7月1日(土)
イエローストーンや諏訪湖畔の間欠泉みたいに問題発言を繰り返し噴出させる稲田防衛大臣が、今回もやってくれた。「防衛相、自衛隊、防衛大臣、自民党として当選を是非お願いしたい。」と都議選の応援演説でブチ上げた。一応弁護士の端くれ何だから、自衛隊法の「自衛隊は政治に関与せず」という文言は知っていそうなものだ。ここまで懲りないと、マスコミに取り上げられたい一心で浮名を流すゴシップ芸能人と同じく、名を売らんが為の確信犯ではないかとすら疑ってしまう。
一般国民の立場で見ると変なオバさんとしか思えないが、身内の防衛庁内部からはどのような眼で見られているのだろうか興味がある。ここから先は私の勝手な独断と偏見で推測してみたい。
テレビ&新聞が良く用いる手法で・・・ある防衛庁関係筋の話しによると
「防衛事情もロクに知らないくせに問題ばかり起して本当は迷惑してるんだよ。服装もTPOをわきまえないし、サッサと辞めて欲しいのに、安倍さんが何故か辞めさせない。まあ仕方ないから椅子に座っている間は、気分を害さない程度に面倒みてあげるよ。」・・・・
とこんな感じが防衛庁内部の本音ではなかろうか。稲田さんも決して頭の悪い人でないからそんな疎外された雰囲気を敏感に察して、仲間外れにされたくない一心で「防衛庁、自衛隊」とやたら連呼したくなるのではないのだろうか。
教室では浮いた存在、クラスメートからシカトされる可哀そうな女生徒、そんな風に稲田さんをイメージするとさして腹も立たず、逆に気の毒な人にすら思えてしまう。あの問題発言は「私も仲間よ~」という彼女の心の叫びではなかったか。「そんな所早く辞めちゃいなさいよ。」と彼女にアドバイスを送りたい。