平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

星の絮(ほしのわた)

2008-08-28 21:52:06 | 花・見てある記
昨日、会社からの帰路、カラスウリの花に出会いました。
白い星の周りにレースをあしらったような花。
勝手に、星の絮(ほしのわた)と名付けてみました。

夕刻に花が開き明け方萎む。
網状の花は夜目にもくっきりと白く浮かび上がり、蛾などの標識になるらしい。
夜咲く花が虫誘い...なにやら、妖しげな気もしてきます。



奥さんに見せたところすかさず、「なんかグロテスクねえ」
心の中で私(え~、グロテスクと違うと思うけどなあ)
それにしても、暗闇で白い花を撮るのは難しいです。
10日ほど前に、こまちさんもブログでおっしゃってましたね。


↓は8/11に家の近所で真昼に撮ったもの。(比較のため)



英名Trichosanthes(トリコサンセス)は、ギリシャ語の「thrix(毛)+ anthos(花)」が語源。

●誘われし宵にも烏瓜の花 楓山人
さそわれし よいにもからすうりのはな

"烏瓜の実"は秋の季語ですが、"烏瓜の花"だと、夏の季語。

句は"星の絮"を詠み込みたかったのですが勝手な造語では致し方なし...ですね。