60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

秋田出張

2018年04月27日 08時37分31秒 | 散歩(8)
 久々の出張、今回は秋田である。日帰り可能なので早朝に新幹線で行ってお昼に着き、午後1時に面談予定でアポイントを取った。上野駅に行き切符を買っておこうとしたが混んでいる。隣にある旅行会社のカウンターに行って聞いてみたが、切符だけの販売はしていないという。「それより秋田であれば1泊のJALパックの方がお徳ですよ」とパンフレットを見せられ説明を受ける。
 新幹線往復だと、16,810X2=33,620円。JARパックだと往復の飛行機代と一泊の宿泊券(朝食付き)込みで23,300円と1万円も安い。羽田空港と秋田空港までの運賃を4000円程度加算してもまだ安い。急ぐ出張でもないし、久々に一泊の飛行機の旅をしてみる気になった。
 
 飛行機にはもう何年も乗っていない。チケットはA4に打ち出され、搭乗日や便名が書かれている用紙の左上にQRコードがあり、保安手続きと塔乗時にこのバーコードを自動チェックイン機にかざしてくれと説明を受ける。今までとは違う手順、慣れない要領に少し不安な部分もあるので早めに行き,、一つ一つ確認しながら搭乗する。今は飛行の中でもWi-Fiが使えて、スマホを見ることも、機内からメールすることも出来る。油断していると浦島太郎になり世の中の変化に着いていけなくなることを実感した。
 
 
 
               
 
         
 
    機内Wi-Fiでグーグルマップを開くと、今何処を飛行しているかが分る。
 
                ホテルに着き、外食に出る   
 
          
 
              ホテルの近くにあった居酒屋に入る
 
          
 
                  焼酎のお湯割り1杯
 
          
 
                    刺身3点盛り
 
          
 
                     焼きカレイ
 
          
 
                最後に稲庭うどん(温)で〆
 
          これで閉めて1910円、やはり地方は安いと感じる
 
 
 
                翌朝6時から朝の散歩にでる
 
   
 
                    大手門堀
 
   
 
                中土橋から千秋公園へ
 
   
 
   
 
   
 
                     表門
 
   
 
                  久保田城 御隅櫓
 
          
 
        
 
                   佐竹義堯公銅像
 
             
 
   
 
                   秋田市街
 
   
 
                  八幡秋田神社
 
   
 
   
 
                    彌高神社
 
         
 
   
 
                    胡月池
 
   
 
                    大手門堀
       秋田の朝は活動が遅いのか、7時過ぎても人が歩いていない
 
   
 
             ホテルのレストランから西(海側)方向
 
         
 
                  海側は工業地帯
 
   
 
                   赤レンガ郷土館
 
   
 
                    那波紙店
            明治11年創業、和紙和紙小物取り扱い
 
   
 
                      旭川
 
          
 
                     池永小路
 
             
 
          
 
                    秋田市民市場
 
   
 
   
 
      
 
   
    
   
 
                   民族芸能伝承館
 
   
 
                    旧金子住宅
 
   
 
   
 
   
 
      
 
                  秋田竿灯まつり
 
   
 
                    高砂堂
                   明治27年創業 秋田銘菓りんごもち
 
   
 
                      宮城屋
               昭和2年開業の蒲鉾専門店
 
   
 
                  秋田県立美術館
 
   
 
   
 
                2階 ミュージアムラウンジ
 
   
 
                  秋田県立美術館
            正面に水が敷いてあり、鏡に景色が写る
 
            
 
                万延元年(1860年)創業
 
   
 
                     稲庭うどん
 
   
 
                     秋田駅
 
   
 
             秋田駅から秋田空港へリムジンバスで
 
        
 
                      羽田沖
 
        
 
                    着陸寸前
 
 
 
 

坂東33ヶ所札所巡り(11)

2018年04月20日 08時35分39秒 | 散歩(8)
 前回は、さいたま市の12番慈恩寺から東京の13番浅草寺を周った。今回は横浜市南区にある14番札所の弘明寺(ぐみょうじ)である。そして次回15番は群馬県高崎市と札所の場所は飛びすぎて、その順番に脈絡が無いように思う。四国八十八ヶ所や秩父三十四ヶ所は、1番から順番に歩くようになっている。江戸時代の十返舎一九も「西国巡礼は第一より順に巡はれども、坂東はいろいろ入り組み、順に巡はることなり難し」と指摘している。私は電車で行くから何ら問題は無いが、たぶん昔の人は順番を無視して、自分の都合に合わせて周るしかなかったように思える。
 
 JR品川駅で京急線に乗り換え弘明寺で降りる。駅名が弘明寺とあるぐらいで、お寺は駅の直ぐ傍にあった。お参りを済ませた後、早速グーグルの地図を検索してどこを歩くかを検討する。私の目的は巡礼ではなく散歩の切っ掛けである。だから2~3時間程度で2万~3万歩け、できれば見所のあるところを歩きたいと思っている。検討の結果、帰りに所沢まで直通の電車がある、みなとみらい線 元町・中華街駅まで歩くことにした。中華街近辺は何度も歩いたことがあるから、大体の地理は分っている。「中華街でランチを食べる」それを目標にして右手にカメラを持って歩き始めた。
 
         
 
             JR品川駅で京急線に乗り換える
 
   
 
                  京急線 弘明寺駅
   
 
   
 
                   弘明寺(ぐみょうじ)駅 
 
         
 
                  駅を降りて坂道を下る              
                               およそ5分で弘明寺に着く
 
   
 
                  弘明寺 仁王門
 
          
 
   
 
          
 
       
 
             石段の途中に 身代わり地蔵がある
 
                  
 
   
 
                       本堂
 
   
 
    弘明寺は横浜市内最古の寺院で天平9年(737年)創建といわれている。
 
   
 
                       梵鐘
             寛政10年(1798年)に再々造と書いてある
 
   
 
                      楓関門  
 
         
 
                弘明寺前の小店街
 
          
 
                  大岡川の桜並木
 
   
 
         
 
              遅れて咲いた桜がチラホラとある
 
         
 
   
 
                        大山ねずの命示神教会という新興宗教
    近年ここ蒔田駅周辺に幾つも巨大ビルを建て、信者で賑わっているとか
 
          
 
                    
 
          
 
          
 
          
 
                オートレース・チケットショップ
 
          
 
                     横浜球場
 
   
 
                    横浜公園
 
   
 
   
 
   

                    横浜公園
 
             
 
          
 
                     日本大通り
 
          
 
             だんだんお洒落な雰囲気になってくる
 
          
 
          
 
          
 
   
 
          
 
                   横浜開港資料館
 
   
 
                   横浜開港資料館
 
   

                大桟橋に停泊していたのは
             マルタ船籍 セレブリチィー・ミレニアム号
            全長294.0m 全幅32.2m 定員2158名
 
   
 
                   横浜アカレンガ倉庫
 
      
 
   
 
                  横浜アカレンガ倉庫
 
   
 
                      新港
 
          
 
   
 
                   大桟橋ふ頭
        さすがに2000名以上が乗る大型船は大きなマンションのようで
        ふ頭にもそれに見合うだけのインフラの装備が必要になるのだろう。
 
   
 
                    山下公園
 
   
 
   
 
                      山下公園
 
            
 
                赤い靴はいてた女の子像
 
   
 
   
 
                  日本郵船 氷川丸
 
   
 
                    水の守護神像
 
       
 
                    横浜中華街
 
   
 
               休日のお昼時、中華街は人人人
 
          
 
             人気の店はズラリと長い行列ができる
 
          
 
             並ぶのは嫌なので場末のラーメン屋へ
 
   
 
               本日のランチ 横浜サンマーメン
 
       
 
              みなとみらい線 元町・中華街駅
 
          ここからは各線の乗り入れで所沢までは1本で行ける
 
 
 

坂東33ヶ所札所巡り(10)

2018年04月13日 11時12分26秒 | 散歩(8)
 今日は札所12番慈恩寺と13番浅草寺を巡る。慈恩寺は埼玉県岩槻市にある。大宮から東武野田線に乗り豊春駅に降りる。駅から北西に40分歩くと12番の慈恩寺がある。慈恩寺は824年、慈覚大師円仁により開かれた寺院。最盛期には66ヶ所の坊を有し、地域を代表する天台宗の有力寺院となっていた。しかし江戸時代以降、数回の火災によって、現在は大寺の面影は薄れてしまった。
 
 一方浅草の浅草寺(せんそうじ)は都内最古の古刹である。浅草寺は寛永の大火や昭和20年の東京大空襲で消失したが、昭和33年再建された。東武線の浅草駅や地下鉄浅草線の近くにあり、浅草寺を訪れる人は年間3000万人と今や日本を代表する観光地である。坂東札所12番と13番、その栄枯盛衰を対比して見ると、地域間格差が如何に大きいかが分るような気がする。
 
 
         
 
                 東武野田線 豊春駅
 
         
 
         
 
         
 
         
 
                     ハナミズキ
 
         
 
   
 
               菜の花の黄色は温かさを感じる
 
         
 
      
 
                   慈恩寺
 
   
 
                  12番札所 慈恩寺
 
   
 
                 参拝者は一組
 
          
   
          
 
          
 
               慈恩寺を出て弦奘塔へ向かう
 
          
 
                 弦奘塔(げんじょうとう)
      弦奘は「西遊記」で馴染み深い三蔵法師のこと、昭和17年この
       弦奘の遺骨が南京で発見され、その遺骨の一部が慈恩寺に
       分骨奉安され、遺骨を安置した十三重石塔が建てられた。         
 
   
 
        三蔵法師の像と弦奘塔、塔の高さ18mの十三重石塔
 
         
 
         弦奘塔からグーグルマップのナビを春日部駅にセット
 
         
 
         グーグルマップは土手の上の桜並木を指令してくれた
 
    
 
         
 
                   長く続く遊歩道
 
         
 
   
 
                 埼葛斎場の白いハナミズキ
 
         
 
   
 
                    古利根川
 
         
 
               東武野田線の踏み切り
 
         
 
                  春日部市街
 
   
 
                   本日のランチ
 
   
 
                  春日部駅西口
 
          春日部から浅草まで、押上で乗り換えて約50分
 
         
 
                   東武浅草駅
 
         
 
         
 
   
 
                   お馴染みの雷門
 
         
 
               外人の着物姿が目に付く
 
         
 
   
 
   
 
                     仲見世
 
         
 
                  お正月並みの混雑
 
         
 
                 お土産は箸が人気
 
         
 
   
 
   
 
                 6~7割は外人のよう
 
          
 
          
 
   
 
   
 
                      本堂
 
   
 
             
 
                  欧米系は漢字が好き
 
         
 
         
 
         
 
         
 
                    影向堂内
               ご朱印を貰うのに20分待ち
 
         
 
                 13番浅草寺のご朱印
 
   
 
                伝法院庭園からの眺め
 
   
 
       伝法院の庭園は開園期間が限られていて、入園料300円
       そのため観光客は入ってこず、比較的ゆったりと見て歩ける
 
       
 
             秋は紅葉で綺麗だろうと想像できる
 
         
 
                     藤棚
 
   
 
          
 
   
 
         
 
                     シャガ 
 
         
 
               浅草寺を出て上野に向かう
 
         
 
                    浅草通り
 
   
 
                     上野駅
 



 

坂東33ヶ所札所巡り(9)

2018年04月06日 08時40分39秒 | 散歩(8)
 今日は坂東第11番札所、岩殿山安楽寺である。前回10番で一緒した東武線森林公園に住む友人の家が近くだから、一緒に歩く予定だった。しかし2日前に38度の熱が出て寒気がするから行けないという電話が入り、今回は単独行になった。一人で歩くときは一人の楽しみ方がある。雰囲気があると思えるルートを選んだり、目に付いた草花に目をやったり、絵の題材になりそうな風景で立ち止ったり、写真の構図を考えるのに時間をかけたり、自由気ままに歩く。こんな風に一人が楽しめるようになったのは60歳を過ぎてきてからだろうか。
 
 20代後半の夏、憧れて一人旅に出たことがある。東京から中央線小海線と乗り継ぎ美しの森へ、そこから再び小海線で小諸に着いたときは暗くなっていた。駅に降り宿を探すのに片っ端から電話しやっと1軒の旅館に泊ることができた。翌日懐古園や小諸城址を一人で散策し東京まで戻った。見て歩く風景に感激するわけでもなく、ただ自分の立てたスケジュールをこなしているだけで、旅を楽しむ余裕はなかった。家族連れの多い夏休み、周りは一人で過ごす私をどう見るだろうか?と、気にしながら旅していたように思う。たぶんその年代の私は一人旅行を楽しむ余裕がなかったのであろう。
 
 東武東上線の東松山駅駅を降りて東に向かう。東松山は池袋から急行で1時間の距離にある郊外である。このあたりまで来るとマンションは少なく庭付きの一戸建てが多くなる。道々にある桜もすでに散り始め、家々の庭を飾る花々も一斉に咲き始め春爛漫を感じる。駅から1時間少しで安楽寺に着く。このお寺は埼玉県比企郡吉見町にあり、地元では吉見観音と呼ばれている。吉見の地名で思い出すのは「吉見百穴」、以前来たことはあるがもう一度見ることにした。あと松山城跡、箭弓稲荷と余力があると思えばあちらこちらに寄ってみる。これも一人ならではの自由さである。
 
   
 
                東武東上線 東松山駅東口
 
         
 
              東口から真っ直ぐ伸びる駅前通り
 
   
 
               桜の花びらが浮かんだ下沼公園
 
          
 
          
 
   
 
                  市野川土手の桜並木  
 
   
 
          
 
   
 
                     市野川
 
   
 
              これだけ花を付けると異様な感じがする。      
 
   
 
              郊外の一戸建てならではの贅沢
 
          
 
              
 
          
 
          
 
   
 
                     桃の花
 
          
 
   
 
                     春爛漫
 
         
 
   
 
          
 
            
 
          
 
                      参道 
 
   
 
            右側は阿弥陀如来像「吉見大仏」と呼ばれる
 
   
 
               第11番札所 岩殿山 安楽寺
 
   
 
           この寺の草創は、およそ1300年前、
    東国を巡遊していた行基が、観音像を刻んで岩窟に納めたのが始まり。
 
       
 
               三重塔は江戸時代初期の建築 
 
   
 
                   朱塗りの薬師堂
 
             
 
   
 
         
 
   
 
         
 
         
 
   
 
          
 
      桜は散り際に花の中心部が濃くなり、ピンクが濃くなるらしい
 
   
 
   
 
                吉見百穴(よしみひゃくあな)
 
   
 
           今から1200年前の古墳時代の横穴墓群
 
   
 
                横穴は200個近くある
 
   
 
   
 
                     穴の内部
 
   
 
          戦時中、同じ岩山に掘られた地下軍需工場跡
 
          
 
          
 
        v 
 
           岩は凝灰質砂岩で出来ているから掘りやすい
 
        v 
 
             吉見百穴の前のうどん屋で昼食
 
   
 
                    肉汁うどん650円
 
        
 
                    岩室観音堂
 
          
 
   
 
                    洞窟内の石仏
 
        
 
                      胎内くぐり
 
   
 
                   ハート型の穴をくぐる  
 
   
 
                    岩窟ホテル
   明治時代後期から大正時代にかけて、農夫高峰峰吉の手によって掘られた。
 その時に「岩窟ほってる」が訛って「岩窟ホテル」と聞こえ新聞に報道されたのが始まり
 
          
 
   
 
                       松山城跡
 
          
 
          
 
   
 
                     市野川
 
         
 
   
 
                  箭弓稲荷参道
 
   
 
                箭弓稲荷(やきゅういなり)神社
 
          
 
          
 
 
          
 
           神社は昔から勝負の神としてお参りが盛んで
      箭弓(やきゅう)=野球から絵馬がバットやベースの型になっている
 
            
 
          
 
                   東松山駅西口