カシオQV-70
私がデジタルカメラを最初に買ったのは1997年である。それはカシオQV-70という機種である。
当時デジタルカメラも出たばかりで、どれも5万円以上と高かったが、カシオのこの機種だけは安く、
3万円程度だったように思う。25万画素、画像サイズ320X240(pixeis)、2MBの内臓メモリー
(当時はメモリーカードはない)、単三電池3個を入れるものであった。それ以来デジカメは兆足の
進歩をし、瞬く間にアナログカメラにとって替わった。あれから14年、もう何台買い換えただろうか?
今、使っているのはソニーのサイバーショットというスリムタイプの機種である。このサイバーショット、
タッチパネル方式で小さな画面を押して操作するのだが、反応が鈍いのか誤作動が多く、何時も
イライラしている。「もうそろそろ買い替え時か?」、そう思って家電量販店へ行ってみた。
私は散歩の時にカメラを持って歩き、その場の風景を撮っている。その写真には私なりのこだわりが
あって、どちらかと言えば美しい写真を撮るのではなく、面白く自然な写真を撮りたいと思っている。
歩くほどに移り変わる風景、季節にふさわしい草花、そして道々に出会う人々、出来れば散歩中に
味あう空気感をそのまま写真に撮り込んでみたい。そんな写真を撮ろうとすると、一眼レフのように、
いかにも「綺麗な写真撮ります」と言う感じではなく、手軽で操作が素早く、相手にそれと気付かれ
ないカメラの方が良いのである。
家電量販店に行き、店員に私の条件と希望を話をしてみた。「どちらかと言えば隠し撮りですかね」
そんな話しを交えながら紹介してくれたのが、カシオの「エクシリムEX-TR100」という機種である。
このカメラ一風変わっていて、レンズと液晶と自在に動くフレームだけである。
セールスコピーに、こんなことが書いてあった。 《デジタル画像の撮影に必要な最小限のエレメント
だけで構成した新世代のデジタルコンパクトカメラです。ボディに替えてフレームという新しい要素を
備えることで楽々と自立し、壁に掛けることもできれば、ムービーカムのように片手で握りながら撮る
こともできる。それは、銀塩カメラの時代から脈々とつながってきた、カメラのカタチによる制約からの
解放を意味するとともに、思いもかけなかったアングルから風景や被写体をとらえ、驚くほど自由で
斬新な表現を実現することができる。さらに静止画とムービーという違いも軽々と飛び越えて、真に
"自由自在"な新しい撮影スタイルがここから生まれる》 とあった。
私は「新し物好き」である。そのアイディアが気にいって買うことにした。価格22800円、ポイントが
21ポイントつくから実質20000円である。1210万画素、サイズ12M(4000X3000)、感度I SO
3200相当、リチュームイオン電池内臓。14年前の同じカシオのデジタルカメラと比べても圧倒的な
能力差である。デジタル世界の変化の速さをまざまざと感じてしまう。
カシオ Exilim EX-TR100
最近の自分の写真を振り返って見て、自分でもあまり面白くないと思っている。それは風景の中に
「人」があまり写っていないからである。歩く道々の風景の中に人がいて、その人のしぐさや表情が
写り込んで、初めて写真に情感が宿るように思うのである。しかし、他人を写すことには抵抗があり
躊躇してしまう。そんな意識は歳を取るほど強くなっていき、人を写すことをしなくなってしまった。
それでは私の持ち味が出ない。出来れば前のように自在に撮って見たい。そう思い直したのである。
別にヘンな写真を撮るのでもなく、人のアラやおかしさをあげつらうわけでもない。風景の中の人を
切り取ることで、その場の雰囲気をよりリアルに引き出して見たい。そう思っている。さあ、次回から
新しいカメラを持って散歩に出よう。どこまで「人」に迫ることができるか?再挑戦である。
過去の写真で人を写し込んだものを何枚かピックアップした。こんな写真を撮って見たいのである。
京都 仲保利町
柏市
東神奈川
白金 八芳園
杉並区
石神井公園
川越 五百羅漢
狭山市 智光山公園
小田原 二宮神社
箱根湯本 旧東海道
秋川渓谷
前橋 親水水上ステージ
横浜 ランドマークタワー
大船 フラワーセンター
大船 フラワーセンター
逗子 鷹取山
入谷 朝顔市
横浜 山手教会
三浦海岸
三浦海岸
三浦海岸
葉山
七里ヶ浜
田園調布
衣笠
川越
自由が丘 ラヴィータ
新宿御苑
府中市 大国魂神社
秩父 金昌寺
茅ヶ崎
千葉 中山町
六本木 森美術館
浅草鷲神社 酉の市
浅草鷲神社 酉の市
巣鴨 とげぬき地蔵
鎌倉 駅前
鎌倉 鶴岡八幡
所沢
駒込 六義園
私がデジタルカメラを最初に買ったのは1997年である。それはカシオQV-70という機種である。
当時デジタルカメラも出たばかりで、どれも5万円以上と高かったが、カシオのこの機種だけは安く、
3万円程度だったように思う。25万画素、画像サイズ320X240(pixeis)、2MBの内臓メモリー
(当時はメモリーカードはない)、単三電池3個を入れるものであった。それ以来デジカメは兆足の
進歩をし、瞬く間にアナログカメラにとって替わった。あれから14年、もう何台買い換えただろうか?
今、使っているのはソニーのサイバーショットというスリムタイプの機種である。このサイバーショット、
タッチパネル方式で小さな画面を押して操作するのだが、反応が鈍いのか誤作動が多く、何時も
イライラしている。「もうそろそろ買い替え時か?」、そう思って家電量販店へ行ってみた。
私は散歩の時にカメラを持って歩き、その場の風景を撮っている。その写真には私なりのこだわりが
あって、どちらかと言えば美しい写真を撮るのではなく、面白く自然な写真を撮りたいと思っている。
歩くほどに移り変わる風景、季節にふさわしい草花、そして道々に出会う人々、出来れば散歩中に
味あう空気感をそのまま写真に撮り込んでみたい。そんな写真を撮ろうとすると、一眼レフのように、
いかにも「綺麗な写真撮ります」と言う感じではなく、手軽で操作が素早く、相手にそれと気付かれ
ないカメラの方が良いのである。
家電量販店に行き、店員に私の条件と希望を話をしてみた。「どちらかと言えば隠し撮りですかね」
そんな話しを交えながら紹介してくれたのが、カシオの「エクシリムEX-TR100」という機種である。
このカメラ一風変わっていて、レンズと液晶と自在に動くフレームだけである。
セールスコピーに、こんなことが書いてあった。 《デジタル画像の撮影に必要な最小限のエレメント
だけで構成した新世代のデジタルコンパクトカメラです。ボディに替えてフレームという新しい要素を
備えることで楽々と自立し、壁に掛けることもできれば、ムービーカムのように片手で握りながら撮る
こともできる。それは、銀塩カメラの時代から脈々とつながってきた、カメラのカタチによる制約からの
解放を意味するとともに、思いもかけなかったアングルから風景や被写体をとらえ、驚くほど自由で
斬新な表現を実現することができる。さらに静止画とムービーという違いも軽々と飛び越えて、真に
"自由自在"な新しい撮影スタイルがここから生まれる》 とあった。
私は「新し物好き」である。そのアイディアが気にいって買うことにした。価格22800円、ポイントが
21ポイントつくから実質20000円である。1210万画素、サイズ12M(4000X3000)、感度I SO
3200相当、リチュームイオン電池内臓。14年前の同じカシオのデジタルカメラと比べても圧倒的な
能力差である。デジタル世界の変化の速さをまざまざと感じてしまう。
カシオ Exilim EX-TR100
最近の自分の写真を振り返って見て、自分でもあまり面白くないと思っている。それは風景の中に
「人」があまり写っていないからである。歩く道々の風景の中に人がいて、その人のしぐさや表情が
写り込んで、初めて写真に情感が宿るように思うのである。しかし、他人を写すことには抵抗があり
躊躇してしまう。そんな意識は歳を取るほど強くなっていき、人を写すことをしなくなってしまった。
それでは私の持ち味が出ない。出来れば前のように自在に撮って見たい。そう思い直したのである。
別にヘンな写真を撮るのでもなく、人のアラやおかしさをあげつらうわけでもない。風景の中の人を
切り取ることで、その場の雰囲気をよりリアルに引き出して見たい。そう思っている。さあ、次回から
新しいカメラを持って散歩に出よう。どこまで「人」に迫ることができるか?再挑戦である。
過去の写真で人を写し込んだものを何枚かピックアップした。こんな写真を撮って見たいのである。
京都 仲保利町
柏市
東神奈川
白金 八芳園
杉並区
石神井公園
川越 五百羅漢
狭山市 智光山公園
小田原 二宮神社
箱根湯本 旧東海道
秋川渓谷
前橋 親水水上ステージ
横浜 ランドマークタワー
大船 フラワーセンター
大船 フラワーセンター
逗子 鷹取山
入谷 朝顔市
横浜 山手教会
三浦海岸
三浦海岸
三浦海岸
葉山
七里ヶ浜
田園調布
衣笠
川越
自由が丘 ラヴィータ
新宿御苑
府中市 大国魂神社
秩父 金昌寺
茅ヶ崎
千葉 中山町
六本木 森美術館
浅草鷲神社 酉の市
浅草鷲神社 酉の市
巣鴨 とげぬき地蔵
鎌倉 駅前
鎌倉 鶴岡八幡
所沢
駒込 六義園