土曜日曜と出かけ、三連休の最後「体育の日」は家にいた。しかし秋晴れの良い天気である。家でゴロゴロしているのはもったいないと思い近所を散歩することにする。所沢も市街地を少し離れると農地で畑が広がる。そんな田園地帯をただ気の向くままに歩いていると、季節の変化を目で確認することができる。異常に長かった夏だったが、外に出るとそこには彼岸花やコスモスが咲き、柿が色付いている。歩いていても汗もかかず、時折涼しい風が吹いてくると、もうすっかり秋になったのだと実感する。散歩は私にとって日常から離れ、心を癒してくれる一番簡単な手段である。
本格的に散歩を始めてからもう10年以上が経過するだろう。初めはひたすら歩いていた。しかしただ歩いているだけでは趣向がないと思い、デジカメを持って歩くようになった。デジカメだからプリントアウトしない限り何枚撮ってもお金はかからない。歩きながら自分の気が向いたものにカメラを向けシャッターを切る。3~4時間の散歩なら200~300回程度はシャッターを切っているだろう。それを後でPCに取り込んでその中から自分の気に入ったものだけを抜き取っていく。同じ被写体でも角度を変えて何枚か撮っていると、写真の雰囲気が微妙に違ってくるのが分かる。下手な鉄砲数撃ちゃ当たる方式である。そして今度は撮るときに少し構図を考えるようになる。
私の写真の好みは、綺麗な写真ではなく自然な写真である。人物にしてもカメラ目線ではなく、撮られることを意識していない方が面白いと思っている。だから風景写真も、「この一枚」「この一瞬」と言うのではなく、日常の風景のある部分を切り取り、その場の雰囲気を表現できれば良いと思っている。そのためカメラも相手が撮られているという意識が働かないようなに小さなカメラが良い。一眼レフより小型カメラ、小型カメラの中でもレンズが飛び出さないカード型の方が好みである。すばやく起動して軽く小さなもの、散歩の時に手に持って歩いても違和感がないものが良いのである。デジカメもどんどん進化し、小型でも機能は多彩で驚くほど充実しいる。今はソニーのサイバーショットDSC-TX55という機種(上の写真の黒)を使っている。型落ちで14800円で買った品であるが、今はこれが一番のお気に入りである。
散歩にカメラを持って歩くことで写真を撮るという目的ができる。写真を撮ることで周りを観察する目が養われる。数多く写真を撮ることで、どうすれば雰囲気を織り込めるかを考えるようになる。光や色や構図を考えているということは、写真が単なる記録ではなく「自己表現」の手段になっているのである。今水彩画教室に通っているが、やがてスケッチブックを持って野外に出る日を目標にしている。散歩が健康管理という目的から、写真や水彩画へと広がっていけば、私にとっての老後の楽しいライフワークになっていくのかもしれない。
仕事をやめたとき、デジカメとスケッチブックを持って日本のあちらこちらを旅して歩く、これが今の私の夢である。
カメラの背景ぼかし機能を使う
鶏頭(ケイトウ)
蝶にピントを当てて背景をぼかす
クマ蜂?
小川
小手指ヶ原
パノラマ機能を使ってみた
上の風景を絵画調に撮る
絵画調にすると秋の雰囲気がでる
空が広い
蜘蛛と雲
芋畑
すっかり秋の空
無造作に畑の中に落花生が干してあった
農家の集合地区
北野神社
北野神社本堂(絵画調で)
本格的に散歩を始めてからもう10年以上が経過するだろう。初めはひたすら歩いていた。しかしただ歩いているだけでは趣向がないと思い、デジカメを持って歩くようになった。デジカメだからプリントアウトしない限り何枚撮ってもお金はかからない。歩きながら自分の気が向いたものにカメラを向けシャッターを切る。3~4時間の散歩なら200~300回程度はシャッターを切っているだろう。それを後でPCに取り込んでその中から自分の気に入ったものだけを抜き取っていく。同じ被写体でも角度を変えて何枚か撮っていると、写真の雰囲気が微妙に違ってくるのが分かる。下手な鉄砲数撃ちゃ当たる方式である。そして今度は撮るときに少し構図を考えるようになる。
私の写真の好みは、綺麗な写真ではなく自然な写真である。人物にしてもカメラ目線ではなく、撮られることを意識していない方が面白いと思っている。だから風景写真も、「この一枚」「この一瞬」と言うのではなく、日常の風景のある部分を切り取り、その場の雰囲気を表現できれば良いと思っている。そのためカメラも相手が撮られているという意識が働かないようなに小さなカメラが良い。一眼レフより小型カメラ、小型カメラの中でもレンズが飛び出さないカード型の方が好みである。すばやく起動して軽く小さなもの、散歩の時に手に持って歩いても違和感がないものが良いのである。デジカメもどんどん進化し、小型でも機能は多彩で驚くほど充実しいる。今はソニーのサイバーショットDSC-TX55という機種(上の写真の黒)を使っている。型落ちで14800円で買った品であるが、今はこれが一番のお気に入りである。
散歩にカメラを持って歩くことで写真を撮るという目的ができる。写真を撮ることで周りを観察する目が養われる。数多く写真を撮ることで、どうすれば雰囲気を織り込めるかを考えるようになる。光や色や構図を考えているということは、写真が単なる記録ではなく「自己表現」の手段になっているのである。今水彩画教室に通っているが、やがてスケッチブックを持って野外に出る日を目標にしている。散歩が健康管理という目的から、写真や水彩画へと広がっていけば、私にとっての老後の楽しいライフワークになっていくのかもしれない。
仕事をやめたとき、デジカメとスケッチブックを持って日本のあちらこちらを旅して歩く、これが今の私の夢である。
カメラの背景ぼかし機能を使う
鶏頭(ケイトウ)
蝶にピントを当てて背景をぼかす
クマ蜂?
小川
小手指ヶ原
パノラマ機能を使ってみた
上の風景を絵画調に撮る
絵画調にすると秋の雰囲気がでる
空が広い
蜘蛛と雲
芋畑
すっかり秋の空
無造作に畑の中に落花生が干してあった
農家の集合地区
北野神社
北野神社本堂(絵画調で)