今日は人妻を誘って、おしゃれカフェでランチ。幡ヶ谷にも良いお店が結構あるのだ。
MILES DAVIS
1986
iTunes
http://www.milesdavis.com
石岡瑛子氏デザインのジャケットが、圧倒的なインパクトを放つ。JAZZというのはあまり縁がないジャンルだけど、このアルバムはPRINCEがプロデュースするといわれていたので、そのジャケットと共に記憶に残っていたのだ。結局PRINCEは参加しなかったので、アルバムも聴かずじまいであった。いつか聴こう聴こうと思い続けて30年。中古で見つけて、ようやく聴くこととなった。
重厚なジャケットとは裏腹に、打ち込みオケヒットのカラオケと揶揄された軽い楽曲とのギャップが激しい。 好き嫌いもハッキリ分かれているようで、評価もまちまちである。マイルスのアルバムは、もう少し古いものを少々聴いていたが、やはりイメージとのギャップが大きかった。フュージョンといえばフュージョン。そういうものだと思って聴けば良い。
JAPAN
1 DEC 1979
iTunes
http://www.davidsylvian.com
打合せ帰りの乗換が御茶ノ水駅だったので、当然のようにDISC UNIONに寄り道。ムムムと、このCDに目が止まった。かっこいいよね、このジャケット。もちろん、LPレコードは持っているんだけど、そういえば最近聴いてないなあ。買っちゃおうかな。まあ、いつかは買うんだからなあ。というわけで、買っちゃった。
JAPANというバンドは、解散前にリリースされた「TIN DRUM」が最高傑作とされている。確かに完成度は群を抜いて高く、その評価に異論はない。もちろん、大好きなアルバムである。ただ、その短いバンドの歴史上最重要アルバムといえば、この「QUIET LIFE」ということになるのではないかと思う。ビジュアルは何だかんだ中途半端だけど、音楽性の確立という意味でこの音は非常に興味深い。実は一番聴きやすかったりして。
LPレコードで聴いてきた音を CDで聴き直すと、やはり新しい発見があったりする。単純に針のノイズがなくなるし。まあ、それも味がないと言われればそれまでだけど。
FIFAワールドカップ・ロシア大会 準々決勝
2018年7月7日(土)23:00キックオフ
サマーラ・アリーナ/サマーラ(NHK)
スウェーデン 0 - 2 イングランド
個の力に頼ることなく、チームとしての戦いに重きを置く両チームの戦い方は、昨日のフランス以上と言える。派手なプレーでスタジアムが沸くことはあまりないが、じっくり渋い戦術の応酬が淡々と続いて行く静かな展開。突っ込んで抜かれるよりは、構えて上げさせて中で跳ね返すスウェーデンの守備なんて、なるほど堅守という言葉をピッチに描くとこうなるのだなあと感心してしまう。その堅守を破るにはセットプレーしかないだろうと言わんばかりに、セットプレーの得意なイングランドがコーナーキックをモノにした。
育成マネージメントの成果という新生イングランド。結果には相応の理由がある。それも含めて、やはり結果こそ全て!なのだと思う。アンブロのユニフォームを着なくても、4バックを並べなくても、イングランドはイングランドである。伝統を履き違えてはいけない。もっともっと魂の奥深くに刻まれたもの。それが伝統である。母国の誇りと品位あるプレーで優勝を目指して欲しい。
FIFAワールドカップ・ロシア大会 準々決勝
2018年7月6日(金)23:00キックオフ
ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム/ニジニ・ノヴゴロド(TBS)
ウルグアイ 0 - 2 フランス
巡り合わせというか、今大会はフランスの試合を観る機会が多い。若き才能エムバペが話題になっているけど、フランスはチームとしての完成度が高くて、観ていてとても面白いことは確かだ。その中心にいるのがグリーズマンということになる。まあ、本当に良く周りが見えているし、パスもゴールもできる。気がつけばボールはグリーズマンのところにあるといった感じ。そして、やはり司令塔は長袖着用。
スアレスとカバーニの二枚看板で攻撃を完結させるウルグアイにとって、看板を一枚降ろさざるを得ない状況は、あまりに厳しいものであった。これは他のチームにも言えることだが、ある特定のスター選手に頼りすぎる戦術には、限界があるということかも知れない。だって、その選手がいなくなったらおしまいだから。スターの存在というのは良し悪しなのか?それとも、あくまで監督の手腕なのか?
ERIC BENET
21 JUN 2005
iTunes
http://www.ericbenet.net
GEORGE MICHAELのCDは、中古500円の半額セールで250円だったけど、これは中古280円の半額セールで140円だった。う〜ん、すごいことである。一体どうなっているのか?通販で0円というのがあるが、それは送料が収益となっているらしい。この140円には送料すらない。
ということはどうでも良くて、ERIC BENETの4枚目のオリジナル・アルバムである。どういうきっかけでこの人の音楽を聴くようになったのか?よく覚えていない。なぜか1stアルバムを持っていて、久しぶりに中古CDを見つけて購入したら、これがまた結構良かったので、何となく目にするたびに聴いている。あまり馴染みのないジャンルだし、そこに惹かれるのかも知れない。
椎名誠
10 MAY 2002
文春文庫
Amazon.co.jp
「鹿児島に行った。ここは火の国。薩摩焼酎がうまいし、それからなによりヒトの性格がいい。情報均一化による日本全国おんなじ化時代といわれてはいるが、それでもまだしかし県民性というのは確かにあるようで、旅をする者にとって相性のいい土地とそうではない土地というのは厳然としてある。」
という本を読みました。そういえば鹿児島行ってないなあ。仕事で散々通ったけど、もう行く機会がないもんなあ。でも、今でも本当によく覚えている。後にも先にも、九州の仕事は初めてだったし。かなり大きなプロジェクトで、すごく嫌な人も入れば、すごく良い人もいて、まあ総じて楽しく仕事ができた。きっと相性のいい土地だったのだろうと思う。
椎名誠
10 APL 2003
文春文庫
Amazon.co.jp
「ノーベル賞作家と較べてしまってもしょうがない話なのだが、僅か五十枚くらいのヨタ話を、水増しに上げ底に過剰包装を重ねて三百枚くらいの小説にしている自分を考えると、またもやこんな自分が今どきなにかを書いていったいなにがどうなるんだあ……という悲しい思いに全身を包まれてしまうのだった。」
という本を読みました。まだこのシリーズを読み続けています。なかなか止まらない。非常にくだらないことが書いてあるようで、実は非常に大切なことが書いてある。ような気がします。こういう価値観は好きです。
FIFAワールドカップ・ロシア大会 決勝トーナメント 1回戦
2018年7月3日(火)3:00キックオフ
ロストフ・アリーナ/ロストフ(NHK)
ベルギー 3 - 2 日本
日本もそれなりの評価を得ているけど、試合開始まではベルギーの凄さばかりが際立っていて、一体どうなることかと思っていた。しかし前半を見る限り、よく戦えているではないか。決して守備一辺倒というわけでもなく、攻めるべきところはキッチリ攻めて試合を作っている。まさかはあるのか?ないのか?期待繋いで後半へ。
そしたら、いきなりチャンスがやって来た。そしたら、いきなりチャンスを決めた。まさかはある。2点をリードするというまさかの状況は、しかし逆に日本に試練を与えたのかも知れない。ベルギーの重圧が徐々に加速し始めた。それでも日本は受身になることなく、3点目を取りに行っていた。いくつもチャンスを作り出していた。そこが何より評価できるのではないか。
結局、歴史は変わらなかった。それでもまた少しだけ歴史は前へ進んだように思う。結果こそ全て!結果はそう簡単に手に入らない。まだまだ結果を求めなければならない。