龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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Canon imageFOMULA DR-225W、なかなかいいですね。

2015年08月12日 00時32分19秒 | 大震災の中で
キャノンのドキュメントスキャナ DR-C225wの使用感を少し書いておきます。

今まで
 
FUJITSU ScanSnapS1500

というスキャナ(自炊目的の標準機種FUJITSU ScanSnap iX500の旧型)
を使って1500冊ほどPDF形式での書籍取り込みをやってきたが、重送(一度に紙を二枚送ってしまうエラー)が多くなったのに耐えられずに今度はキャノンの

imageFOMULA DR-225W

という機種を購入しました。自炊といえば富士通のs1500からix500の事実上1択だったのだが、去年発売されたキャノンのこの機種の評判がなかなかよく、今年になって発売になった富士通のiX500が、同梱ソフトの「改悪」(考え方によりますが)が中心だったことにいささか失望したこともあって、思い切ってチャレンジしてみたのです。

結果は、大正解。唯一自動でスキャンしたときの岩波新書の赤がくすんでいたのが気になる程度で、いわゆる自炊用ドキュメントスキャナとしては抜群の使いやすさと安定性を手に入れることができました。
消耗品の交換用ローラーも半額以下ですし。

S1500と比較して

良い点

1,読み取り速度が速い(S1500よりは確実に早いです)。
2,重送が少ない(というか10冊4000ページ程度試用した限りでは皆無。)
3,索引作成に時間がかからない(S1500の添付ソフトではかなりの時間を要した)
4,ラウンドスキャン(手前にスキャン済みの紙を保持する場所がある)なので場所を取らない。
5,スキャンモードをボタンとして作成できるので、直感的にモノクロ、グレースケール、カラー、高解像度、低解像度、送付先(クラウドを含む)を素材ごとに選択できる。
6,紙の厚みを選ばない(s1500では、厚めの文庫本などの薄い紙は重送しやすかった)。


ちょっと?な点

1,色が時々良くないことがある(24bitカラーを最初から指定すれば起こらない)。
2,長尺モードと通常モードを、スキャンソフト内で選べない(別途ユーティリティ立ち上げが必要)
3,一度にセットできる紙の枚数が文庫で50枚から60枚程度がギリギリ。S1500だと70枚ぐらいギリギリセットできた。
4,ラウンドスキャンだと端に不要な影が少し出ることがある(S1500同様の前に排出するモードではその現象は観られない)。まあ、読むのに支障は全くありませんが。

5,添付の編集ソフト(eCopy PDF Pro Office)は読み込みに時間がかかったり、読み取りソフトと連携がうまくいかないことがあったので今は使っていない。
慣れればいいのかもしれないが、現状はJUST PDFで処理。
編集はS1500についてきたScanSnap Oganizerの方が手に慣れていたせいか、使いやすかった。

いろいろ書きましたが、文字中心の本を自炊するなら、キャノンのDR-C225Wがおすすめです。

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