先週あった会社のOB会で、「秩父の栃本は風情があって面白いから一度行ってみたら・・」という情報をもらった。秩父にはもう20回ぐらい行っているが栃本は知らなかったし行ったこともない。最近は行く場所に困っていたから早速行って見ることにする。
しかし「栃本」はあまり知られていない場所のようで、散歩の本にも掲載されていないなかった。ネットで検索し、ブログに挙がっていた体験記を参考にし、自分なりにコースを決め、バスの時間を調べ、当日朝早くに家を出た。
西武秩父駅発三峰神社行きの始発のバスに乗り、秩父湖バス停で降りる。そこから日本の道百選にも選ばれている秩父往還道を歩いて川又まで行き、川又で140号線との合流点で折り返し、今度は荒川沿いの道で秩父湖のバス停まで戻った。秩父往還道は緩やかな坂が続き、次第に山深くに上がっていく。昔は甲州や信州に行く裏街道だったのか、途中に栃本関所跡があった。
特に見所といえる場所があるわけではない。しかし昔ながらの緩やかな山道の風景を写真に撮りながら散策すると、歩くことの楽しさ、歩けることの幸せを感じ、何時までも歩いていたくなる。今のシーズンはまだ暑いが、秋になって紅葉の季節には、また違った風景を楽しませてくれ、いっそう快適な散策ができるように思えた。
西武秩父駅で三峰神社行きのバスに乗る
秩父湖で降りる
帰りのバスの時刻を確認
さあ、スタート!
二瀬ダム
秩父湖
緩やかな坂を上っていく
廃校
廃校になった校舎
校舎の2階にスズメ蜂の大きな巣が4つもある
上中尾小学校と書いてある
栃本に入って一気に視界が開けてくる
右が栃本関所跡
武蔵国と甲斐国間の雁坂峠を越して通じる秩父往還にあった関所の一つ
栃本関所は国の史跡に指定されている
山の傾斜にへばりつくように立つ民家
日本の道百選 秩父往還道 と書かれた記念碑
宅急便はこんな山奥まで
この当たりが街道の最高部?(標高730m)
崖からはみ出した駐車場
大正時代の道標
東京大学と書かれたトラクターが
東京大学農学部付属秩父演習林 栃本作業所 の標識
川又バス停
ここからUターン
今までの街道の下にある荒川沿いの道で秩父湖までもどる
国道140号線
大峰トンネル
トンネルの手前を右に
右下に荒川が流れる
右側からいつも川の流れる音が聞こえる
不動滝入口
不動滝まで往復1時間弱
荒川の源流
不動滝
落差50m
また元の道に戻る
山の上に先ほどまで歩いてきた道が
この民家の前の道を歩いてきた
荒川
荒川に架かるつり橋
秩父湖
二瀬ダム
秩父湖バス停
大滝温泉湯游館でバスを降りる
1時間後のバスに間に合うように温泉に入って汗を流す