散歩するには、やはり海の方が面白い。日常の風景からガラリと変わって、気分転換になるからだろう。そんなことから今回もいつもの2人を誘って三浦海岸を歩くことにした。リタイヤ組の彼らにとっても、一緒に歩く仲間がいれば出かける切っ掛けになる。夫婦2人で暮らす仲間の奥さんは、我々のためにお弁当を作ってくれるようになった。いつも顔をつき合わせて暮らす夫がいなくなれば、奥さんも解放される。弁当で追い出せるのであれば安いものなのかもしれない。
10時に京急三浦海岸駅で待ち合わせ、そこからバスで20分の剣崎で下車。そこから歩いて松輪海岸へ、三浦半島の南面の海岸伝いに歩くコースである。三崎層と呼ばれる白と黒の2層からなる岩が、波に侵食されゴツゴツとした岩場が続いている。今回が2度目だが、なんとなくここの海岸は太古の時代の海辺を感じさせてくれる。

京急三浦海岸駅からバス

剣崎で下車

バス亭から歩いて15分、松輪海岸へ

松輪海岸(江奈湾)

松輪漁港


キャベツ畑
江奈湾から一旦岬を渡って次ぎの海岸へ
三浦半島は海岸段丘と呼ばれ、海岸から数十メートル上がると平らな
平地が続き、畑作には適しているから首都圏への生産地になっている。

スイカ畑

再び海岸線へ 白浜


小島の山は浅間山



スリリングな場所も何ヶ所かある


毘沙門湾


遠くに見える橋は城ヶ島大橋

盗人狩

盗人狩は盗人が断崖の迫力と怒涛の荒波に、逃げるのを断念したとの由来から


この海岸は白っぽい層と黒っぽい層が交互に重なり合い縞模様を作っている。
白っぽい層は泥岩(シルト岩)、黒っぽい層は砂礫岩で約1200万~500万
年前深海で堆積したと考えられている。この層の厚さは1300m以上とか・・。


千畳敷の岩棚

宮川フィッシャリーナ

崖の上に2基の風車


宮川町バス停から三崎港経由京急の三崎口駅へ