㋀17日(金)晴れ【新年祈祷会】
今から30年前のこの日、午前5時46分に、阪神・淡路大震災が起きました。本師とともに大雄山にいた時、早朝テレビの報道で知りました。震災に遭遇された皆様に、あらためて哀悼の意を表します。
さて、一昨日、当寺の新年祈祷会を開かせていただきました。
毎年三が日の間、檀家さんの幸せを願い、祈祷札に念を込めて祈祷しています。『理趣分』という長いお経をお唱えをして、それぞれの祈祷札に三回念をこめるのが私のやり方です。
しかし、暮れからお正月にかけて、いつも忙しく、ゆっくりとお正月を味わうという感じがありませんので、そろそろ終わりにさせていただこうか、という弱気を起こしかけているのですが、
「この世の人々の幸せと、あの世の人々の幸せ」を願うのが、私の役目、と自認していますので、やはりやめるわけにはいきません。
住職が、どれほどに気を入れているか、檀家さんたちにわからないかもしれませんが、私にはわかっています。
しかし、皆さん、大変でしょうから、参加しなくてもよいですよ、とお知らせしておいたのですが、ほとんどの檀家さんが参加なさいました。
このお寺の檀家さんは、実に真面目だと感心してしまいます。檀家さんに恵まれていますので、私でもなんとか住職を勤められてきました。
法話は三回に分けて勤めさせて頂きました。今日は少し疲れていましたが、郵便局まで、歩いていきました。5200歩歩きました。ほどよいでしょう。
年相応に、程よく生きてまいりたいと思っています。
皆さまも、それぞれの御いのち、程よくお大事に、今年もよろしく。
報恩に生きよう
楽しく生きよう
生かされよう
なにがあっても、ね
*ムックが帰ってきました、よかったです。かなりけがをしていますが、かさぶたになっています。