いよいよ今回で旧甲州街道も終着である。茅野駅をスタートして下諏訪の中山道との合流地点までである。その間は大半が国道20号線に沿っての旧街道で、静かでのんびりとした歩きになった。やがて道は諏訪湖の東側の山裾を通るようになる。キラキラと光る諏訪湖を左手に見て、小春日和の穏やかな天候の中での街道歩きは、何時までも歩いていたいと思う至福の時である。
中山道との合流地点の傍に信濃国一之宮 諏訪大社秋宮がある。日本最古の神社の一つで、信濃の国造りをしたのち日本国土の守護神としてこの地に鎮座した。七年に一度の「御柱祭」は奇祭として全国に知られる。諏訪神社に無事な街道歩きの御礼参りをし、合流地点から中山道を通って下諏訪駅まで帰った。
茅野駅前
諏訪大社 上社大鳥居
上社は諏訪湖の南西に位置し、本宮と前宮の二社が鎮座する
20号線と合流
20号線を離れる
中央線を潜る
頼岳寺
頼岳寺
所々にリンゴ園がある
地元の人に聞くと、やはり「ごうど」と読む
右手の山は黄色が目立つ
水害を警戒しての建物か?
地元組合員専用の温泉施設
左の人は洗濯用のお湯を汲んでいた。
話を聞くと、この当たりにはこういう施設が多く
一般的な銭湯はほとんどない、とのことでした。
祝言道祖神
国道を離れ階段を降りる
ここが本来の旧街道
再び合流
この当たりから街道沿いに蔵元が並んでいる
真澄
横笛
麗人
本金
舞姫
上諏訪宿
吉田の松
樹齢400年
江戸から五十二番目の一里塚
この上に住む人は足腰が強くなるだろう。
紅葉は逆光で撮った方が鮮やかである
白山神社
先宮神社
街道の左手に諏訪湖が見え始める
大ケヤキ
左手に諏訪湖が広がる
右手の山は黄色一色
西日でキラキラ光る諏訪湖
茶屋橋本屋跡
所々に諏訪湖に下る道がある
湖までの狭い間に20号線と中央線が走る
南信八名所石投場碑
往時は諏訪湖は真下まで迫っていて、旅人は湖面に石を投げた
冨部の一里塚
江戸日本橋から五十三里目、甲州道中最後の一里塚
旧承知橋の一枚岩
この一枚岩の煉瓦模様は信玄の埋蔵金の隠し図とも言われている
専女の欅(とうめのケヤキ)
樹齢1000年
諏訪大社 下社秋宮
日本最古の神社の一つ
七五三祝いの人もチラホラ
御柱
七年に一度の「御柱祭」は奇祭で知られる
新鶴本店
明治六年創業。下諏訪名物「塩羊羹」の老舗
甲州道中中仙道合流之地碑
中山道を通って下諏訪駅に向かう
下諏訪駅
東京から206.3km 標高767.5m
これで甲州街道の街道歩きは終わります。
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