平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

北京五輪

2008-08-09 20:54:42 | 今日の事
北京五輪がスタートしました。

チベット暴動、人権政策、大気汚染、四川省大地震、欧州各国首脳の開会式不参加などなど、噴出し続けた批判やマイナス部分をなどを一気に圧倒してしまったかのような開会式の凄さ、壮大さでした。
映画監督のチャン・イーモウが演出したとかで、もしも8年後東京五輪開催となったとして果たして日本の映画監督や演出家が、これだけのことができるのだろうかと。
文明発祥の地として数千年にわたり世界に文化を広め続けた「過去」と高度経済成長を背景に世界を主導しようとする「現在」を極彩色と一糸乱れぬマスゲームなどでこれでもかと見せつけたと言える気がします。
国威発揚という意味では大成功でしたでしょう!

しかし、数々の圧倒的な映像に私は不思議とそれほど大きな感動は覚えませんでした。
演出されつくしたが故か、私には人間臭さというものが感じられなかった気がします。
誤解のない様に申し上げますが、これは中国がどうこうということではありません。
去年にもブログには書きましたが、中国には友人もいて中国も中国人も嫌いな訳ではありません。
念のため。

入場行進まで一時間以上という長丁場、一週間の疲れもあって私は行進が始まってすぐ早々眠りに就いてしまいました。
勿論、録画予約して...。

ところがところが、今朝起きて録画再生して見ると、最後のハイライトである最終聖火走者の聖火台点火のシーンがチョン切れてました。
...あぁそうか、演出の部分で時間を費やし過ぎた為だ...と。
ここでも恐らく日本でなら考えられない時間管理のまずさがあったのでしょうかねえ。
開会式だけで4時間以上!?
しようがなく、朝8時からの再放送を録画。


<中国人では人気の、旗手・愛ちゃん>

で、開会式以降の日本人選手の動向は、日本初メダル期待の三宅選手は6位、"ママでも金"の谷選手は銅に終わりました。
今回はアテネのメダル数から大幅に減少させる、という戦前予想。
...まあでもこれからこれから。
ガンバレ日本!!