豊川悦司主演の『仕掛人・藤枝梅按』を観てきた。
しみじみとゆったり鑑賞出来る映画だった。132分という長さも良かった。
お話の筋としては、あの料理屋万七を巡る仕掛けだから、池波正太郎ファンならお馴染みのお話だ。細部というか、いろいろな部分で心に沁みる。
もちろん豊川悦司も主演だし、いい感じなのだが、なにせ「悪女」の天海祐希がステキすぎる。ずっと観ていたくなる。
それから、片岡愛之助が、もうこれはやられちゃう。歌舞伎役者ってこういうことなのか、とも思い、愛之助ってこういうものなのか、と感心することしきり。
菅野美穂ももちろん好き(笑)
高畑淳子もいい味だしてる。
時代劇好き、池波正太郎すき、
そして上記の役者さんがすきなら、
なら、これは劇場で応援すべきかと。
急がない仕掛けの描写も○。
一時間モノのテレビの尺じゃない梅按は、明らかに小説のテンポです。
売れてほしいな!