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60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

鎌倉街道(9)

2019年11月15日 09時10分22秒 | 散歩(8)

 今日は西武新宿線の入曽駅から西武線国分寺線の小川駅までである。狭山市から所沢市、東村山市を通り小平市まで。私は東京に就職して所沢市と東村山市に住んでいたので、今回のコースの90%以上は何らかの形で通っている。しかし鎌倉街道が通っていたこと、市内の住宅地を抜けて通っている細い道が、鎌倉時代からの道だったという新発見が新鮮であった。

    

                  西武新宿線 入曽駅

           

                     県道50号線

           

                 西武線に沿って入曽から新所沢へ

           

           

                       所沢市へ

           

                       新所沢

    

                    旧鎌倉街道の標識

           

           

           

                      東川の先を右折

    

                     新光寺

       源頼朝が狩猟に向かう途中、ここで昼食をとり、社地を寄進したと伝わる

         

    

                     弘法の三つ井戸

        諸国巡礼をしていた弘法大師が民家に立ち寄り一杯の水を求めた。

        婦人は快く引き受けたが、村に井戸はなく、遠方に水を汲みに行く。

        不憫に思った大師は杖で3ヶ所に印を付け、掘るように指示。

        村人が従うと良い清水が湧いたという。

           

     

           

    

                    車一台が通れるほどの道が続く

           

           

    

                      西武池袋線を渡る

           

    

                       長久寺

                  所沢市で唯一となる時宗の寺

         

                      時宗宗祖 一遍上人   

           

          新田義貞が鎌倉幕府との戦いで、ここに全軍を勢揃いさせた

           

                      松ヶ丘団地

                     所沢の高級住宅地

           

           

    

                    鳩峯八幡宮

    

              延喜21年(921)京都の石清水八幡宮を分祀した。

              新田義貞が鎌倉幕府軍と戦ったとき戦勝祈願。

    

                      佛眼寺

    

                       右下に狸

    

           

                   八国山の将軍塚へ

    

           

    

                    八国山尾根道

    

                     将軍塚

               新田義貞が久米川決戦で陣を張った場所。

           

           

    

                   久米川古戦場跡

    

                     徳蔵寺

    

              境内から室町時代の宝篋印が見つかっている。

           

           

    

                      熊野神社

           境内から応永32年(1425)銘の青銅製鰐口出土しており、

           室町時代には存在していたと考えられる。

    

                      梅岩寺

    

               応永5年(1398)に真言宗の観音寺として創建

    

               山門の両脇にカヤとケヤキの大木がそそり立つ

    

                    ケヤキの大木

    

                    カヤの大木

           

           

    

                    白山神社

    

           

           

                    16号線(府中街道)へ合流

           

                       府中街道

    

                     西武新宿線

    

                   府中街道と新青梅街道の交差点

           

    

                      八坂神社

    

                   臨済宗正福時の別当

               創建は弘安元年(1278)頃と推察できる。

           

           

                     西武多摩湖線

    

                    野火止用水

           

    

           

                      西武拝島線

    

                   左の林の奥はブリジストンの工場

    

                    ブリジストン東京工場

           

                  府中街道を右に折れて小川駅へ

           

    

                   西武国分寺線 小川駅



    

    


鎌倉街道(8)

2019年11月08日 08時35分41秒 | 散歩(8)

 今回は越生線の西大家から西武新宿線の入曽駅までである。今までは田園風景が広がる中を歩いていたが、坂戸市から日高市、狭山市と移ってきて次第に民家が多くなり、工場や配送センターが点在するようになってきた。鎌倉街道も幹線道路に接触する頻度が高くなり車が多くなると、昔し道を歩いているという楽しさはなくなり、ただ街中を歩いていているという感覚になってくる。そういう気分も1日中どんよりした曇り空で、晴れやかさがなかったことも影響しているのかもしれない。

    

                   東武越生線 西大家駅

          

          

                    平成22年建立の新しい馬頭観音

          

                       古い馬頭観音

                   あちこちが削られ破損の大きさがわかる

    

                      鎌倉街道案内板

            

            

    

            

                         水は澄んでいる

    

                 この当りは送電の鉄塔が林立する

            

    

                        東京電力変電所

           

    

                        一直線の道

            

            

    

            

    

    

                         境橋

            

            

            

                         女影踏切

            

                         JR川越線

    

            

            

            

    

                        霞野神社

    

            村社の諏訪神社が前身。明治43年に女影村と中沢村の

            白髭神社をはじめ12社を合祀して、現在の社名に改称した

            

                      境内を掃除する地元の人

    

                     女影ヶ原古戦場跡

               鎌倉幕府最後の執権、北条高時の遺児・時行が

                起こした「中先代の乱」の初戦が行われた地

    

                     無人販売店 どれも100円

              

                       わら束は2束100円

            

            

    

            

                        鎌倉街道上道碑

    

    

    

                 国道299号線との交差点は鎌倉街道交差点

            

            

            

                        圏央道の陸橋

    

            

                       このあたりから狭山工業団地 

            

            

                          智光山公園

    

              東京ドーム11個分の広大な敷地の総合公園

    

                         大日本印刷の狭山工場

            

    

                          影隠地蔵

              木曽義仲は嫡子・義高を人質に差し出して、源頼朝と和睦し

              頼朝は娘・大姫と義高を婚約させた。しかし平和は続かず

              義仲は頼朝に討たれる。義高の命も狙われ、大姫の計らいで

              逃げる道中、この地蔵の影に隠れて、追っ手から逃れたという。

    

    

            

                       鎌倉街道が右側

            

            

                         新富士見橋

    

                           入間川

            

                      河川敷には台風の痕跡が残る

    

                        清水八幡宮

        影隠地蔵で難を逃れた源義高だったが、結局は入間川の川原で斬殺される。

        悲しんだ北条時子は壮麗な神社を建立し、義高を祀ったという。

       応永9年(1402)の大洪水で流失。後年石の祠が見つかり現在の地に建立。

               

    

            

    

                         徳林寺

    

                     徳林寺 観音堂

          元弘3年(1333)、鎌倉攻めの本陣を置いた新田義貞が

          守護神を安置する堂舎を建てたのが始まり。

            

            

    

                          八幡神社

    

           土地の神を鎮めるために埋めたと考えられる「砂破利のつぼ」が

           大正12年に出土。その製作年代から、室町時代には創建したと

           思われる。伝承では新田義貞が鎌倉攻めで戦勝祈願し、そう後も

           篤く信仰し、一時は「新田の八幡宮」と称されたという。

       

                        新田義貞駒繋の松

    

    

                     西武新宿線 狭山市駅

            

                         駅の構内を渡る

            

            

                        県道50号   

            

            

    

                        コーセー狭山工場

    

                           茶畑

    

                          野々宮神社

     社伝によると、奈良時代に朝廷の命で創建され、祭神の倭姫命を奉斎とする

     とともに、入間路(古代の官道)の警戒と七曲井の管理を担ったという。

         

    

                         七曲井

            当時はまだ竪堀り井戸を掘る技術がなく、すり鉢状に

            掘り下げていることから、平安中期のものと思われる。

               

    

                         不老川

    

                         入間野神社

       建久2年(1191)に国井神社として創建されたと伝わり、水の神、井戸の神と

       崇められた。明治44年に水野地区の浅間神社と合祀。南入曽の「入る」と

       水野の「野」、そして神社の敷地が2地区の間に立つことから「間」を選び

       現在の「入間野」神社となった。           

    

            

    

                          金剛院

    

          創立年代は不祥ながら、天文2年(1533)に中興し、

          慶安2年(1649)には徳川家光から十石の朱印状を得ている

            

                         入曽駅前通り

    

                    西武新宿線 入曽駅