Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

島根県、三瓶山登山(詳細)

2015年11月11日 | 山歩き

 10月31日(土)   天気=晴れ

07:22北の原登山口(青年の家駐車場)→ 07:44男三瓶山分岐→ 08:31~45男三瓶山→ 09:16~22女三瓶山→ 09:43男三瓶山分岐→ 09:58北の原登山口

 

 昨夜は出雲市の日本海沿いに在る道の駅「キララ多岐」で車中泊した。今日は三瓶山に登るのだが、朝方妻が「疲れたから一人で行って来て、道の駅で待ってるから。」と言う。連日の登山だから確かに疲れもあるだろう。しかし最後の登山くらい一人気儘に歩かせてやろうという妻の優しい配慮があるような気がしないでもない。

 という事で愛妻(生まれて初めて使った。)を道の駅に残し、私は一人三瓶山へ向った。道の駅から1時間程で着いた北の原登山口は、青年の家や三瓶自然館等の施設があり公園のように整備されている。青年の家の駐車場に車を停め、出発する。

 広々とした青年の家駐車場

 最初は緩やかな樹林帯の道、20分程歩くと道は分岐し左は女三瓶山への道、私は右折して男三瓶山へ向う未知に入る。分岐から男三瓶の山頂まで直線距離で約1000mそして標高差400mだからかなりの急登だ。しかしジグザグに刻まれた道は歩き易くグングン高度を上げて行く。途中男性二人組を追抜いただけで誰とも会わず静かな道が続く。40分ほど急登を頑張ると、やっと平たい山頂部が前方に見えた。

 男三瓶山分岐

 山頂間近の樹林帯

 分岐から45分程で男三瓶山(1126m)に到着した。山上高原のような山頂からの展望が素晴らしい。北側は一面日本海が広がり、北東の方向には出雲市街が小さく見える。山頂の一隅には避難小屋が建ち古い建物だが良く整頓されて居心地良さそうだ。

 男三瓶山山頂

 山頂から遠く出雲市街方面と日本海

 山頂に広がる草原

 山頂の避難小屋

 山頂には15分程滞在し、東に位置する女三瓶山に向かって急坂を降って行く。標高差は200m程だが、男三瓶から見ると女三瓶は随分低く見える。最低鞍部に近づくと室内池の丸い湖面が右手に見えた。

 女三瓶山方面

 下山の道から男三瓶山山頂部

 室内池と孫三瓶山(右奥)

 最低鞍部から女三瓶山への登りに入ると俄然登山者が増えて続々とやって来る。山頂間近に来てその理由が判った。山頂直下まで「さんべ温泉スキー場」のリフトが運行しており多くの登山者はそれに乗って来ているようだ。

 女三瓶山からさんべ温泉スキー場

 最低鞍部からアッケない登りで女三瓶山(953m)に着いた。山頂一帯はアンテナ群が林立し、チョット興ざめの雰囲気、しかし西には男三瓶が雄大に聳え、その南側に子三瓶山(961m)や孫三瓶山(903m)が連なって可愛く聳えている。

 女三瓶山山頂のアンテナ施設

 山頂から男三瓶山

 山頂から孫三瓶山(左)と子三瓶山(右)

 この山頂で休憩する気にもならず写真を撮り終えるとアンテナ施設の間を抜けて北の原登山口へと下山を開始する。下山の道は緩やか且つ明瞭で歩き易く重力に引かれるままグングン降って行く。

 北の原へ向かう下山の道

 女三瓶から20分程で男三瓶山分岐に着いた。分岐手前にコンクリートの建物があり何かと思ったらトイレで、その立派さに驚いた。分岐から遊歩道のような樹林の道を歩いてAM10時頃、北の原登山口へ戻って来た。

 山中には立派過ぎるトイレ

 これで今回目的の山は全て登り終えたが、月曜日から土曜日まで毎日欠かさずお仕事するように登れるとは思わなかった。お天気様々です。これからは妻がリーダーとなりアチコチ観光巡りの予定、どんな無理難題が待っているだろうかとヤヤ不安。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする