3月5日(金) 天気=曇り
08:49黒山町営駐車場➝ 09:08黒山三滝m➝ 09:50役の行者石像➝ 09:54大平山➝ 10:40~44顔振峠➝ 10:46~11:18休憩(昼食)➝ 11:29~34諏訪神社➝ 11:46~51越上山➝ 12:14~18林道出合➝ 12:27一本杉峠➝ 12:40カイ立場➝ 12:58車道出合➝ 13:28黒山町営駐車場
先日テニス仲間のH氏から越生町にあるリゾートホテル「ニューサンピア埼玉おごせ」の無料入浴券を頂いた。館内に在る日帰り温泉「梅の湯」が去年新たに掘削され、天然温泉としてリニューアルオープンしたようです。
タダ風呂に入るだけじゃつまらない。ハイキングで汗を流した後入浴すれば心地よさが倍増するので、お風呂前に奥武蔵の山を歩く事にした。朝8時前に我家を出発し、黒山三滝で有名な(埼玉県内の極一部の地域で)黒山温泉近くの町営駐車場に車を停めた。
黒山温泉手前の町営駐車場
「黒山三滝入口」と書かれたアーチを潜り、細い車道を黒山三滝へ向かう。黒山三滝は天狗滝と最奥部の二段になった男滝、女滝を総称したもので、いずれも高さ10mにも満たぬような小さな滝だが、週末ともなればソコソコの行楽客で賑わっている。
黒山三滝入口のアーチを潜る
女滝(上)と男滝(下)
登山道は男滝の直下から始まる。急坂を一登りすると東屋を過ぎ、道が左右に分岐する。右手の傘杉峠へ向かう道は現在通行止めで、左手の大平山へ向かう道に入る。
登山道分岐(傘杉峠への道は通行止め)
最初は急な沢沿いの道だが、途中から樹林帯の尾根道になる。分岐から40分ほどで役の行者像が安置された広場に着いた。行者像の背後を通り薄い踏み跡を進むと、大平山のピークがあった。山頂に標識などは全く無く木の枝に巻かれた黄色いテープにマジックで「大平山」と小さく書かれているだけだった。
急な沢沿いの道
役の行者石像前の広場
役の行者石像群
ビニールテープに「大平山」と書かれた大平山山頂
大平山から踏み跡を更に進むと正規の登山道に合流し、そこを右に曲って進む。樹林帯の道を20分ほど登って行くと、奥武蔵の主脈を走る車道「奥武蔵グリーンライン」に合流した。
グリーンライン手前の登山道
奥武蔵グリーンライン合流地点
ここからはグリーンラインの車道沿いに歩き、顔振峠へ向かう。直下には集落があり茶店やカフェ、ピザレストランなどもあって、峠付近は人里の雰囲気が濃い。ヒッソリ食事をしたかったので、峠から少し離れたベンチの在る場所で食事を兼ねた休憩をした。
顔振峠
峠から武甲山方面の眺め
道路わきのベンチでコーヒーブレイク
休憩を終えグリーンラインを少し進むと左手に越上山に向かう登山道があった。アップダウンの少ない樹林帯の道をしばらく行くとかなり大きく立派な「諏訪神社」が在った。駐車場があるので、ここまで車でも来れるのだろう。
グリーンラインから再び登山道へ入る
諏訪神社
神社を通過して更に登山道を進むと越上山へ向かう道が左に分岐していた。左へ曲がり樹林帯の急坂を一登りすると突き当りが越上山のピークだった。
越上山分岐(左に入る)
山頂手前の岩場
越上山の山頂
奥武蔵は馴染みの山だが越上山は登った記憶が無く私にとって初めての山かも知れない。記念の写真を撮り終えると再び分岐まで戻り、更に登山道を降って行くと、グリーンラインから黒山へ降る車道に降り立った。
車道に降り立つ
此処から車道を歩けば容易に黒山温泉へ戻れるが、車道歩きはつまらないので、再び登山道へ入り一本杉峠へ登って行く。一本杉峠から尾根道を緩やかに降って行った時、薄い踏み跡を油断して歩いていたら、枯れ木に足を滑らせ転んでしまった。
一本杉峠
その時変な転び方をして右膝を捻ってしまった。「ヤバい又膝を痛めてしまった。」と不安になったが、痛みはあるものの歩く事は出来そうなので「下界に戻る事はできそうだ。」と安堵した。
カイ立場から尾根を外れ、左手の不明瞭な沢道をしばらく降ると黒山へ向かう車道に合流し、そこから車道伝いに30分ほど歩いて車を停めている黒山の町営駐車場へ戻って来た。
沢沿いの道から車道に合流
この沢は越辺川の源流らしい(越辺川起点の石碑)
黒山温泉へ向かう車道を降る
車に乗るとさっそく「ニューサンピア埼玉生越」に向かう。ホテル内の「梅の湯」は天然温泉美白の湯と謳うだけあって、乳白色のお湯がとても心地よい。のんびり浸かって温泉気分を楽しんだ。
ニューサンピア埼玉おごせ
捻った右膝の方は翌日になってまだ僅かに痛みの残る状態だが、歩く分には支障は無い。マアしばらく激しい運動を控えれば、そのうち治るのではと思います。