龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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コペンがやってきた(その3)

2025年01月07日 21時15分20秒 | クルマ

土浦まで1.5h。

たどり着くと工場前の空き地に黄色のコペンがチョコンと座っていた。

説明も聞かないうちに「これだ」と思った。

12年前から20年前の低年式のクルマである。

どんな地雷が潜んでいるかもわからないわけだから、それに惚れるなんていうのは沙汰の限りである(笑)。

そんなことは分かっている。そして現行発売中の新型のほうが性能がいいのも分かっている。

でもね、かわいい軽のオープンカーであるコペンが乗りたいのだ。

色は白か赤か黄色、と決めていた。

黄色は免許を取ってから生まれて初めて彼女(なんだかんだ紆余曲折あっても、結局結婚した亡妻でした<笑>)とドライブデートをしたときの色だ。そのクルマは53年排ガス規制になる前の2代目スターレット1300だった。
軽くてFRで、こういうクルマが欲しいと思った。
しかしもちろん、2020年代になっては、そのクルマを探すのは難しいし、下手をすると相当の覚悟が必要になる。

コペンならまだ部品のリビルド品も期待できるだろう。

半年ほどネットを渉猟している間に、だんだんある程度の覚悟が決まってきていた。

そんなところで出会っのがこのイエローコペンだった。

①塗装はかなり傷んでいたとのことで、それなりの全塗装。

まただめになってきたそのとき考えればよいということで、とりあえずきれいになっているのでok。

②エンジン音はなんかいい感じ。
③内装は換装してくれていてとてもきれい。
④シートのやれもなく、カバーしていたものかと思われる。シフトレバーも交換済みの握りやすいもの。
⑤ハンドルも思ったほどひどくなかった。
⑥せっかくだから5速MTと思っていたのでそれもクリア。
ということで、保証はなし。なにか起こったらそのときに対応、という。まあまあそういう感じだろう。


車検付きで90万円を切るというのは、この塗装つきならリーズナブル。
ただし、そのごどんな地雷が爆発するかは神のみぞ知る、である。

手におえなくなれば手放すしかないが、まあ車検期間2年乗れれば御の字。
唯一気になったのはハードトップ開閉のアクチュエーターの動きが渋いこと。
あとでこれが大きな問題になるのだが、作動していればいい(先のことを心配しすぎていては入手できない。予算との都合もあるしね)ということで即決。車検証が来るのを待つことになった。



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