龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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哲学書de哲学カフェというイベント(8/24)

2014年07月13日 01時04分24秒 | 大震災の中で
こんなことの報告・問題提起をやります。
よろしかったらおいでください。


【哲学書de てつがくカフェ@ふくしま】
■ 対象本: 森一郎著『死を超えるもの―3.11以後の哲学の可能性』
今回の哲学書deてつがくカフェは、哲学者の森一郎さんの著書『死を超えるもの―3.11後の哲学の可能性』(東京大学出版会)を扱います。提題者として二人の報告者に問題提起をしていただき、その後、著者を含む参加者のみなさんと、「世界への愛」とは何かをテーマに、対話の場を設けたいと思います。
著者によると、3.11の出来事以後、有限な個人の生を超えるもの、つまり「死を超えるもの」への問いは、確実に重みを増したと言います。友人たちとの死別や、勤務校の体育館の解体といった「個人的体験」に立て続けに見舞われ、そこから「世界への気遣い」というテーマを軸に哲学的思索を深めていた著者は、2011年3月11日の太平洋沖地震を東京で経験します。著者は、近代日本の経験した出来事でも屈指の国難、大津波による街の喪失と原発事故による国土の荒廃という筆舌に尽くし難い光景に直面し、「世界への愛」という年来のテーマを鍛え直し本書を世に送り出しました。著者はこの本では、3.11以後の哲学の可能性の一つを、あえて、「原子力をめぐる思考の可能性」にという方向性に見定めるとしています。
「現代日本の置かれた状況のただ中で哲学すること、われわれの日常的現実にひそむ根本問題に身を曝し、そこから思索の事柄を掴みとること」が、私たちに求められている、と著者は言います。この本を私たちひとりひとりに投げかけられた「問い」として、みなさん、そして森さんとの対話を通して、「世界への愛」をいつもの「てつがくカフェ」のスタイルで自由に語り合いたいと思います。どうぞ、みなさまお気軽にお越しください。

対象本:森一郎著『死を超えるもの―3.11以後の哲学の可能性』(東京大学出版会、2013年)
提題者: 島貫 真(福島県立湯本高校教諭/エチカ福島)
     深瀬 幸一(福島県立橘高校教諭/エチカ福島)
日時:8月24日(日)13:00 ~ 15:00
開催場所: 「福島大学街なかブランチ舟場」. 〒960-8103 福島市舟場町4-30
http://www.fukushima-u.ac.jp/global/institution/funaba.html
※なお、事前に対象本を読んでこられるのが望ましいですが、希望者には対象頁をコピーして郵送いたします。
主催・問い合わせ:てつがくカフェ@ふくしま fukushimacafe@mail.goo.ne.jp  
(世話人:小野原 雅夫・渡部 純・杉岡 伸也)             



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