秩父34ヶ所、今日はそのラスト前の33番札所菊水寺を目指す。朝6時20分に家を出て、前回帰りにバスに乗った松井田バス停まで行く。電車とバスを乗り継いで、まだ朝の寒さ残る8時55分に着いた。約2時間半の所要時間である。帰路もそのぐらいかかるから往復5時間、歩きが5時間としてトータル10時間、これがこの巡礼の毎回の時間配分である。「時間もお金もかかる」そういう意味からしたら、秩父巡礼は贅沢な散策である。
























































秩父34ヶ所、今日はそのラスト前の33番札所菊水寺を目指す。朝6時20分に家を出て、前回帰りにバスに乗った松井田バス停まで行く。電車とバスを乗り継いで、まだ朝の寒さ残る8時55分に着いた。約2時間半の所要時間である。帰路もそのぐらいかかるから往復5時間、歩きが5時間としてトータル10時間、これがこの巡礼の毎回の時間配分である。「時間もお金もかかる」そういう意味からしたら、秩父巡礼は贅沢な散策である。
毎週の台風などで秩父巡礼も3週間空いた。久々の天気、11/4日(土曜)勇んで秩父に向かう。先回は29番まで、今回は30番からだが、30から31番はコース最長で約18kmと徒歩で5時間の長旅になる。日が短くなる秋、さすがにこれを歩くと一泊する必要があるため、電車とバスで両神までショートカットし、その先から巡礼道を行くことにした。
今日のコースの大半は秩父郡小鹿野町、人口1万人の山間部の町である。北に隣接するのは群馬県多野群と県境の町でもあり交通の便が悪い。1時間に1本あるかどうかのバスが唯一の手段である。バス停までの距離と歩行時間、バスの発着時間を気にしながらの歩行であった。9月の初めスタートしたころは初秋、そして6回目の今日は晩秋である。人々の服装も変わり、歩く道の風景も秋の深まりを感じさせてくれた。
会社の近くにある女性店主の喫茶店に、ランチの後、週に1~2回行っている。小さな店でカウンター形式なので、お客さんがいないときはよく話をする。60半ばのその女性店主は趣味が広く、定休日は必ずどこかに出かけている。美術鑑賞、映画鑑賞、都内の喫茶店探訪、毎年お盆の前後にお姉さんと国内の大旅行、そしてガラス工芸(サンドブラスト教室)等々。家事もこなしながら月5日程度の休みで、よく行動できるものだと感心する。(サンドブラスト:表面に砂などの研磨剤を吹き付けて彫刻していく技法)