Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

関西登山ツアーを終えて昨日我家に戻った。

2016年05月27日 | 日記

 5月27日(金)

 12日間の関西登山ツアーを終え、昨日我が家へ戻ってきた。伊勢志摩G7サミットの開催日と重なった為に三重県の高速道路は交通規制中で、帰路は随分遠回させられ燃料代が損したけれど、これもお国の為だガマンガマン。

 ところで旅の最後の夜は天理市にある某天理教宿舎で、中学生時代からの友人であるK君と旧交を温めた。彼は20代の頃に勤めていた関西の有名企業を退職し、天理教の布教者として信仰の道を歩み始めた。

 「人間皆私欲を捨てて助け合い、陽気暮らしに励みましょう。」と言うのが天理教の教えであるらしい。そのせいか信者さんは穏やかで親切な人が多く、部外者の私にも優しく接してくれる。信者さんから「教会長さん」と呼ばれるK君も決して私に信仰を勧めようとはしない。

 だからだろうか信仰心など全く無い私だが、他の宗教と違い「天理教」には何となく好ましい親しみを感じている。出発の朝、信者でも無いのにK君と一緒に壮大な大神殿をお参りしたが、早朝にも係わらず何百人もの信者さんが一心に臥して祈る姿は圧倒されるようで荘厳な空気が流れていた。

 2年前は「ガン」、去年は「動脈瘤かい離」と続けて大病を患ったK君だが、今も溌剌と活躍している。それもやはり信仰を持つ者の強さなのではと思えた。「山歩き」しか信仰の無い私に果たしてそんな強さはあるだろうか。ガキの頃から親友である彼にはいつまでも元気でいて欲しい。

 さて今回の旅で関西の山7座を登り、残る未踏の日本三百名山は6座となった。登山の詳細については次回から順に綴っていこうと思います。これでしばらくはブログのネタ不足に悩む事は無いゾ。ウッシッシ

K君と早朝の天理教大神殿前で

コメント
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