60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

日光街道(1)日本橋~北千住

2018年10月26日 08時25分48秒 | 散歩(8)
 何処を歩くか目標が定まらないので本屋で散歩の本を探す。色々な散策の本が並ぶ中で「40代からの街道歩き《日光街道編》」というのを見つけた。東海道や中山道もあったが日帰りを原則にすると最後までは歩けない。日光街道ならできるだろうと思い、日光街道にチャレンジすることにした。
 
 日光街道は日光東照宮の造営時から整備された。江戸から宇都宮までは「奥州街道」と重複している。日光街道の宿場は21宿。全行程は36里3町2間(約142Km)。昔は江戸から出発し3泊4日の行程だったといわれる。これを単純計算すると1日約36km程度歩くことになる。現代人と比べ、昔の人がいかに健脚だったかと驚かされる。
 
 案内書では日本橋~北千住、北千住~草加、草加~越谷・・・と、10kmから15kmで3時間から4時間程度、歩数は約2万歩程度に分割し、18回で日光に着くようになっている。交通手段は東武伊勢崎線と東北本線、駅から遠い所はバスを利用し日帰りが原則になっている。さて次第に遠くなってくると往復の時間がかかる。そうなった時は果たして最後まで行けるのだろうかと思うが、先ずは歩いてから考えることにして日本橋に向かった。
 
      
 
                       日本橋
 
              
 
                    麒麟像で飾った橋柱
 
      
 
                   三越を左に見て進む
 
      
 
                  休日朝早くの日本橋は静か
 
             
 
             
 
                    十思公園(じっしこうえん)
                     伝馬町牢屋敷の跡地
 
                
 
                     吉田松陰終焉の地
 
      
 
                 浅草橋周辺は繊維関係の会社が多い
 
             
 
                        浅草橋      
 
      
 
                      神田川の屋形船
 
             
 
                      総武線の鉄橋
 
             
 
      
 
                    どじょう料理の「駒形どぜう」
 
             
 
                         駒形堂
               漁師の網にかかった浅草寺の本尊を持ち帰り
                 草庵に祀った。その草庵があった場所
 
      
 
                         浅草
 
      
 
      
 
                      浅草寺雷門
 
      
 
               年間3000万人が参拝する都内最古の寺院
 
             
 
      
 
                      浅草寺(せんそうじ)
 
      
 
                 隣接する浅草神社(あさくさじんじゃ)
               神社は音読み、お寺は訓読みが一般的とか
 
      
 
                   神社の能舞台でフラダンス
                   少し違和感を感じがする
 
            
 
                   二天門から外に出る
 
               
 
            
 
                待乳山聖天(まつちやましょうてん)
 
               
 
                  大根1本250円で売っていた
 
            
 
                 こちらの能舞台の方が趣がある
 
      
 
      
 
            大根を仏前に供えて商売繁盛、夫婦和合を祈願
 
      
 
                      今戸神社
 
      
 
                   招き猫発祥の地といわれる
 
             
 
             
 
                       南千住の陸橋
 
      
 
                      隅田川操車場
 
             
 
                     回向院(えこういん)
 
           
 
                     解体新書の記念碑
          杉田玄白などが刑死者の腑分けに立会い、「解体新書」を記した
 
      
 
     
 
      吉田松陰が最初に弔われた墓           鼠小僧の墓
 
             
 
      
 
                      浄閑寺(じょうかんじ)
             安政の大地震で吉原の遊女の亡骸が多数運ばれ、
           投げ込み同然に弔われたことから「投げ込み寺}と呼ばれた
 
                
 
      
 
                  都電荒川線の始発駅三ノ輪橋
 
      
 
                      三ノ輪橋商店街
 
               
 
                        円通寺
                屋根の上の塔の中に金色の観音像
 
      
 
            上野寛永時から移築された弾痕が残る寛永寺の黒門
                   奥に彰義隊士の墓がある
 
      
 
                   素盞雄神社(すのおじんじゃ)
 
      
 
             
 
                       傘のおみくじ
 
      
 
                       千住大橋
 
             
 
                千住大橋は「奥の細道」の旅立ちの地
 
                   千じゆと云所にて船をあがれば、
                  前途三千里のおもい胸にふさがりて、
                   幻のちまたに離別の泪をそゝぐ
               
      
 
                         隅田川
 
      
 
                  元やっちゃ場の跡にある足立市場
 
                 
 
                 
 
      
 
                         源長寺
 
            
 
                      北千住商店街                
 
      
 
                         北千住駅















 
 

文京区(小石川後楽園)

2018年10月19日 08時31分43秒 | 散歩(8)
 関東の秋雨期は梅雨期より雨が多いとか。10月14日も朝から小雨が降っていた。家に閉じこもっているのも嫌なので、友人に紹介された「現代日本のパッケージ2018」展(入場無料)を見に行くことにした。以前多少パッケージの仕事に携わっていたから、少し興味を持ったのである。場所は文京区水道の印刷博物館となっている。グーグルマップで検討をつけ、有楽町線で江戸川橋から歩くことにした。
 
          
 
 神田川に沿って走る首都高5号線の下を雨を避けて歩くと、やがて高いビルが現れてくる。そこは凸版印刷のビルである。ということは印刷博物館は凸版の運営だろうか。凸版のビルの傍にホールや印刷博物館の建物が併設している。以前にこのホールでの催し物を見に来たことを思い出した。
 
 パッケージ展は各団体や協会などで賞を取った作品が100点近く展示してあった。パッケージはいかに商品の特徴や魅力をアピールし、消費者に手にとって貰うかが勝負なのであろう。我々の時代はデザイナー個人のセンスや技量に多くを頼っていたように思う。しかし展示作品とその解説を見て行くと、今は人の知恵を集めてのチームプレーとしてパッケージ製作があるように感じる。今回展示会を見て、傾向は、優しさや温もり、自然や清潔感などを主張する作品が多いように思う。
 
 印刷博物館を出て、グーグルマップで近場を検索する。歩いて20分程度のところに小石川後楽園がある。帰りはこの小石川後楽園を見て飯田橋駅経由のルートに決めて歩き出した。
 
      
 
                      首都高5号線
 
      
 
                        神田川
 
          
 
                      トッパン小石川ビル
 
      
 
                     印刷博物館入り口
 
             
 
                  現代日本のパッケージ展入り口

         館内写真撮影不可のためインターネットから写真を転用
 
      
 
        
                      経済産業大臣賞
                   ソニー〈アイボ〉のパッケージ
 
          
 
                      経済産業大臣賞
 
         
 
                      経済産業大臣賞
 
      
 
                     印刷博物館 常設展示
 
      
 
                     印刷博物館 常設展示
                  浮世絵から活版印刷までの展示物
 
             
 
             
 
                          
 
      
 
             
 
                      小石川後楽園
 
      
 
 江戸時代初期に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後に上屋敷となる。)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に 完成した庭園。庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」になっており、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっている。この地は小石川台地の先端にあり、神田上水を引入れ築庭された。 
  
      
 
                
 
                   弁当を広げるとカラスが降りてくる
 
             
 
                      カワセミを撮影する人
 
             
 
                      ボランティアの演芸
 
      
 
      
 
      
 
      
 
      
 
      
 
      
 
      
 
      
 
           
 
             
 
      
 
      
 
                
 
         
 
      
 
             
 
             
 
                    帰りは飯田橋経由で帰る
 
      
 
                        飯田橋駅
 
 
 
 
 

散歩(那須烏山)

2018年10月12日 08時47分04秒 | 散歩(8)
  坂東33ヶ所を終えて当面散策する場所が決まらない。そこで今までに買った散歩の案内書を見返し、まだ行っていないところに行って見ることにした。まずは「関東むかし町歩き」で唯一行っていない「那須烏山」に行くことにする。
 
                
 
 栃木県の宇都宮駅から烏山線に乗り換え終点の烏山駅で降りる。烏山と聞けば世田谷区の烏山を思い出すが、ここは栃木県東部の那須烏山市(人口26000人)である。那須家の居城だった烏山城があった時代からの城下町で、那珂川が南北に流れる自然豊かな地。水と良質なコウゾウが採れたことから古くから盛んに和紙が漉かれた。また450年前からの「山あげ祭り」は、国の無形文化財に指定されており、開催時(7月)には10万人の観光客が訪れるそうである。
 
 町を歩いてまず感じるのは、道を歩いている人が皆無ということ、次に古い建物は並んでいるが、歴史を感じるような重厚な建造物がない。街としては活性化のために観光客を取り込もうとするのだろうが、年1回の「山あげ祭り」以外に目玉がない。唯一「龍門の滝」があるがJRで一駅離れているから連動しずらい。栃木県の県庁所在地宇都宮から1時間弱、しかし1時間半に1本程度ではやはりアクセスが悪い。この散歩の本で最後まで残ったのもこういうことなのだろうと思えた。     
 
      
 
                        JR烏山駅
 
             
 
           烏山線は途中駅は全て無人駅で終点の烏山駅は駅員一人
           スイカが使用不可能なため順番に現金精算を待つことになる
 
      
 
                       烏山駅前
 
             
 
             
 
             
 
      
 
                       山あげ会館
 
      
 
                    山あげ祭りに使う屋台   
 
      
 
            本物の1/5に縮尺した舞台で8分間祭りを再現、
             人間そっくりの人形が訛り混じりで講釈する
 
      
 
                         舞台
 
      
 
              自動的に動く舞台で山あげ祭りの概要が分る   
 
             
 
      
 
                       和紙会館
 
      
 
                  和紙を使った商品の展示即売
 
      
 
                    クラフト商品の展示即売
 
             
 
             
 
      
 
                        島崎酒造
 
             
 
      
 
                        八雲神社
 
      
 
                         泉渓寺
 
             
 
              張り出した根の間に銀杏の実が沢山落ちている
  
                  
 
             
 
             
 
             
 
      
 
             高台に城下町には似つかわしくない近代的な建物
             烏山中学校、烏山小学校、こども館が集まっている
 
             
 
             
 
      
 
                   
 
        
 
             
 
         
 
             
 
                         太平寺
 
      
 
                      山門に大きな草履
 
             
 
             「からすやま民話」としてこのちには多くの民話がある
                    「蛇姫様」もその一つ
 
      
   
                      太平寺は無住職寺
       
             
 
                       龍門ふるさと館
 
      
 
                伝説にまつわる龍が龍神となり奉られている
 
             
 
                   時々雷鳴とともに珠が光る    
 
      
 
                  大蛇が住むと言う龍門の滝    
 
      
 
                    幅65m高さ20m
 
      
 
                この窪みは深く、ここに大蛇が住むと言う     
 
      
 
                  
 
      
 
                         江川
 
                  
 
      
 
                        滝の上
 
      
 
                       蛇姫橋           
 
             
 
                    JR烏山線滝駅へ向かう
 
      
 
      
 
             
 
      
 
                      滝駅(無人駅)
 
      
 
                 勝手にプラットホームに入り電車を待つ
 
             
 
 
 
 
 

スナップ写真

2018年10月05日 08時40分28秒 | 散歩(8)
                           鎌倉
 
 台風24号の影響で土日は雨が降った。ブログにアップする材料も無いので、過去の写真の中から何枚かをピックアップして貼ってみる。デジタルカメラが一般的になってから、散歩の時に小さなデジカメを持って出かけるようになった。今は水彩画の題材になる風景を意識して撮っているから風景写真が多い。しかし当初はそんな目的も無いので、人間観察が趣味の私はもっぱら「人」をテーマに写真を撮っていたように思う。
 
 それぞれの場で人が織り成すある一瞬を切り取って見ると、その人の状況とか、心情とか、歴史とか、そんなものも見えてくるような気になる。今回はそんな写真を集めてみた。こうして写真を並べて見ると、人がその風景の中に溶け込み、何かを語りかけてくれるようにも思える。本来ならプライバシーの問題もあるのだが、基本的には後ろ姿、10年程度以前のもので、風景写真の一環としてご容赦願いたい。
 
    
 
                        新宿御苑
 
    
 
                      深大寺植物園
 
    
 
                     小田原 二宮神社
 
      
 
                       箱根旧東海道
 
      
 
                        三浦海岸
 
      
 
                          秋川          
 
      
 
                      横浜 山手教会
 
      
 
                     巣鴨 とげ抜き地蔵
 
      
 
                        秩父札所

      
 
      
 
                      川越 五百羅漢
 
      
 
                        自由が丘  
 
      
 
                     酉の市 台東区鷲神社                 
 
       
 
                        酉の市  
       
      
 
                     横浜ランドマークタワー
 
      
 
                       葉山一色海岸
 
      
 
                        三浦海岸
 
      
 
      
 
                        湘南海岸
 
      
 
                       田園調布
 
      
 
                       石神井公園
 
      
 
                        川崎市
 
      
 
                     皆野町 天空のポピー
 
      
 
                          衣笠
 
      
 
                          京都
 
      
 
                      都立狭山公園