８月１３日（月）【老老介護の記 書類・書類】
お久しぶりです。はや８月です。お盆の入りです。当寺のお盆は７月が多いので、８月盆の家は少ないです。
母は変わらずに元気ですが、ようやく申し込んでおいた特別養護老人ホームに空きができそうとのことで、母が入所できる順番になりました。この施設は今までお世話になった施設の中で、信頼もできそうですし、施設自体も清潔な感じなので、入所の申込をしておいたところです。
しかし、また沢山の書類を書かなくてはなりません。今まで、母の介護に関して、実に多くの契約書やら誓約書やらを書いたことでしょう。
デイサービスの施設との契約書 ３通、どこも母が嫌がって続きませんでした。看護サービスセンターとの契約書、特別養護老人ホームとの契約書、既に１通、入浴介助のサービス会社と１通、マッサージ療養院と１通、ショートステイのための契約書２通、入院時の書類１通、等々、今まで実に多くの母に関する書類を書いてきました。ここにも書き切れないほどまだあります。少しでも母にとって、よい介護をしたいとおもって、親切なケアマネージャーさんと歩いてきた過程です。なるべく家で私が介護することを基本にしてきました。
しかし、常に側にいなくてはトイレの介助もできませんし、転んで一人では起き上がれないことが何回もありましたので、常に誰か見ている人がいる施設に預けなくてはなりません。いろいろ経験の結果、今回入所できることになった施設が一番信頼できますので、本当によかったです。しかし、この裏には、お一人お亡くなりになりそうなので、順番で入所できるということなのです。
施設に入ったとしても、外泊はできますので、母の為にも、私の為にも、施設への入所はやむを得ない決断です。私自身も少々我が身を保つのに大変なのと、檀務が忙しく、ご葬儀や法事の度に、母がショートステイから帰っている日とぶつかったりで、なかなかお世話を頼むのが大変でした。今月の１６日で、母は満百二歳になります。
皆様にも、勿論私にもやがてやってくるであろう老齢の時です。皆様の参考になるかと思い書き留めています。お金も多額にかかります。お互いに覚悟しなくてはなりませんね。あまりに暑い日々ですが、どうぞ御身ご自愛くださいませ。
外猫の餌のお茶碗を回収に外に出たら、はじめて虫のすだく声をききました。この写真のどこかで鳴いています。暑いとはいえ秋なのですね。
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