1月9日(木)
先日、ハイキングに行くべく電車に乗ったところ、異様な車内風景を見た。前の座席に座っている7名の乗客全員が板チョコ状の携帯(スマホorアイホーンと言ったらいいのかな)の操作に夢中なのだ。他の席を見渡しても大半の人が同様だ。
今の携帯は何でもできちゃうそうだから、日常生活に不可欠のアイテムなのだろうが、そこまで依存するのかと不思議に思う。私も一応ガラ携は持ってるが、以前知人に見せたところ、交信回数、登録者数のあまりの少なさを小馬鹿にされた事がある。
そんな私だから不思議に思うのであり、前の座席の人から見たら「何もせず、無邪気に車内を見渡すオッサンの方が異様だ。」と思われてるのかも知れない。
でも、でも言いたいのだが、寝ている以外殆どの時間を脳ミソに情報なり刺激なりを与え続ける必要があるのだろうか。いや脳ミソにとって、それが良い事なのだろうか。何もしない事で脳ミソがフレキシブルになり、イマジネーション機能が稼働するのではないだろうか。私は携帯漬けの若者からイマジーネーション能力が低下してしまうのではと危惧しているのです。
かく言う私(60歳半ばのオッサン)は、何もしない時間がた~っぷりありますので、イマジネーション機能がバンバン働き、脳ミソの中はつまらぬ妄想が渦巻いておるのです。