Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

箱根、金時山登山

2014年01月19日 | 山歩き

1月18日(土)    天気=曇り時々晴れ

 

08:55乙女峠登山口→ 09:45~55乙女峠→ 10:15~35長尾山→ 11:24~12:02金時山→ 12:30金時神社分岐→ 13:04金時宿り石→13:20金時神社駐車場

 

 今年初めての山ノ会山行、金時山登山に参加した。私が担当だった去年の11月山行をポシャッて以来なので、久々に会った皆さんから「腰は大丈夫?」、「もう痛くないの?」と心配の声を掛けていただいた。

 今日箱根付近の天気予報は「雪」、その予報を裏書きするかのようにチャーターバスが中央道、富士吉田辺りから雪が舞い始めた。しかし御殿場市街を通過し乙女峠登山口に着いた頃には晴れ間が覗き、思ったより天気は良さそうだ。

 乙女峠登山口

 今年初めての1月山行は参加者21名と大盛況、会として嬉しいスタートとなった。乙女峠登山口から乙女峠までは緩やかな道だが、連日続く寒気に路面は凍り、更に昨夜来の雪が表面を覆い悪いコンディションだ。大部分の人は峠への途中でアイゼンを装着したが、私は面倒なので付けないまま歩く。

 途中でアイゼン装着

 登山道が四方へ伸びる乙女峠へは50分程で着いた。茶店があるが冬は営業していないようだ。ここから芦ノ湖方面の展望がある。一息入れて金時山へ向かう。途中の長尾山(1155m)は山頂らしからぬ平坦な広場になっており、周囲の樹木に遮られ展望は無い。此処でアイゼンを装着する。

 乙女峠

 長尾山

 此処から一旦鞍部へ降り、金時山へ登り返す。金時山直下は凍てついた急斜面でアイゼンが無ければ通過はかなり危険だ。その急登も意外にあっけなく終わり金時山(1213m)に到着した。

 金時山山頂

 2軒の茶店が営業する山頂は週末とあってハイカー達で大賑わい、我々みたいにアイゼンで重装備の者から運動靴だけの軽装までその様相は多彩だ。中には短パン姿の単独男性もおり話しかけても無言、単なる目立ちたがりの変わり者か。

 山頂から360度の展望で眺めは良いはずだが、山頂部だけガスがかかりパッとせぬ眺望だ。お目当ての富士山も纏わる雲に覆われ時折頭を覗かせるだけ、暖かで展望が良ければ長居したいけれど、ジッとしてる寒くて身体が震えてくる。

 金時山から乙女峠方面

 金時山から芦ノ湖方面

 食事を済まし記念写真を撮り終えると、寒さに追われるように金時神社へ向け下山を開始する。

 こちらの道は金時山を目指す人が圧倒的に多く、次から次へ登ってくる。中には運動靴だけで来て凍った坂道に戸惑う高齢者もいる。鼻から出血した外人男性は、たぶん転倒して負傷したのだろう。登山は自己責任の遊びだが事故を起こして迷惑を掛けぬよう願うばかりだ。

 金時山直下の急な雪道

 明星ヶ岳へ向かう尾根道を右折し、金時山への道を降る。標高が下がり道を覆う雪が減ったのでアイゼンを外す。しかしその下の 森林帯へ降ると陽が照たらぬせいか再び凍った坂道に変じた。再度装着も面倒なのでそのまま降ったが、滑りそうでかなり緊張させられた。

 凍った樹林帯の下山道

 途中にある「金時宿り石」は大岩が真っ二つ割れた姿が珍しく、このコースの名物になっている。此処からは傾斜も緩み安心して降って行ける。やがて林道と交差し、更に降ると程なくバスが待つ金時神社に到着した。

 金時宿り石

 下山した金時神社

 所要時間4時間半の山歩きは、プチ雪山気分を味わえ変化に富んで面白いコースだった。早く下山できたので、温泉や打上げの飲み会も存分に楽しむ事ができた。帰りの車中も酒宴で大盛り上がり、ワイワイ騒いでいると子供時代に楽しかったバス遠足の思い出が蘇えった。

 

コメント
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