60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

旧東海道

2020年02月28日 08時28分17秒 | 散歩(8)

 鎌倉街道を歩き終え、次ぎの目標を探しに池袋の本屋へ行った。色々探して見つけたのが「本気で歩く東海道」という地図である。日本橋から京都三条大橋まで15集+別冊で合計64枚のマップから構成されている。当面は日帰りを基本とするから、日本橋~箱根までの3集を買った。

 2月23日、天気が良いのでこの日から歩くことにする。地下鉄で三越前まで行き、地上の出口を上がると目の前に日本橋が見える。朝7時過ぎの日本橋は人の通りも、車の往来も少なく清々しささえ感じる。日本橋1丁目、2丁目、3丁目、京橋1丁目と歩き、銀座通りに入る。ブランドショップが並び、ウインドウを磨いたり、歩道を清掃したりと開店前の準備がはじまっている。ゴミ一つ落ちていない銀座通り、やはり日本一の商店街の風格を持っていた。

            

                 地下鉄半蔵門線で三越前下車

                      目の前に日本橋

    

                       三越

                  朝早いので人、車の通りも少ない        

    

                      日本橋麒麟の像

    

                       スタート

    

             

    

             

             

             

    

    

                    ドトールでモーニング

            

    

            

    

                     銀座通りに入る

             

    

                 開店前のブランドショップが並ぶ

            

                       カルチェ

            

                        ブルガリ

            

                        シャネル

          

                          和光

            

                         プラダ

    

            

                       ディオール

    

                     鉄道歴史博物館

    

                     旧新橋停車場跡

    

    

                       日比谷神社

            

    

                       古川

            

                      芝4丁目交差点

            

    

    

    

                      遠くに東京タワー

    

                     御田八幡神社

    

    

                       高輪石垣跡

    

    

             山手線新駅 工事中の高輪ゲートウエイ駅

           

    

                    品川駅前のホテル群

    

                      品川駅

    

              11時開店のラーメン屋街に並ぶ客

           

    

    

                      八ツ山橋

              

    

           ここから京急線に沿って旧東海道の商店街が続く

    

                       禅福寺

    

                    品海公園

    

    

    

                      一心寺

           

                       品川橋

    

                      荏原神社

    

    

                       松の広場

    

    

                      天妙国寺

    

                    青物横丁商店街

    

                       品川寺

    

    

    

                       海雲寺

    

                       海雲寺

    

    

    

                       嶺雲寺

    

                       嶺雲寺

    

    

                        天祖神社

    

                        天祖神社

    

        

                     鈴が森遺跡

    

                    火炙(ひあぶり)台の説明

        

    

                    磔(はりつけ)台の説明

        

                     首洗い井戸

    

                国道15号線(第一京浜)と合流

            

    

    

               ここで第一京浜と離れて旧東海道へ

    

    

                     美原不動尊

    

    

    

                      内川橋

    

                    再び第一京浜と合流

            

    

    

                     大田区総合体育館

    

    

                      梅屋敷

            

            

    

                       夫婦橋

    

                       呑川

    

                    京急蒲田駅

    

                       産業プラザ

    

    

                    六郷神社

    

                    六郷神社

            

            

    

                         六郷橋

    

                         多摩川

    

               渡り終わったとこから神奈川県川崎市

    

            

    

    

                   川崎稲荷大明神

    

    

    

    

            

            

              砂子一丁目交差点で旧東海道を離れ駅へ

    

                    京急川崎駅

               今日はここまで、日本橋から約20km、

               途中寄り道もあるので24~25km歩く。

 

 

 

 


三浦海岸と河津桜

2020年02月21日 08時46分49秒 | 散歩(8)

 しばらく海を見ていないので、海を見たくなった。先日ラジオで三浦海岸の河津桜が満開というニュースを聞いたので、三浦海岸に行って見ることにする。京急の三浦海岸駅に降り立つと駅前は恒例の朝市、桜見物の人も混じって何時も以上に賑わっている感じである。河津桜の見所は小松ヶ池付近、駅から続く人の流れについて15分も歩くと河津桜の並木が見えてきた。

 河津桜はソメイヨシノに比べると花弁も多く色も濃い。そのため樹全体はソメイヨシノに赤と紫を加えた感じである。ソメイヨシノに馴染んでいる当方にとって、春の暖かさに加え薄いピンクの華やかさが、『桜』に相応しいように思えた。

    

                     京急 三浦海岸駅前

    

    

    

                       京急電車 久里浜線

    

    

    

    

    

    

    

                           ヒヨドリ

    

    

                        大根を持つ人

    

    

    

                         小松ヶ池

    

    

    

    

                     大根抜き体験200円

    

    

    

                       大根1本100円

    

                      三浦海岸交差点

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

                 海辺の家が理想だが、津波のリスクも伴う

    

                  真中においてあるのはキャンピングカー

    

    

                           海鵜の群れ

    

                   クラゲが大量に打ち揚げられていた

    

                          地引網?

    

                           金田漁港

    

    

                          金田漁港

    

    

    


鎌倉街道(16)最終

2020年02月14日 09時11分48秒 | 散歩(8)

 いよいよ最後の行程、藤沢から鎌倉までである。JRの藤沢駅を降り前回鎌倉街道を離れた遊行寺付近まで戻る。そこから再び東南方向に鎌倉を目指した。鎌倉は東、北、西の三方を山が、南は海が守る天然の城である。従って鎌倉に入るにはその山を越えなければいけない。藤沢市から鎌倉市に入ると急にアップダウンが増え、やがて源氏山(白旗山)を上り詰めて鎌倉市街に入った。

 鎌倉には何度も来ているが、今回は新型コロナウイルスの影響か観光客も少なく、今までにない落ち着いた雰囲気の鎌倉である。鶴岡八幡宮と源頼朝の墓に参拝し終えて若宮大路を鎌倉駅に向かった。16回に分けて歩いてきた鎌倉街道も今日で終わりである。群馬の安中から248km、歩ききったことで、ある種の心地よい達成感のようなものがある。

 改めて思うことは、知らない路をカメラを持って歩き被写体を探すことで、自分の気持ちはいつも外を向いている。マインドフルネスの本にも書いてあったが、気持ちを外に集中することで内向きにならず、集中力、創造力、ストレス対処ができるとあった。私にとって歩くことは楽しさであり、開放感を得る手段なのである。

    

                          藤沢駅

            

    

                         船玉神社

        3代将軍源実朝が宗に渡るため船の建材をこの地で切り出した

            

                     前回通った遊行寺の坂

    

                         慈眼寺

      天分2年(1533)頃、玉縄城主・北条綱成が開創した曹洞宗の寺

    

            モチノ木4株、タブノ木3株、スダジイ1株が根本で

               融合した樹齢300年以上の混生樹

    

            

    

                         二傳寺

    

                       梅の木にメジロ

    

            

    

                  村岡城址公園付近にあった墓地

              高台の斜面に新しい形の墓石で統一されている。

    

    

                       村岡城址公園

                 10世紀後半に築かれた平良分の居城跡

            

    

           

                     右は東海道本線

    

                       御霊神社

    

         天慶3年(940)に早良親王を勧請し戦勝記念したとの由来

           

           

    

                       兜石

    

               鎌倉景政は奥州征伐で大活躍して凱旋、

             松の根本に兜を植えて記念としたとの言い伝え

           

           

                      崖には防空壕の跡

    

                          泉光院

            

            

         

                        洲崎古戦場跡

             鎌倉幕府軍と新田義貞軍が激闘を繰り広げた地

           

    

                         大慶寺

            

                      ここから昇りが続く

            

                     ひたすら住宅地の道を登る

            

              

                      山の上ロータリー

            

            

            

                        一旦下るが又昇り

            

            

            

                        鎌倉山公園内に入る

            

    

    

                       葛原岡神社

    

            

    

                       絵馬はハート型

    

                       日野俊基墓

          嵯峨天皇の忠臣・日野俊基は二度も討幕計画を立てた。

          しかし途中で幕府に知られ計画は失敗。最初は許された

          ものの二度目は厳罰が下り、ここで斬首される

            

            

    

                        銭洗弁財

            

            

    

                 銭洗い弁財天 宇賀福神社

    

          源頼朝は夢枕に立った老人のお告げに従って

        霊泉を見つけ、岩屋を掘り宇賀神を祀ったのが始まり

    

       金銭を清水で洗うのは禊と同じ、百千倍には増えないので誤解なく

    

            

    

                       源氏山公園

    

                       源頼朝像

    

                        化粧坂

                    鎌倉七切り通しの一つ

    

  名前の由来は、平家の大将の首を化粧してから首実検したから、との説もある

            

                 坂は北向きなので霜が残っている

              

            

            

                       JR横須賀線

    

                      岩船地蔵尊

    源頼朝の息女・大姫は木曽義仲の嫡子・義高と婚約したが、義高は

   父・源頼朝により殺される。この地蔵堂は大姫を供養するために建てられた

            

    

    

                        寿福寺

    

        正治2年(1200)の北条政子げ建てた。墓地のやぐらには

        源実朝と北条政子の墓と伝わる五輪塔が安置されている

            

            

    

    

                本日のランチ 和風のつけ麺(梅干し付き)

    

            

                     鶴岡八幡宮の三ノ鳥居

    

    

    

    

                    舞殿では結婚式

        

    

    

    

    

    

    

    

    

                       源頼朝墓

        頼朝は建久10年(1199)に53歳で他界、死因は諸説あるが、

          相模川の橋供養の帰路に落馬したとする説が有名。

 

    

        

                        若宮大路

    

                       小町通り

    

                          鎌倉駅

    

                        鎌倉街道

                       終わり

 

 

 


鎌倉街道(15)

2020年02月07日 09時11分10秒 | 散歩(8)

 いよいよ鎌倉街道も大詰、今日は下飯田の駅から東海道線の藤沢駅までである。下飯田駅を降りて、南へ南へと歩く。コースは駅からも遠くなり、周りに幹線道路もなく起伏のある道が続くノンビリした郊外の雰囲気の中を歩く。

 後半国道1号線の藤沢バイパスを横切ると藤沢市に入る。藤沢は東海道、鎌倉街道、大山道、江ノ島道、八王子道、厚木道と6つの街道が合流し、流通の拠点となった藤沢宿があった場所である。時宗の総本山の遊行寺や源義経ゆかりの白旗神社などあり、旧街道沿いは昔の賑わいを感じさせる町並みである。

 いよいよ次回は鎌倉鶴岡八幡宮を目指す。群馬県の安中から鎌倉まで、振り返ってみると、「一歩一歩と歩いてくればやがて目的地に到達する」。昔、山登りで感じた頂上前に感じた「やっと歩き終えるか!」という安堵感、そんなものを平地の散策でも感じるものである。 

    

               横浜市営地下鉄 下飯田駅

    

               相鉄いずみ野線の先に富士山が見える

          

          

              前回鎌倉街道を離れ駅に向かった地点

    

                     左馬(さば)神社

    

       鎌倉武士の飯田家義、または小田原北条氏の領地時代に

           領主・川上藤兵衛が勧請したとされる。

          

          

           手前が相鉄いずみ野線、後方が横浜市営地下鉄

    

                      冨士塚公園

飯田家義の屋敷跡といわれる。家義は石橋山の戦いでは平家側だったが、 

源頼朝の脱出に貢献。続く、富士川の合戦では源氏側で参戦し軍功を立てた

        

          

    

                     双体道祖神

    

                     東泉寺

    

            徳川家康の家臣・筧為春が再興した曹洞宗の寺

    

                   境川遊水地公園

          

          

                  車のタイヤを引いて鍛錬中

          

          

    

                     環境センター

    

                    境川遊水地

    

          

    

                     庚申塔

          

    

    

                    上俣野神社

          

    

    

                    上俣野神社

    俣野町の鎮守、神社の脇を鎌倉街道が通ったといわれている   

          

          

    

                      観音堂

                俣野景久の守護仏が祀られている

          

          

          

    

          

          

          

    

                      龍長院

            室町時代に真言宗の寺として始まる。

      その後、無住の期間があり江戸時代の曹洞宗の寺として再興

        

            龍長院の入り口にあった鎌倉街道の案内板

    

    

                     八坂神社

    

                      八坂神社の鳥居

    

                 鳥居の傍に鎌倉街道の案内板あり

    

    

    

    

    

    

          

          

    

                     交差点の脇に石仏群

    

                     石仏群

          

                      藤沢バイパスに出る

    

                    藤沢バイパス出口

          

                      旧東海道

          

        

                       鉄砲宿

   語り伝えでは、名主が飼っていた「おはん」という大蛇が池に棲みつき、

   人の影を食べ始める。困った村人は鉄砲の名人に退治を依頼する。

   名人は池の傍に小屋を建ててチャンスを待ち、ついに退治する。後世、

   村人は名人の小屋を「鉄砲宿」、蛇の棲んだ池を「影取池」と呼んだ。

             

                      藤沢市に入る

          

    

          

    

                     柄沢神社

    

    創建年代は不明ながら、孝安天皇を祀る第六天社として始まった

          

    

               箱根駅伝の復路の難所、遊行寺の坂

          

    

                       遊行寺

    

    

    

                   遊行寺は時宗の総本山

    

            正中2年(1325)に第4代他阿呑海上人が

             開山し、兄の俣野景平が社地を寄進した

            

    

    

                      宗祖 一遍上人

    

                       御番方

    

                   ふじさわ宿交流館

          

                        藤沢橋

        

                     江ノ島一ノ鳥居跡

    

                      藤沢宿

    

    

                       常光寺

    

           元亀3年(1572)に鎌倉・光明寺27世西穏上人が

             移り住んだ隠居寺が始まり。

          

        

    

                       弁慶塚

          

          

    

                      白旗神社

        

                     源義経公霊碑

       義経の首と身体が弔われた墓所の魂土(たまつち)を合祀

    

        

                     弁慶の力石

          

             この石は神石とも呼ばれ、この石に触れると

             健康になり病気にならないと言われている

    

                     伝義経首洗井戸

        

           腰越での首実検の後、義経の首は海に捨てられた。

          潮に流され、白旗川にたどり着いた首を村人たちは、

           この井戸の水で洗い清め塚を設けて弔ったという。

          

          

          

          

                      藤沢駅