Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№10、北海道、阿寒岳(百名山)

2017年07月21日 | 三百名山回顧

  平成6年8月8日      天気=晴れ

 

野中温泉→ 雌阿寒岳→ 阿寒湖湖畔  

 

 平成6年の夏は北海道に残る未踏の百名山、阿寒岳、斜里岳、羅臼岳の三つを一挙に登ってしまおうと計画し北海道へ渡った。アルバムを見るとこの時の参加者は山仲間のUさんとO子さんと我々夫婦の4名、同じく百名山を目指していたS子さんが何故か参加していない。

 羽田空港からアッという間に着いた釧路空港は30度越えの猛暑で東京と変らぬ暑さ、初日の宿阿寒湖湖畔のユースホステルは冷房設備が一切無いもんだから暑苦しくて眠れなかった。

 阿寒湖湖畔

 翌朝オンネトー湖行きのバスに乗り、野中温泉(現在は雌阿寒温泉となっている。)で下車、ここから雌阿寒岳目指して登り始める。最初は深い樹林帯の道で、しばらく登ると森林限界を越え、眼下にオンネトー湖が望まれる気持ちの良い登山道だった。

 雌阿寒岳への登り

 登山道からオンネトー湖を望む。

 野中温泉から山頂まで標高差は780mほどだから、2時間半くらいで最高峰の雌阿寒岳山頂(1499m)に着いたはずだ。山頂からの眺めは素晴らしかった。山頂周辺幾つかの火口から噴煙が噴出し、阿寒湖やオンネトー湖、雄阿寒岳の風景が絵葉書のような眺めだった。

 雌阿寒岳山頂

 山頂から阿寒湖方面

 雌阿寒岳火口壁

 雌阿寒岳火口

 下山は緩くて長いダラダラした道を降って、阿寒湖湖畔へ降り立った。下山後はどうしたのだろう?多分バスで弟子屈駅まで行き、そこから鉄道で斜里へ向かい斜里駅からタクシーで斜里岳登山口に建つ清岳荘に宿泊したはずである。その時は昔ながら素朴な山小屋であったが、ネットで現在の清岳荘を見るとモダンな建物に建て替えられていたので、時代の流れを痛感した。

コメント
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