スタート時の体重
68kg台を保っていた体重はゴールデンウイークから徐々に増え始めた。体重計が壊れ体重を計らなくなって、体重管理がおろそかになったのも一因であろう。5月末には友人からも「お腹が出てきたんじゃない?」と言われ、久々に行った銭湯で体重を量ると71kg台までになっていた。「これは不味い、減量しなければ!」、そう思って新たに体重計を買い、6月の頭から「2ヶ月で5kg減」の目標を立てダイエットを始めた。
今まで何度もダイエットを行ってきた。その経験から私なりのダイエットに対する考えがある。
①.体重の増減は摂取カロリーと消費カロリーの差で決まる。
②.したがって運動量が一定であれば、摂取するカロリーを減らすしかない。
③.月間500gづつ減らせば1年で6kgという計算は成り立たない。
人の意識は長期にコントロールできるものでない。だから挫折してリバウンドする。
④.従って減量するときは短期間(2~3ヶ月)の目標を決め、落とすのが良い。
⑤.食事方法は糖質制限が一番理にかなった減量方法である。
※摂取した糖はエネルギーに変わり、使われなかった糖が脂肪になって蓄えられる。
※燃焼させるエネルギーの順番は摂取したエネルギーが優先され、
それでも足りない場合は蓄えられた脂肪をエネルギーとして燃焼させる。
⑥.短期間で減量するには、毎食少しづつ量を減らすというやり方は難しい。
だから食事単位(朝、昼、夕いずれか)で抜く方がやりやすい。
⑦.「三度三度食事を取らないと健康に悪い」ということに大した根拠はない。
それはメタボの人の食事制限したくない言い訳である。
3度の食事は習慣であって、その習慣を短期間狂わせても健康に大きな支障はない。
イスラムのラマダン月、戦時中の食生活、断食ダイエット等々
その食事制限期間を脱し通常に戻れば体にダメージが残るものではない。
それよりは暴飲暴食や偏食の方がはるかに害がある。
実践した食事の内容
3食から出来るだけ炭水化物(ご飯、パン、麺類、菓子類)を抜く。炭水化物は糖と食物繊維から出来ている。従って炭水化物を抜くと糖の摂取量は減るが同時に食物繊維の摂取量も落ちる。それを補う意味で野菜やシリアルを多く食べるようにする。基本的には週に3~4度は朝食か昼食を抜く、期間中は体の欲求を無視し、頭で(考えて)食べることを心がける。
朝 朝食を抜く場合はセブンでコーヒー(ブラック)一杯。
朝食をとる場合は下のようになるべく炭水化物は避ける。
昼 昼食を抜く場合は夜まで全く食べない。
昼食をとる場合なるべくおかずの多い定食屋を選びご飯は1/3にしてもらう。
土日など休みの昼食はシリアルにヨーグルトを掛けて食べる程度
夕食 原則ご飯は茶碗に半分以下
女房が外出で自分で用意する場合は基本的にはおかずだけでご飯は抜く。
ご飯を1/3に減らせば2~3時間で腹が減る。食べなければ、常に空腹でお腹の周りがモゾモゾとした感じで、空腹感が押し寄せてくる。その時は体内に蓄えた脂肪を燃焼している証拠だと思い我慢する。日数が経過するに連れ、お腹周りがスッキリし始めると、この感覚ガ心地よいと思えるようになる。
毎朝起きたときに体重を計る。1週間2週間と経過するうちジグザグはするが、体重は確実に減っていく。そして今月31日で実行期間の2ヶ月が終わる。たぶん目標の5kg減は達成することになるだろう。ここで一旦打ち切り、後はリバウンドしないようにしなければいけない。その対策として、「朝、体重を計って67kgを超えたときは昼食を抜く」という決まりを作る。たぶんこれを厳格に実行すれば体重は維持されるはずである。
1週間後
2週間
1ヶ月後
40日後
50日後
先回より体重が落ちると、数値の周りにキラキラと星が光る。
この時の他の数値
BMI22.9(ギリギリ標準内)
体脂肪率22.9%(高い)
内臓脂肪10.5(高い)
基礎代謝1377kcal
体年齢67歳
体幹バランス年齢57歳