Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

人類絶滅を心配する小学生の男の子

2019年08月14日 | 日記

 8月14日(水)

 先月の北海道旅行でドライブ中、何気なくNHKラジオの「子供電話相談室」を聴いていたら、小学生の男の子から電話があり、「昔、地球に大きな隕石が落ちて、恐竜が全滅したって聞いたんですけど、又同じものが落ちて来て人間が全滅する心配は無いんですか?」と質問していた。

 それに対して天文学者の先生は、「よ~く知ってるね~。そういう事が6千万年以上前にあったのは本当だけど、それは何百万年に一度位の低い確率なんだ。火山の大噴火や大地震何かに比べるとその割合はズーッと低いから、取りあえずそんなに心配する事は無いと思うよ。」と答えていた。

 その答えに納得したのか否かは判らぬけれど、男の子は「フーンわかりました。」と言って電話を切っていた。実はその心配事については、私も時折夜空を見仰げて気にしていた。

 先日恐竜博へ行った時も、恐竜が隕石落下で全滅した日の事が展示されていた。それは古代の地層の中に「K/Pg境界線」として隕石の堆積物が残されて、証明されているそうだ。天文学者の先生がおっしゃる様に、直径10キロ程の隕石が地球に落下する確率は非常に低いのだろうが決して零ではない。と言うより、いつの日か必ず起こる出来事と言った方が正しいように思う。

 

 

 次回その出来事が起こった時、人類がもし生存していれば恐竜達と同じように絶滅の道を辿るのだろうか。イヤ人類には叡智があり、天文学者の先生も「強力なミサイル爆弾をその隕石で爆発させ、軌道を修正させれば地球への直撃を免れる事ができる。」と話していた。

 人類が持つ最強力の爆弾と言えば「核兵器」しかない。地球平和の為の核兵器の全面禁止が声高に叫ばれる昨今、私も被爆国民の一人としては異議は無い。しかし隕石落下の危機に直面する未来の人類を思えば、超強力な核爆弾とロケットの開発・維持は、地球防衛の為必要不可欠な事と言えるのではないだろうか。

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