Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

映画「永遠の0」を観て

2014年01月07日 | 映画・コンサート

 1月7日(火)

 百田直樹のベストセラーを映画化した「永遠の0」を観てきた。最初から結論を言うのも何ですが、「感動した。」現代と戦時中を交差させて物語は始まります。

 ある切っ掛けで、姉と弟が戦死した自分の祖父の過去を調べ始める。当時祖父はゼロ戦のパイロットだった。今は年老いた祖父の戦友達を訪ね歩くが「海軍一の臆病者」と最初は散々な評判ばかり、しかし調べて行くうちに意外な人物像が浮び上ってくる。その展開が面白く惹きつけられていく。

 ストーリーも良いが、戦闘機や軍艦の戦闘シーンの映像が実にリアルで素晴らしい。CGなんだろうけど映像技術の進歩は驚くばかりだ。私が小学生の頃は戦闘機の漫画が大好きで、よくノートの余白何かに落書きしていたけれど、あの頃この映画を観たら、私は感動と驚きで大口開けて見惚れていただろう。

 それから出演者も若手からベテランまで多彩な実力俳優が揃い、映画を盛上げた。特に祖父役をやる主演の「岡田純一さん」は精悍さと優しさを併せ持ち実にカッコいい。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の主役もやるし、彼は今年大ブレイクするのではなかろうか。

 戦争を描くこの映画は、又戦争の不条理を描く反戦映画でもあるように思う。主人公の祖父も特攻隊員として死んでゆくのであるが、多くの若者を死地へ追いやる無謀非道な作戦を遂行した権力者達は、大きな罪を犯したのであり、罰せられるのは必然の事だったと思う。

 なお、詳細なストーリーについては、実際に小説なり映画なりを見て楽しんでください。

 サラサラと描いて小学生の頃の落書きを再現してみた。(ゼロ戦が飛んでるつもり)

コメント
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