60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

鎌倉散策

2019年04月26日 08時21分44秒 | 散歩(8)
  今日は久々に鎌倉を散策することにした。鎌倉の観光客は年間2000万人を越える。ゴールデンウイーク前とはいえ人込みを避けるため、鎌倉のハイキングコースを歩いてみた。鎌倉駅からバスで坂東33ヶ所の1番札所である杉山寺まで来て、ここから衣張山へ登る。歩きながら以前にも来た記憶がよみがえってくる。鎌倉には30回ぐらい来ているからどこを歩いたのか、認知も衰えているから記憶も曖昧である。歩き終わって振り返ると今日のコースの2/3は歩いたことがあった。
 
          
 
                    杉本観音バス亭
 
    
 
                     杉本観音
 
    
 
                   滑川沿いに進む
 
           
 
              ここから衣張山ハイキングコースが始まる
 
    
 
                 衣張山ハイキングコース
 
    
 
                    双体道祖神
 
           
 
                  衣張山山頂 標高120m
 
    
 
                  鎌倉の町や海が眺められる
 
          
 
    この場所は、映画「海街diary」で綾瀬はるかと広瀬すずが立ったロケ地
 
           
 
    
 
           
 
                  尾根伝いに下っていく
 
               
 
                      浅間山
 
    
 
           
 
    
 
             鎌倉にはタイワンリスがどこにでも生息している
 
    
 
    
 
           
 
           
 
                   子供自然ふれあいの森
 
 
                      パノラマ台
                晴れた日には富士山が見える
 
           
 
           
 
                      巡礼古道
 
           
 
    
 
                     巡礼古道
 
           
 
             巡礼古道は民家の間から自動車道に出る
 
    
 
                     旧華頂宮邸
          鎌倉三大洋館建築物の一つ(他は鎌倉文学館、古我邸)
 
    
 
                昭和初期に建てられた華頂公爵邸
 
    
 
             フランス式庭園が背後の緑に溶け込んで美しい
 
    
 
    
 
               旧華頂宮邸に隣接してある茶室
 
    
 
           
 
                      報国寺
 
    
 
    
 
    
 
           
 
                      竹の庭
 
    
 
           
 
           
 
                    田楽辻子のみち
 
           
 
                      大御堂橋
 
    
 
                 今日は流鏑馬の行事がある
 
    
 
                  一直線の長い馬場
 
           
 
                 1時間前から陣取っている
 
    
 
                    鶴岡八幡宮
 
           
 
                       舞殿
 
           

                       鶴岡八幡宮から駅の方角へ
 
           
 
           混雑する小町通りを避け横須賀線の西側へ向かう
 
           
 
                    横須賀線踏切
 
           
 
           
                
              鎌倉三大洋館の一つ古我邸
                    今日は貸切日か、門は閉まっていた
 
    
 
    
 
                以前行った時のスケッチ
 
           
 
            鎌倉三大洋館、あと一つが鎌倉文学館(インターネットから)
 
           
 
                      鎌倉駅へ
 
    
 
                     鎌倉駅西口


  

平成最後の桜(2)

2019年04月19日 08時39分18秒 | 散歩(8)
 4月13日(土)は晴天の予報。少し遅いかもしれないが、桜前線を北に追って秩父の長瀞に行ってみることにした。長瀞の桜は「日本桜名所百選」に選ばれた桜の名所で、長瀞周辺で約3000本余に及ぶ桜が植えられているという。長瀞には何度も来た事があるが桜の時期は始めてである。渇水の影響でライン下りも中止で観光客も少く、地元の人も桜は見飽きたようで花見をしているひとはいない。そんな長瀞の何キロにも及ぶ桜並木を一人歩いていると私の独占状態のように感じる。静寂の中、サラサラと桜舞い散る並木道は幻想の世界に引き込まれたようである。
 
    
 
                   秩父鉄道 お花畑駅
 
           
 
                  きのこうどん 400円
            この駅の立ち食いうどん・蕎麦は安くて美味しい
 
           
 
                     上長瀞駅
 
           
 
    
 
               秩父鉄道の線路に沿って桜並木がある。
                      桜の小道
 
           
 
               カメラを構えてSLの通過を待つ人
                 通過にはまだ2時間ある。
 
    
 
           
 
    
 
    
 
                    宝登山神社参道
 
    
 
                    宝登山神社
 
           
 
                    長瀞通り抜けの桜
            秋の七草寺(なでしこ寺)の別名を持つ不動寺の
           裏山に、約500本31種の八重桜が植えられている。
              まだ八重桜は満開には早く、3分咲き。
 
    
 
                     オオヤマサクラ
 
    
 
                      キクシダレ
 
    
 
                       醍醐の桜
 
    
 
                     イズヨシノ
 
    
 
                       駒繋ぎ
 
    
 
           
 
    
 
           
 
                       長瀞駅
 
           
 
                      岩畳通り
 
    
 
                       長瀞
 
           
 
                     川下り発着所
         川下りは渇水のため休業、水のあるところを遊覧するだけ
 
    
 
                     長瀞 赤壁
 
    
 
                     長瀞岩畳
 
           
 
         岩畳とその周辺では、かつて荒川の流れでできた甌穴をはじめ、
         断層や褶曲、節理、片理などが見られる。これらの地殻内部
         の様子を観察できることから、長瀞は「地球の窓」と呼ばれる。
 
    
 
                     北桜通り
      長瀞駅から高砂橋までの間、荒川に沿った全長約2.5㎞の道のりを
          約400本の桜が彩る。別名「桜のトンネル」と呼ばれる
     
    

                 どこまでも続く桜のトンネル
 
    
 
                     北桜通り
 
           
 
           
 
               北桜通りを右に折れ井戸の桜並木へ
 
           
 
                     金石水管橋
 
    
 
    
 
                       荒川
 
           
 
                      井戸の郷
 
    
 
                      蓬莱島
 
           
 
                     蓬莱島公園
 
    
 
                    井戸の桜並木
 
           
 
           
 
               再び金石水管橋を渡って北桜通りへ
 
    
 
                    再び北桜通りへ
 
           
 
                     結婚式場
 
    
 
                     北桜通り
 
         
 
             北桜通りを右に折れて野上駅に向かう
 
    
 
    
 
                      野上駅
 
           
 
                   すでにツバメが飛来
 
           
 
               この地に宮沢賢治が来た時の短歌
 
    
 
                     西武秩父駅
               秩父のシンボル武甲山が見える。
 
               これで、平成の桜の見納めである。

平成最後の桜

2019年04月12日 08時41分07秒 | 散歩(8)
 3月21日東京で開花宣言があった。それ以降寒い日も数日あって開花時期も少し長くなったようである。私の花見の定番コースの一つ、高麗市(所沢から30分)の巾着田の桜は4月6日が満開であった。都内から始まって北の高麗まで約2週間その間が私の花見期間である。首都圏に住み始めて50年、今まで色んな場所の桜を見てきた。東京では有名な目黒川、上野公園、千鳥が淵、飛鳥山等々、しかし都心ではあまりにも人が多くゆっくり桜を見る気分にはなれなかった。そんな経験もあって私の花見のスタイルは、人があまりいない所、酒盛りをやっているところはNG、提灯など人工物で飾られていないこと、公園などの平面的な桜より、土手沿いの桜並木をゆっくりあるいて見る方が好ましい。
 
3月31日 根川緑道~JR国立駅
 
 立川(根川緑道)から国立駅までのコース。根川緑道を歩いてみようと柴崎体育館駅で降りたら、地元主催で桜を見ながら歩くツアーが催されていてボランティアの人が要所要所に立って誘導していたので、それに従って歩いてみた。
 
   
 
    
 
    
 
    
 
           
 
           
 
           
 
                    国立 さくら通り
 
           
 
           
 
                    国立 さくら通り
 
           
 
    
 
                      大学通り
 
    
 
    
 
                     7分咲きか?
 
    
 
           
 
                  桜の新しい品種「舞姫」
 
    
 
            ソメイヨシノに比べピンク色が濃く華やかさがある。
 
    
 
           
 
    
 
                   一橋大学構内
 
    
 
                   一橋大学構内
 
4月2日 東京《台東区》
 
       
 
                  都心はすでに散り始めている
 
4月4日 所沢(航空公園駅~東所沢駅)
  所沢の桜の名所は東川の桜並木、5.4kmに700本の桜がある。
       
     
 
                航空公園駅前
      所沢は日本初の飛行場が造られ初の飛行試験が行われた。
      それを記念して日本初の輸送機YS11が展示されている。
 
         
 
                  航行公園駅
 
          
 
                      東川
 
                
 
                    東川桜並木     
 
                
 
               
    
 
    
 
        
 
    
 
    
 
4月6日(土)高麗(巾着田)
 
  高麗市の巾着田は秋の曼珠沙華(彼岸花)で有名であるが、高麗川に囲まれた巾着の形をした土手に桜が植えられている。桜の木がまだ若いから迫力はないが、人が少なくゆっくり桜並木を歩くのには絶好である。思わず森山直太郎の「さくら」を口ずさみたくなるシチュエーションである。
 
 
           
 
    
 
                     巾着田
 
    
 
            
 
    
    
 
 
4月6日元加治
  西武線元加治駅を降り、入間川沿の桜並木、細い遊歩道の両側に桜並木があり、桜が散るときの桜吹雪は圧巻である。    
 
    
 
                  西武池袋線 元加治駅前
 
    
 
                      入間川
 
    
 
    
 
    
 
    
 
    
 
        
 

日光街道(東照宮)

2019年04月05日 08時44分44秒 | 散歩(8)
 東照宮はたぶん4回目である。今までは東照宮をさらっと見ただけで、隣接している日光二荒山神社や日光山輪王寺/大猷院は廻ったことはことはなかったように思う。今回は日本橋から時間をかけて歩いて来たという思いもあり、一通り見て廻ることにした。
 東照宮は前回来た時は陽明門や唐門は修復中で覆いが掛かっていた。その覆いも外れ、その煌びやかさはまぶしいほどである。創建当時もこのようであったのなら、江戸から何日もかけて歩いてお参りに来るのも分かるような気がする。また大猷院までくると観光客が急に少なくなり、シーンとした静寂に包まれる。家光の遺言で「尊敬する家康の東照宮を凌いではならない」という意思が反映されているというが、それでも黒と金を基調にした装飾の本殿の存在感は圧倒的なものがあるように思えた。
 昔の人たちは江戸から何日もかけて歩いてきた。そしてここ日光に絢爛豪華な東照宮を見たとき、改めて家康の偉大さを思い、苦労して歩いてきた価値を感じ、それを人に伝える。そういうことから現代まで400年も東照宮が維持されてきたのであろう。そして今や年間1200万人もの人が訪れる大スポットになったのである。
 
           
 
                       日光橋
 
    
 
                        神橋
 
    
 
                      太郎杉
 
           
 
           
 
           
 
           
 
           
 
                     
 
    
 
           
 
    
 
    
 
                    勝道上人
 
    
 
                    輪王寺 三仏堂
 
    
 
                   東照宮 表参道
 
    
 
                   輪王寺 大護摩堂
 
    
 
    
 
        
 
                      五重塔
 
    
 
           
 
                  右が下神庫、左が上神庫
 
    
 
                     上神庫
 
           
 
         人間の一生を8面の彫刻で描いた作品の一つが三猿
 
    
 
                      三猿(神厩舎)
         子供が小さいときには、悪いものに触れないようにと教えている
 
    
 
    
 
                      陽明門
 
    
 
          500体以上の彫刻が施され、1日眺めていても
          飽きることがないから「日暮の門」とも呼ばれている。
 
    
 
                       唐門
               胡粉で白く塗られた本社の正門。
              柱や扉に唐木の名木を使用している。
 
    
 
                       唐門
 
    
 
    
 
             正面の建物(坂下門)に眠り猫が彫られている
 
    
 
                       眠り猫
                名工・左甚五郎の作と伝わる。
 
           
 
        裏側に雀の彫刻があり、猫が寝ているから雀が安心して暮らせる、
        強者と弱者が共存できる平和な世の中を表わしている。
 
    
 
                 眠り猫の下をくぐり奥社へ
 
        
 
                   長い石段を登る
 
    
 
                       奥社
 
    
 
              徳川家康の遺骨を安置した銅製の宝塔
 
           
 
           
 
    
 
                      鼓楼
 
    
 
    
 
                   日光二荒山神社
        1200年以上前から男体山を御神体として祀ってきた古社
 
    
 
                   縁結びのご神木
                杉にナラが宿り木したご神木
 
    
 
                       拝殿
 
    
 
               日光山輪王寺/大猷院(たいゆういん)
          大猷院は3代将軍徳川家光の廟所で、死後も尊敬する
            徳川家康のそばに仕えたいという願いで建立された。
 
    
 
                      二天門
 
    
 
                        本殿
   
    
 
                      本殿
 
    
 
           
 
           
 
                    東武線日光駅
 
    
 
                     JR日光駅
 
    
 
                 JR日光線で宇都宮から帰路へ


  「さて、次からどこを歩こうか?」、それを考えると少し憂鬱である。