今日は12月15日(日)、日中は曇りで夕刻から雨の予報、先週歩いていないので雨合羽をリュックに入れて歩くことにした。今回は埼玉県最後の宿場になる栗橋から茨城県の古河までである。
栗橋駅の改札をでると「静御前ゆかりの地」という大きな垂れ幕がかかっていた。静御前は源義経が愛した舞女として有名である。「その静御前と栗橋、どういう関係が?」と思い。駅近くにある静御前のお墓に寄ってみた。そこにはこんな説明が書いてあった。静御前は源義経が鎌倉幕府から逃れる際も行動をともにしていた。しかし途中捕らえられ鎌倉に召喚される。その後京都に戻るが、逃げる義経の消息を知り急いで平泉へ向かう。しかし現在の古河市に着いたときに義経の死を聞き、仕方なく京へ戻ろうとするが栗橋で病に倒れ、亡くなったそうである。そんな歴史が今の栗橋の売りになっている。
栗橋にある神社仏閣に寄ったあと、利根川を渡り古河市に入る。古河は今まで2度ほど訪れているが、城下町で落ち着いた雰囲気の街である。特に古河歴史博物館や鷹見泉石記念館がある地区の雰囲気が好きである。今回は時間をかけて写真を撮り、いずれ水彩画教室での画題にしたいと思っている。

栗橋駅の改札付近に「静御前ゆかりの地・・・」の垂れ幕

栗橋駅前

駅の近くにある静御前の墓

浄信寺
栗橋宿の名主・梅澤太郎右衛門が中興した浄土宗の寺

顕正寺
栗橋宿開拓者のひとり池田鴨之助が眠る

旧日光街道

深広寺

六角名号塔
六角名号塔は千人供養塔


利根川橋

利根川

利根川の広い河川敷


利根川橋を渡って左の脇道が日光街道

火の見櫓の下に「中田宿」の案内板がある


鶴峯八幡宮
源頼朝が鶴岡八幡宮から勧講したのが始まり

光了寺
静御前が弔われた高柳寺が前身


霜柱が立っている


JR宇都宮線の誇線橋


中田の松原
昔の中田の松原を復元しようと平成6年にクロ松が植樹された


古河公方公園
鎌倉公方の足利成氏が1455年に移り住んだ地






渡良瀬川 新三国橋

渡良瀬川の土手

古河城址本丸跡の石碑

土手から古河の市街地へ

長谷寺


古河歴史博物館


鷹見泉石記念館

鷹見泉石記念館






鷹見泉石記念館


左は古河文学館

古河第一小学校


永井路子旧宅

街角美術館

篆刻美術館

駅前通り

JR古河駅
今週末は雨の確立が高い。「日光街道を歩く」の続きは来年になるだろう。
このブログも年内はこれで最後にし、来年からまた再開したいと思います。