平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

言いまつがい

2009-11-24 12:45:57 | 流行りもの
また久々でした。

楽しい本を見つけました。
発行されてから数年経ちますが、糸井重里監修『言いまつがい』
「ほぼ日刊イトイ新聞」上にて連載されているコンテンツの一つで、読者が言ってしまった恥ずかしい「言いまちがい」を「言いまつがい」と称し、楽しむというものを、集めたものです。
購入したのは文庫本ですが、単行本では世界初の「製本まつがい」(例・カドが丸い、表紙に穴が空けられている、ページがそろっていない、落書きがある、裁断が斜め等)などの愉快なアイデアが採用されていました。
文庫本ではこれらは再現されてはいません。



以下に、独断ですが私の気に入ったもの、そして我が家の“言いまつがい”を列記します。
一部私なりのアレンジや( )内にコメントを加えたものがありますので、ご了承ください。



・話の骨を折ってすいません(腰を折る、ダヨ)

・そんなことをしたら壁の上塗りだ(壁かよ!)

・さすが先輩、生き地獄ですね(生き字引と違う?)

・人生、谷ありミゾあり(山は無いの?)

・飲んだら飲むな、乗るなら乗るな(どうしろというの)

・それはいい考えだ、逆走の発展だね(逆走じゃしょうがない)

・それじゃあ水の苦労が泡だよ(??)

・三つ子の魂いつまでも(永遠に)

・宮崎アニメで何が一番好き?と聞かれて「もものけ姫」(言う方も聞く方も、間違いに気づきにくい)

・社長に掛かってきた電話を受けた社長秘書が「申し訳ありません、社長はまだ出所しておりませんが」(怖い会社!)

・「京都~大原、三千里♪」(歌詞を間違って覚えてた)

・「赤い靴~、はいてた女の子~、ひいじいさんに連れられて...♪」(これも間違って覚えてた)

・「吹き込みご飯」(書き間違い)

・”ゴールドマン・サックス証券”に勤めている人がある会社に電話したら電話を取り次いだ人が、「○○さ~ん、”ゴールド万作商店”さんから電話ですよー」(聞き間違い)

・”好々爺”を”すきすきじじい”(読み間違い)

・「下世話」を「下の世話」(読み間違い)

・「ナリス化粧品に就職が決まったよ」といったら「成助商品? 随分昔風な名前の会社だなあ」(聞き間違い)

・警察署に事務用品を納入しているAさんが警察から電話が掛かってきて「いつもお世話になっています」(これは間違いというわけではないです)

・うでんにのれおし(のれんにうでおし)

・「今学校にちょうど着いたよ」と打ち込んだつもりが、「今学校2000000000000°Cついたよ」(PC変換ミス)

・まことしなやかに(まことしやかに)

・理路騒然(騒がせてどうする?)

※( )内のコメントを書き足しました



本屋さんでちょっと立ち読み、と思って読み始めたところ笑いをこらえ切れなくなって、ついつい買ってしまったんですが、こうしてここに書き移して見ると最初の可笑し味が少し薄れてしまった感があります。
しかし日常よくあることが実は笑いの原点だったりすることを改めて認識しました。
価格¥518(税別)はお得感がありました。




庭の柏葉紫陽花の葉がこんな風に紅葉してきました。