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60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

散歩(松輪海岸~宮川湾)

2016年04月28日 17時28分44秒 | 散歩(6)
 散歩するには、やはり海の方が面白い。日常の風景からガラリと変わって、気分転換になるからだろう。そんなことから今回もいつもの2人を誘って三浦海岸を歩くことにした。リタイヤ組の彼らにとっても、一緒に歩く仲間がいれば出かける切っ掛けになる。夫婦2人で暮らす仲間の奥さんは、我々のためにお弁当を作ってくれるようになった。いつも顔をつき合わせて暮らす夫がいなくなれば、奥さんも解放される。弁当で追い出せるのであれば安いものなのかもしれない。
 
 10時に京急三浦海岸駅で待ち合わせ、そこからバスで20分の剣崎で下車。そこから歩いて松輪海岸へ、三浦半島の南面の海岸伝いに歩くコースである。三崎層と呼ばれる白と黒の2層からなる岩が、波に侵食されゴツゴツとした岩場が続いている。今回が2度目だが、なんとなくここの海岸は太古の時代の海辺を感じさせてくれる。

           
 
                京急三浦海岸駅からバス
 
           
    
                      剣崎で下車
 
    
 
               バス亭から歩いて15分、松輪海岸へ
 
    
 
                   松輪海岸(江奈湾)
 
    
 
                     松輪漁港
 
    

 
    
             
                      キャベツ畑 
             江奈湾から一旦岬を渡って次ぎの海岸へ

      三浦半島は海岸段丘と呼ばれ、海岸から数十メートル上がると平らな
      平地が続き、畑作には適しているから首都圏への生産地になっている。
 
    
 
                      スイカ畑
 
    
 
                   再び海岸線へ 白浜
 
    

 
    
 
                   小島の山は浅間山
 
    

 
    

 
    
 
                  スリリングな場所も何ヶ所かある
 
    
     
 
    
 
                       毘沙門湾

           
 
    
 
                 遠くに見える橋は城ヶ島大橋
 
    
 
                      盗人狩
 
    
 
    盗人狩は盗人が断崖の迫力と怒涛の荒波に、逃げるのを断念したとの由来から
 
    

 
    
 
    この海岸は白っぽい層と黒っぽい層が交互に重なり合い縞模様を作っている。
    白っぽい層は泥岩(シルト岩)、黒っぽい層は砂礫岩で約1200万~500万
    年前深海で堆積したと考えられている。この層の厚さは1300m以上とか・・。
 
    

 
    
 
                     千畳敷の岩棚
  
    
 
                   宮川フィッシャリーナ
 
           
  
                    崖の上に2基の風車
 
    

 
           
 
            宮川町バス停から三崎港経由京急の三崎口駅へ











水彩画教室(14)

2016年04月22日 08時09分32秒 | 美術
                                習い始めの頃に水彩色鉛筆で描いた絵
 
 水彩画教室に通い始めて4年半が経過した。当初は手軽に絵が描ければ良いと思い、水彩色鉛筆で描き始めた。その水彩色鉛筆も3年以上続けていると、マンネリになって壁にぶち当たった感じがする。そのマンネリを打破するために、昨年から透明水彩に変更した。しかし水彩を続けると自分の弱点が見えてくる。色鉛筆であれば芯先が画用紙に接触して固定するから細かな描写も可能である。しかし水彩は筆が宙に浮くから、筆が上手くコントロールができない。筆では細く真っ直ぐな線が引けず、ボテボテとした輪郭になって野暮ったい絵になってしまう。そんなことを先生に話すと、「ペンで描きこんで薄く色を付けて描いてみたら?」と言われる。そこで先月からペンで下絵をしっかり描き、それから薄く色を付けるやり方を習い始めた。
 
    
 
                           ①水彩色鉛筆
 
    
 
                      ②透明水彩
 
    
 
                      ③ペン+水彩

 上の絵は海を題材にした3種の絵である。①が当初からの水彩色鉛筆で描いたもの。細かなところまで描けるが鉛筆の硬さが残る。②は昨年から始めた水彩画、軟らかく色の多用さは可能だが、筆が上手くコントロールできないから、絵にシャープさが無い。③は今回から本格的に始めたペン+水彩、少し絵が軽くなった感じがする。
 
 それぞれに一長一短があるのだろう。そんな中で自分にとって一番表現しやすい描き方を見つけるしかない。老後に始めた絵だから、どうしても手が上手く動かない。そんな欠点を補ってくれるのはペンと水彩の併用かもしれない。先生によれば色は大胆に付け、はみだしてもかまわない。輪郭や陰までペンで描けば、塗り残しの部分は光が当たった表現になる、と言う。ペン+水彩は色の濃淡や配色によって雰囲気が変わる。まだまだ自分の納得する絵には遠い道のりのように思える。
 
 下からの絵は昨年11月から6ヶ月の作品である。前半は水彩画、後半の5作品は先月から始めたペンと水彩の併用である。
 
         
 
                   下関市 関門海峡
 
         
 
                      高千穂峡
        滝は最初にマスキングインクで水の部分を描いたあと岩を塗る。
           その後にマスキングインクを剥がして周りの色と馴ませる。
            
         
 
                      阿蘇山
    
         
 
                       倉敷市
 
     
 
                      倉敷市
 
    
 
                     高千穂町
 
    
 
                   あきる野市 秋川
  
    
 
                 川崎市 多摩自然遊歩道
 
    
 
                    秩父 横瀬
 
    
 
                 川崎市多摩区 日本民家園
 
    
 
                 川崎市多摩区 小沢城址
 
    
 
                小金井市 江戸東京たてもの園
 
    
 
               小金井市 江戸東京たてもの園
 
 
 
           ここからの絵はペンで描きこんでから薄く色を付けた。
 
    
 
                    下関市 笹山町
 
    
 
                    下関市 唐戸町
                 直線部は定規を使っている。
 
    
 
                     三浦市 佃嵐崎
 
    
 
                    三浦市 栗谷漁港
 
    
 
                     飯能市 白雲山
 







散歩(名栗湖)

2016年04月15日 08時13分57秒 | 散歩(6)
 4月の2週には都心の桜はほぼ散ってしまったので、土曜日(4/9)は少し郊外に行ってみることにした。西武線の飯能駅から名郷行きバスに乗り約50分、小殿で降り名栗川に沿って下って行く。このあたりは標高250m、100m上がると0.6度下がるといわれる気温、都心と常に1.5度低いこの地のサクラは今が満開である。
 名栗川を下る右手に白雲山があり、そこに鳥居観音の大きくて真っ白な救世大観音が立っている。三つ葉ツツジが咲く山道の参道を登って大観音へお参りし、再び下って今度は名栗湖(有間ダム)へ行く。最後に名栗湖のそばにある「さわらびの湯」で汗を流し、再びバスで飯能まで帰る。落ち着いた春ののどかさを感じた1日であった。
 
    
 
                 県道28号、青梅飯能線
                   小殿でバスを降りる。
 
    
 
                      名栗川
 
    
 
                養殖のアユを放流している
 
            
 
                   アユは10センチぐらい
 
    
 
                   山村の長閑な空気
 
    
 
           
 
    
 
      鳥居観音本堂で200円の入山料を払い遊歩道の坂道を登る
           山道には三つ葉ツツジが満開
 
    
 
          
 
    
 
    
 
                   眼下は上名栗の町
 
    
 
                      仁王門
 
          
 
       鳥居観音は1937年、平沼弥太郎(大正・昭和時代の銀行家)
       が母を弔うために観世音菩薩を彫り、白雲山に観音堂を建てて
       安置したのが起こり、白雲山すべてが鳥居観音の境内になっている。
 
        
 
        
 
                      平和観音
 
    
 
    
 
             
 
                     玄装三蔵塔
 
    
 
                    救世大観音
 
        
 
    
 
    
 
                  民家のサクラと桃の花
 
    
 
                  名栗川に沿って下る
 
        
 
          
 
                      龍泉寺
 
          
 
    
 
                   有明ダム(名栗湖)
 
    
 
                 湖畔にはサクラが点在する
 
    
 
                   さわらびの湯で一風呂
 
                   右に咲く桜は十月サクラ
 
           
 
               十月桜は秋と春の2回咲くそうである。
 
    
 
                          名栗川










散歩(等々力~二子玉川)

2016年04月08日 08時34分52秒 | 散歩(6)
 今年は平年より早く開花したのに、天候不順で満開が遅れることになった。4月3日(日曜日)は都内は満開と予測し、人のあまり集まらない所に行くことにした。しかし前日の曇りの天気予報ははずれてしまい朝から雨である。何時もの仲間と10時に等々力駅近くのドトールで待ち合わせ、小雨の中を傘をさして歩き始める。今日は等々力渓谷を下って多摩川へ、そこから多摩川を上って二子玉川までのコースである。
 
     
 
           等々力駅から歩いて5分、等々力渓谷へ降りる
 
    
 
                     等々力渓谷
 
    
 
       ここは世田谷区、都心の中にもこんな場所があるのか、と驚きである。
 
    
 
           
 
    
 
    
 
                 渓谷のそばにある等々力不動尊
 
           
 
                  雨に濡れて咲くソメイヨシノ
 
    
 
               境内は花で飾られ、花祭りである。
 
          
 
             釈迦の誕生仏像をその中央に安置し、
          柄杓(ひしゃく)で像に甘茶をかけて祝う。
 
    
 
                多摩川までの道に咲く民家の桜
 
           
 
             ソメイヨシノとは少し種類が違うように思われる
 
    
 
                  多摩川の土手に咲く桜
 
           
 
    
 
                  桜の下にはダイコンの花
 
           
 
                     だいこんの花
 
    
 
                          二子玉川近くの多摩川の土手
 
    
 
                 二子玉川ショッピングセンター
 
    
 
                  二子玉川の古い商店街
                  所々にユニークな店もある
 
          
 
             店頭に本物のねぎとキャベツが飾ってある。
 
            
 
               「しょうがそば」、食べてみたい一品
 
          
 
                  ワイン食堂と言うのも珍しい
 
    
 
               若者がターゲットのフリーマーケット
 
    
 
                 商店街の先に玉川大師がある。
         この本堂の地下5メートルの深さに長さ100メートルにも及ぶ
           国内有数の地下霊場があるというので入ってみた。
 
          
 
                     入り口
     入り口の階段を下り、なだらかな坂を曲がると、そこは真っ暗な暗黒の世界
     人一人が通れるほどの狭い通路に光がなく左右の壁を両手で確認しながら
     クネクネと下りて行く。すると突然薄暗い光が見えてそこに仏像が並んでいる。

          

          
 
    
 
   地下霊場は四国霊場八十八本尊の石造をはじめ、約300体の仏像,壁画が在る。
 
           
 
           
 
           
 
                      涅槃仏
 
    
 
                       玉川神社
 
                やはり曇天の花見はすっきりせず不満が残る。
          一週遅れの9日、名栗湖へ最後の桜を見に行くことにした。










 
           

携帯の乗り換え

2016年04月01日 08時39分50秒 | 日記
 2月のドコモの携帯の請求書は9028円であった。この請求内訳の中で最大のものがクロッシーパケ・ホーダイ(7ギガ)の定額料で5700円を占めている。電話はあまり使わないから、これを除けば安くなる。しかしスマホの最大の利点は携帯でインターネット接続が出来ることにある。通勤時のインターネットラジオ、メール、検索や各種アプリの接続、そして最大の使用目的は休日の外出先でのタブレット接続のためのテザリング(スマホと外部機器の接続方法)である。時に制限の7ギガを超し、急にスピードが落ちたこともある。したがってスマホの条件はできるだけデーター量の多いことが望ましい。
 
 今のスマホに変えてすでに2年以上を経過し、電池持ちも悪くなり操作感覚も悪くなった。そろそろ買い換えようと思って、ドコモショップに新規の契約内容を確認しに行く。しかし新しいプランはどれもカケホウダイで、7ギガのデーター通信を付けると9000円を超してしまう。しかもドコモは今「25歳以下なら毎月6ギガもらえる」などと宣伝して、若年層の取り込みに必死である。新規のジュニアには優しいが、長年(16年7ヶ月)ドコモを使い続けたシニアには厳しい。「この不文律不公平感、これは乗り換えるしかないだろう!」、そう思って家電量販店を回り、何処が自分の条件に合うのか検討を始めた。
 
 色んなショップを回ってそれぞれの特徴を聞いて回った。安い携帯とルーターの2台持ちは、データー通信は満足できるが結局は高くつく。SIMフリーは通信料が安いのは良いが、トラブルの時など全て電話対応という不便さがネックである。色々検討した結果、今TVで宣伝している「ワイモバイル」にすることにした。以下今までとの条件比較である。
 
ドコモ    契約 ドコモ⇔ドコモは掛け放題、 データ通信7ギガまで
       料金 約9000円前後/月
 
Yモバイル  電話10分X300回/月(全ての固定電話と携帯に対し定額)
       データ通信 7ギガ+7ギガ(2年間だけ)=14ギガ
        料金 1年目 2678円+保険745円=3423円/月
           2年目 3758円+保険745円=4503円/月である。
 
 ※機種代は一括払い。(一括払いだと販売店によって10%のポイントが付く)
 ※これで計算すると条件が良くなった上に、2年間で12万円も得することになる。
   ※但し機種は最新の物ではなく、外国製や国内製品でも1年前のものが多い。
 
 「ではなぜ安くなるのか?」、そのあたりも気になるのでショップ何箇所かを回って確認した。以下その理由である。
 ①、キャリア3社(ドコモ、au、ソフトバンク)は今まで全国にアンテナを立て膨大な設備投資をしてきた。それに対して後発のYモバイルはその通信網(ソフトバンク)を借りるから初期投資がいらない。
 ②、キャリア3社は全国津々浦々にショップを開設し、その人件費も多大である。しかしYモバイルはショップ(100店)を持つがキャリア3社に比べ圧倒的に少ない。
 ③、今キャリア3社のシェア争いが激しい。Yモバイルはソフトバンクの子会社であるから、この条件が適応されるのはドコモとauからの乗り換えに限られる。たぶんYモバイルはドコモとauからシェアーを奪う特命を帯びているのだろう。最近auも子会社で「UQモバイル」としてYモバイルと同じようなスタイルの販売を始めている。
 そんなこんなが安くなる要因のように思われる。
 
 16年以上もドコモを使っていたから、乗り換えるにはいくばくかの離れがたさがあった。しかし変える動機になったのは価格だけではなく、ドコモショップの体制に嫌気がさしていたのもある。平日でも30分は待たせられる。土日であれば60分や90分はざらである。しかも自分の順番が来て設定を変えてもらうのに、いちいち本人確認から始まって、最後に書類にマーカーで注意事項をなぞってしつこいほど確認する。いかにも当方にミスはありませんと言わんばかりである。初心者が多くなって、それなりのトラブルも増えるから、ショップで身構えた対応になるのはわかる。しかしあまりにもマニュアルに沿った対応は反発を覚えてしまう。先日(平日)ドコモショップで残ったポイントでSDカードを買うのに30分待たされ、さらにSDカードを受け取るまで確認確認で30分、合計で1時間も掛かった。こんな体制だから待ち時間が長くなるのである。
 
 Yモバイルに変えて、アプリの再設定やアドレスの変更通知も大体終了した。変更することで失った情報も多いが、反対に新機種を使うワクワク感もある。早く慣れようと根気を詰めての作業、ボケ防止には良いように思える。2年後今回の条件が切れるとき、また自分の条件に合った会社に乗り換えるのも有りだと思う。なぜならスマホはただの通信手段、何処の会社にも義理は無い。何処と契約しようが安くて便利であればそれで良いと思うからである。