2月6日(月)久々の雨【メジロ死す】(4,5日前の富士山の夕焼けです。寒い季節で空が澄んでいる時期は富士山がよく見えます)
今日は久々の雨です。今年の寒さは、本当に乗り越えるのに大変ですね。
一昨日は立春でした。春は名のみの風の寒さや、という歌が自然に浮かんできます。 立春の朝、メジロが死んでいました。凍死でしょうか。東京に住んで以来、小鳥が死んでいる姿を目の当たりにしたのは初めてです。掌の上に乗せて撫でましたが、硬直したままでした。
土に埋めました。それでも近くに地面があるのでよかったです。見回してみますと、東京は自由な地面は少ないですね。
それにしましても、メジロは食べ物がなかったのでしょうか。それとも寒かったのでしょうか。きれいな緑色の体と目の周りの白が印象的でした。今年は、東京にも雪も降りましたし、寒いです。メジロも切なかったでしょう。
東京でもこんなですから、大雪のところはいかばかりでしょう。人間の私は東京の寒さくらいに音を上げてはいられませんね。
今、道元禅師の詩歌に学んでいますが、越前の吉峯寺や永平寺で修行なさった晩年の十年間、冬の寒さはいかばかりだったことでしょう。現代のように石油ストーブもファンヒーターもなく、暖房設備の充分でないお山でどのようにご修行なさったのでしょうね。
皆さんもお体お大切に。