引いてしまう展開もあり得るなあと思っていたが、そんな心配はまったく無用であった。右から駒井と森脇が、左から関根と宇賀神が、容赦無くアタックする。
柏木君が不在ということで、ボールの保持率はいつもより若干低いかも知れないが、これは東京のプレスが早いためでもある。後方からの組立がままならないとなると、前線での基点が必要になる。そこに高木がバッチリはまっていた。今や興梠や武藤との連携もスムーズにこなす。プレスキックだって柏木君に引けを取らない。ルヴァンカップのMVPは間違いなく彼だろう。
終始浦和が圧倒したという内容ではなかった。大谷がファインセーブとポカを繰り返していた。しかしだからこそ、観ている方にとってはとても面白い試合であった。スタジアムの雰囲気も含めて、こういう試合は徳島では観ることができないなあ。鳴門の巨匠はそう嘆いていた。かつてはヴォルティスもJ1で戦ったことがあるのになあ。
いつもは当たり前に思っているけど、我が街に自慢できるクラブとスタジアムがあることが、今日はとても誇らしく嬉しかった。