3月12日(水)晴れ【ドクター・中松『百歳脳』を読んで その1 概要】
今まで、ちょっと変わったおじさん、とだけ思っていました。
素晴らしい方でした。灯油ポンプを発明した方とは知っていました。とても便利ですから。これはお母さまが冬の寒い時、戦後で暖房を使うことを許されていない時期があり、お醤油さしに一升瓶からお醤油を入れるのが大変だと、分かったので、醤油チュルチュルを発明したのだそうです。これが灯油ポンプになっています。中学2年生のときだそうです。
同じ中学二年生のとき、暖房をGHQから使うことを許されていなかったので、空気を使って「無燃料暖房装置」をつくったそうです。これで中松博士は特許第一号を取得したそうです。
それから今まで3000件以上の発明をなさっていて、世界の発明王、と言われています。
全ての発明は、人を助けたい、人の生活のお役に立ちたい、という思いからなされていることが、この本を読みましたら、わかりました。
発明は愛、と言われています。
ドクター・中松著『百歳脳』(青志社)をお読みになられることを、皆様に是非お勧めしたいです。
帯に書いてある言葉:いま多くの人は、年齢だけをものさしにして 人生を考えている
歳を重ねることは老いではない。 成長だ!
ドクター・中松の略歴:1928年(昭和3年)、東京生まれ。東京大学卒業。国際創造学者。工学、法学、医学、理学、人文学博士。5歳で最初の発明。灯油ポンプ、フロッピーディスク、パチンコ、カラオケ、ゴルフパター、ファクシミリ、人口心臓、燃料電池など3000件以上の発明。IBM社に16の特許をライセンスしている。米国科学学会で「世界一の偉大な科学者」に選定。
スタンフォード大学や多くのアメリカの大学、また東京大学などで講義。
*続く