Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥秩父、雲取山登山(2日目)

2017年07月17日 | 山歩き

 7月15日(土)     天気=晴れ

 

05:48雲取山荘→ 06:12~38雲取山→ 07:10奥多摩小屋→ 07:46~08:06七ツ石山→08:17七ツ石小屋08:43~49堂所→ 09:43登山口(車道出合)→ 10:04鴨沢バス停

 

 疲れていたのか朝の4時半頃までグッスリ熟睡し、爽やかな朝を迎えた。具の無いラーメンと漬物だけの質素な朝食を終え、朝6時前にテント場を出発する。山荘から雲取山まではコースタイム30分程の登りで、昨夕の雨で登山道の所々で水溜りができている。

 朝の雲取山荘

 雲取山への登山道

 樹林帯の中を25分程登ると突然展望が開き、そこが雲取山(2017m)の山頂で、5~6名の登山者が思い思いに憩っていた。今年の西暦年と雲取山の標高が同じ2017だと、山頂に建つ記念の標柱を見て初めて気がついた。今日登っておいて良い記念になった。

 山頂の西暦2017年記念の標柱

 雲取山一帯は殆ど樹林に覆われているが、山頂部だけは素晴らしい展望で、富士山や奥秩父の高峰、南アルプス等が望まれる。今朝は強烈な陽射しで標高2千mに居ても暑さを感じる。下界ではどれだけ暑いのか想像すると降りるのが嫌になる。

 山頂の立派な石柱標識

 山頂から富士山方面

 山頂から西の飛龍山方面

 展望を楽しみながらのコーヒーブレイクを終え、山頂を後に石尾根を降って行く。七ツ石山の手前ブナ坂までは、緩やかな起伏の尾根で展望もあり快適な道だ。途中の奥多摩小屋辺りでは2張り程テントが残っていた。ここのテント場展望は良いが、水場が離れているのと小屋のサービスが雲取山荘より悪いのが難点だ。

 山頂直下の下山路

 七ツ石山に続く石尾根

 町営奥多摩小屋

 ブナ坂から急な坂を一登りし、七ツ石山(1757m)の山頂に着いた。ここにも雲取山と同じ形の立派な山頂標識が新たに建っており流石金満の東京都、これは外添前知事の功績かな。振り返ると雲取山が随分遠くに見える。

 ブナ坂手前

 七ツ石山山頂

山頂から雲取山方面

 誰も居ない山頂で20分程休憩の後、七ツ石小屋に向かって下山を開始する。けっこう急な降りをしばらく降ると凄烈な水場があり、その下に七ツ石小屋だった。古い建物だが整頓されて雰囲気は良さそうだ。

 石尾根縦走路から七ツ石小屋へ向かう分岐

 七ツ石小屋

 小屋から更に急な尾根を降って行くと、やがてブナ坂からの巻き道と合流した。そこから先は緩やかな尾根の降りで街道と見紛う程の快適な道だ。今日から三連休のせいか次から次と登る人の列が絶えない。堂所を過ぎた辺りで、以前職場で一緒だったT氏と突然遭遇してビックリした。名前が一瞬思い出せずお互い名乗りあって偶然の再会を喜び合う。

 ブナ坂からの巻き道(左側)との合流地点

 江戸時代の街道みたいに立派な登山道

 T氏と別れ登山口近くまで降っても登山者の列は絶えない。今宵の山小屋は大変な混雑となるだろう。車道と合流する登山口に着くと路肩は車で一杯だ。登山口近くの町営駐車場は既に満杯、今日から三日間奥秩父分水嶺トレイル大会が開催されるので、それも混雑に拍車を掛けているのだろう。

 登山口(車道合流地点)

 満杯の町営駐車場

 マイカーの無い私は更に登山道を20分程歩き炎天下の鴨沢バス停に到着した。タイミングよくすぐに奥多摩駅行のバスが来たので乗車してお昼前に奥多摩駅に到着し、早速ビール注文し一人祝杯をあげる。今回の三峰神社~雲取山~鴨沢コースは何度も通って馴染んでいるが、春夏秋冬いつ歩いてもも山歩きの楽しさが堪能できる星三つの素晴らしいトレイルコースだ。

 鴨沢バス停に到着

コメント
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