Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

広島・鳥取県境、道後山登山(詳細) 

2015年11月09日 | 山歩き

10月29日(木)   天気=曇り後晴れ

08:15月見ヶ丘登山口→ 08:39岩樋山分岐→ 08:54~57岩樋山→ 09:15~30道後山→ 09:40大池→ 10:12岩樋山分岐→ 10:26月見ヶ丘登山口

 

 昨夜泊った「ひば・道後高原荘」は日本のトップ駅伝チームの合宿所として頻繁に使われているようで、食堂には多くの有名選手のサインが張られていた。私も1枚書いてあげようかと思ったが、可燃物として廃棄されるのがオチなので遠慮しておいた。

 宿泊した「ひば・道後高原荘」

 宿から見る岩樋山~道後山

 マッそんな戯けた冗談はとも角、道後山の登山口は山麓に広がる道後山スキー場ゲレンデの上部にあり、宿から車で10分程で着いた。この辺り標高1000mを越える展望の良い高台で月見ヶ丘と呼ばれる。広い駐車場や綺麗なトイレも完備して気持ちの良い所だ。

 月見ケ丘登山口(奥の山が岩樋山)

 連日続いた好天も今朝は曇り空で寒々とした風が吹き渡っている。地図も見ずトイレ横の踏み跡から出発したが、どうもこの道はキャンプ場への道らしく、正規のコースはその奥にあった。

 最初は平坦な林道を進むが徐々に傾斜が強まり、ジグザグに登山道を登って行く。登山口から25分程で分岐に着き、右は岩樋山山腹をトラバースし道後山へ向う道で、我々は岩樋山へ向う左の道を進む。

 分岐手前のあづまや(山麓の展望良し)

 更に傾斜が強まるが、それも大した時間では無く分岐から15分程で広々とした岩樋山(1271m)に着いた。360度の展望だが、山頂を吹き抜ける風が冷たくて、早々に出発する。

 岩樋山山頂(右奥の平たい山が道後山)

 岩樋山の降りから見る道後山

 岩樋山と道後山の間はゆったりとした尾根で高原を散策しているような気分だ。最低鞍部からゆったり登り、岩樋山から20分足らずで道後山(1269m)に到着した。こちらも岩樋山と似たような佇まいだが、二百名山に名を連ねている分だけ、山頂標識が立派だ。

 道後山の登りから見る岩樋山(左の山)

 道後山山頂

 陽が差し始めて暖かくなったので少しノンビリ周囲の景色を楽しんだが、昼飯には時間が早くお腹も空かぬので、15分程滞在し山頂を後にする。下山は大池経由の道を降った。道後山の山腹にある大池は、名に大という字がついても実際は直径10mにも足りぬ小さな水たまりに過ぎない。それでも秋の高原を彩る一幅の点描にはなっている。

 下山途中、道後山を振り返る。

 大池と奥に道後山山頂部

 最低鞍部に戻り、岩樋山の山腹を捲いて降っていると下から一人のおば様がやって来た。単独の身が淋しかったのか声を掛けられて妻との会話が弾んだ。女の長話に少々イラついたが、優しく見守るのが紳士のマナーと大人しく会話の終りを待った。

 女の長話が弾む。

 登山口間近の登山道

 岩樋山分岐から来た道を降り10時半頃月見ヶ丘の登山口へ戻った。今日もたった2時間ちょっとの登山だった。この時間帯になると続々と車がやって来て登山の人で賑わい始めた。まだ時間がたっぷりあるので、この後広島県の庄原市や三次市等をドライブし今宵の宿「吾妻山国民休暇村」へ向かった。明日はここから吾妻山を登る予定です。

コメント
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