平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

ドイツ・クリスマス市の旅<2>ハイデルベルグ編①

2009-12-11 10:50:01 | 海外関係
一日目、13:30成田発。
日本とドイツの時差は8時間あります。
行きは12時間の飛行なので時差8時間を引いた4時間が相対的な経過時間です。
17:30フランクフルト着。

バスで約1時間ちょっとでハイデルベルグに着き、休む間もなくクリスマス市へ。

クリスマスマーケットとは?
クリスマス前の4週間はアドヴェント(待降節)と呼ばれます。
イベントのメインがクリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)で、各都市開かれ、街の中心となる広場にはツリー装飾品やクリスマスグッツ、ソーセージやグリューワインを売る沢山の出店が立ち並びます。
会場は美しいイルミネーションが眩く輝き、ロマンティックな雰囲気が満ち溢れます。
まさしく、中世のおとぎの世界に紛れ込んだような、心踊るような……それがクリスマスマーケットです。

ここハイデルベルグは古城と大学の街として知られており、学生の数はハイデルベルグの全人口の5分の1も占めているだけあって、マルクト広場を中心に開かれているクリスマスマーケットには、グリューワイン片手の学生さんと思しき若者たちが大騒ぎで盛り上がっています。
もちろん老若男女おしなべて……




なので、私たちもソーセージを挟んだパンとグリューワインを買って食べました。
今夜の夕食は用意されてないのでこれが我らの夕食です。
ツアーの皆さん、大体同じようなものだったみたいです。



さて、ドイツではどこのクリスマス市にも必ずあるグリューワイン(Glühwein)について。
赤ワインにオレンジピールやシナモン、クローブなどの香辛料、蜂蜜やシロップを加え火にかけ温めて作るホット・カクテルの一種。
クリスマス市特有の飲み物だそうで、これが終わるとパッタリ姿を消してしまうとか。
熱いので啜って飲むと最初慣れないうちは噎せてしまいますが、体が温まるのは確か。
カップを店に返すとカップ代が返ってきます。[0.50ユーロ(=50セント)]
そのままもらっても良いというので、もらっちゃいました。

<持ち帰ったカップ>
“楽しいクリスマス/ハイデルベルグ・クリスマスマーケット”と書いてあります。

街中が光のデコレーションで輝き、 小高い山の上に見えるハイデルベルぐ城が幻想的。





話は変わりますが、旅に付きもの且つ大変重要なことのひとつに、トイレがあります。
ドイツの公衆トイレは殆ど有料で大体0.50ユーロ。
ドライブインのトイレには駅の改札口のようなゲートがあって料金箱が設置されています。
料金箱にお金を入れるとチケットが出てきてゲートがフリーになり中に入れます。




このチケットでドライブインの売店で買い物ができます。
売店はちょうど日本のコンビニをイメージしてよいと思います。
ドイツではドライブインでも酒類を売っています。

ドイツ語でトイレはToiltte(トアレッテ)、トイレで通じます。
WC(=ヴェーツェー)という表示もあります。
・男性用=Hennren ヘーレン(H)
・女性用=Damen ダメン(D)

すなわち、男性は女性用にはダメ(ダメン)、女性は男性用には入れん(ヘーレン)...学生時代のドイツ語講師の講義より。


それから女性の方は読んでも読まなくてもいい話ですが...
男性用トイレは便器の位置が高くなっていて仕切りもありません。
日本人にはちょっと違和感があるかも。

※訂正12月12日
ユーロの記号が文字化けしたので修正しました。