龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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キャリア縛りから解放するためのSIMフリー化なのに……

2015年04月21日 16時47分48秒 | ガジェット
こんな記事が産経BIZにあった。

「2年縛り」更新月を2カ月に延長 携帯大手3社、改善策示す

http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150420-00000008-biz_fsi-nb

やれやれ、だね。
もともとSIMフリー化は、ユーザーが端末とキャリアを自由に選べるということが、適正な価格と競争をもたらす、という方向性を目指していた、と思っていたんだけど、大手キャリアの対応が今回のこの記事ののようにしかならないとしたら、SIMフリーによる「市場の適正化」は望めないだろうね。

「端末が安く買える」、というユーザーへの訴求力が、二年縛りにあるのは間違いない。
けれど、二年に一度解約できるのが2ヶ月の間だけで、それ以外の時期の解約は違約金を払う必要がある、というのは、どこをどう考えてみても、不当なやり方だろう。

端末代を実質的に肩代わりするから安くしている、というのが二年縛りの理由なら、解約時に残った割賦を払えばいいだけのことだ。

それなら分かる。
だが、

通信のSIMに対する契約を止める権利が、二年間の間で1カ月とか2カ月とかしか行使できないというのは、どう考えてもおかしいよね。
転売を防ぐ目的とかいうなら、新機種発売から半年とか10カ月ぐらいで十分だろう。

けっきょくのところ、ユーザーに不自由な契約を強いていることは間違いない。

お金が必要なら、必要だといえばいい。そしてそういうシステムにすればいいのだ。
二年縛りの解除月がたった1カ月だったものを2ヶ月間に増やせばいい、という種類のことなのか?
受け入れられるかどうか、はまた別のもんだいだけれど、二年縛りを、そうしなければならない根本的な理由から示した上で、気持ちよくお金を払わせてほしいものだ。

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