2月12日(日)
強い冬型の気圧配置による寒波の襲来で日本海側の地域では大雪となっており、列車や車が立ち往生し交通アクセスが大幅に乱れているという。青空が広がる関東地方に住んでいると俄かに実感し難いが、その兆候が読み取れないでは無い。
冬型の気圧配置が強まると、まず100キロ程離れた上越県境の山々が季節風の雪雲に覆われる。更に強まると60~70キロ離れた榛名山や赤城山も雪雲に覆われる。20キロ程離れた奥武蔵の山々が雪雲に覆われるとなれば、相当強力な冬型の季節風が襲来していると推察できる。
それからもう一つ、その強さを手軽に知る術がある。それは我家のベランダから見える隣街のゴミ焼却施設から出る煙だ。無風ならば当然の事だが真上に煙は立ち昇る。しかし冬型の気圧配置が強まると、煙は南の方向へなびいていく。今朝の煙は南の方向へ水平に近い角度でなびいているから、相当強い季節風が襲来しているのだろう。