風月庵だより

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自己肯定感と自死について

2023-12-09 18:18:31 | Weblog

12月9日(土)晴れ【自己肯定感と自死について】

昨日は、自己肯定感と自己否定感について、記事を書きました。

自己肯定感を常に持っていたならば、自死をしようとは思わないのではなかろうか。

いじめに遭って、自死をしてしまう子どもたちのことを考えると、本当に胸が痛みます。

勿論子どもだけではありません。大人も同じことですが、子どものころから、自己肯定感を持つことを教えられていたら、誰がいじめようとも、はねつけられるのではないでしょうか。

日本人は、一歩下がることを美徳のように教え込まれたり、そのようなDNAも、民族性としてあるように思います。

自死をしてしまう子どもほど、なんでこんなに良い子が、自ら死を選ばなくてはならないのか、記事を目にするたびに、残念で、悔しい思いさえ起きてしまいます。

ネガティブに自分自身をとらえる習慣があると、この世に生きていても仕方がないのではないかと、せっかくの、天からの頂き物の命を、無下に扱ってしまうという、もったいないことをしてしまいがちです。

そうして本当に言いたいのは、自殺しても、決して楽にはなれません!

このことを宗教者は声を大にして言わねばなりません。自殺してしまった霊は、なかなか明るいところに出られないで、苦しんでいます。自殺して、明るいところにすぐに出られる霊は、ごく少ないでしょう。

見てきたようなことを、私は断定して申します。可愛い少年少女の自死を止めたいのです。やめさせたいのです。

ブンジュ村の子どもたちのように、お子さんをお持ちの方々や、周りに子どもたちがいる大人たちは、子どもたちが、自己肯定感を常に持つような習慣を持たせてあげてください。

最近、とんでもない教育者がいるという記事を見ました。ある生徒が、「生きていても仕方がないので死のうと思う。」というようなことを、先生に提出するノートに書いて提出したら、花丸をつけた上に"you can do it"と書いたそうです。

なんとも言えませんね。

生きていたら、楽しいことを大人たちが教えなくてはなりませんし、そのような姿を見せてあげなくてはね。

大人たちこそ、自己肯定感全開の生き方を、見せたいですね。

枯れてしまったかと諦めていた銀杏の木は、上を伐りましたが、それなりに枝が出て葉が出て紅葉の姿を見せてくれています。まだ数年は持つでしょう。