6月26日(木)
サッカー好きには反感を買うかも知れないが、それ程サッカーに興味が無い私はW杯サッカーで日本が予選敗退した事に正直なところホッとしている。もし決勝進出を決めていれば、再びテレビは朝から晩まで煩いだろうし、渋谷のスクランブル交差点ではバカ騒ぎが始まるだろう。
私の若い頃はサッカー人気はそれ程でも無く、「W杯サッカー」って何?、南米やヨーロッパで盛んなサッカー大会かい?くらいのものだった。それが今では国をあげての熱狂的応援、何時から日本人はサッカー好きになったのだろう。
親しい人が出場してる訳でもないのに、よくあれ程熱狂的になれるもんだと逆に醒めた自分が後ろめたくさへなる。選手だって辛いのではないか?ランクで言うとグループ最下位、冷静に考えれば格上のギリシャと引き分けただけでも「良くやった。」褒めねばならぬのに、始まる前から、やれ「決勝リーグ進出は当然」「あわよくば優勝」何て騒ぐのは、成績のパッとせぬ凡庸な高校生に、「お前なら絶対東大に受かる。」と言ってるようなもんで無茶ぶりもイイとこだ。
「よく大会に参加できたね。成績何か気にせずに思いっきりプレーを楽しんで」くらいの応援に留めておけば、選手もノビノビプレーが出来て逆に好成績を上げたかも知れません。
マッ、日の丸背負って戦った選手の皆さんは本当にお疲れ様でした。次を目指して頑張ってください。