Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

神戸、六甲山登山(詳細)

2016年05月28日 | 山歩き

5月16日(月)     天気=曇り

 

07:52かんぽの宿ありま→ 08:28炭屋道分岐→ 09:16車道出合→ 09:22~40六甲山→ 10:14炭屋道分岐→ 10:38かんぽの宿ありま

 

 六甲山への登山道は幾つもあり、何処を登るか迷ったが温泉の魅力に惹かれて有馬温泉から登る事にした。宿泊した「かんぽの宿ありま」から歩き始める。有馬稲荷神社の鳥居を潜り長い階段を登ると神社の境内で、木々に包まれた有馬温泉街が見渡せる。

 有馬稲荷神社の鳥居を潜り石段を登る。

 神社の境内から有馬温泉郷の眺め

 本殿の脇から登山道が始まる。標識の類が無くあまり歩かれて無いような道だ。しばらく登ると幅広い登山道に合流した。この道は魚屋(トトヤ)道コースと呼ばれている。その昔、新鮮な魚介類を神戸港から有馬温泉へ魚屋が運んだ道なのでその名がついたと、道沿いの標識に書かれていた。

 登山道沿いの案内板標識

 登山道沿いにポツポツと赤いツツジ

 道は緩やかで歩き易い。しばらく行くと下山路の炭屋道が右に分岐していたが、降り立った紅葉谷の道が水害で通行止めの為、下山できないと標示されていた。射場山を巻くように進むと尾根道に変り、しばらくするとジグザグの急坂になり一部崩壊した個所があった。

 炭屋道分岐の先に建つ立派な休憩舎

 崩壊し補修された登山道

 

 急坂が終わると再び山腹を巻く緩やかな道になり、右手に木々に覆われた六甲山が望まれた。六甲山脈の稜線を貫く、車道が近づくと石畳の道になり、程なく茶店がある車道に合流した。六甲山へは右手の狭いコンクリート道を進む。右へ円を描くように登って行くと休憩舎が在り、その奥がアンテナ塔が建つ六甲山(931m)だった。

 稜線間近の石畳登山道

 車道合流地点(右が山頂へ続く道)

 山頂からは南側に展望が良く、神戸から大阪に続く市街地が手に取るように見える。人気の山だが朝早いせいか我々の他は誰も居らず、静かな山頂を独占できた。今日の午後から雨の予報なので早めに山頂を後にする。紅葉谷を降る予定だったが、水害により通行できぬ為、往路の魚屋道を下山する。

 六甲山山頂

 山頂から大阪方面の眺め

 下山の道はポツポツと登って来る人がいる。中には空身の高齢者も居て一寸驚きだ。まあ稜線では車が走り、ロープウェーで下山もできるから遭難騒ぎ何て起こらぬだろうが大丈夫かいなと思ってしまう。

 急ぎ足で降ったせいか山頂から1時間程で登山口の「かんぽの宿ありま」に戻ってきた。かんぽの宿会員の特権で、無料のお風呂に入り登山の汗を流した。例えてみれば六甲山は高尾山みたいな優しい感じの山だったけれど、神から大阪へ続く市街地の眺望は初めて見ただけに感動ものだった。

 降り立った魚屋道コースの登山口

 

コメント
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