Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

浅間外輪山、黒斑山登山(詳細)

2021年03月17日 | 山歩き

3月15日(月)      天気=曇り後晴れ

08:00登山口駐車場➝ 08:05~18登山口(車坂峠)➝ 10:03~12トーミの頭➝ 10:27~57黒斑山➝ 11:10~17トーミの頭➝ 12:30~40登山口➝ 12:43登山口駐車場

  先月乗鞍高原へ一緒にスキーに行ったF君から、「黒斑山へ行きませんか」と誘いのメールが来た。積雪期の黒斑山は一度登ってみたかったから、喜んで同行する旨をF君へ返信した。

 朝4時起きで我家を出発し、上信道の横川SAでF君夫妻の車と合流した。その後一緒に行動し、8時前に高峰高原ビジターセンター前の駐車場に到着した。

高峰高原ビジターセンター前の駐車場

 準備を終えると駐車場から車坂峠の登山口へ移動して、登山靴にアイゼンを装着した。二日前に降った雪がかなり積もっているが、昨日の入山者がしっかりトレールを刻んでくれたようで、歩き易い雪道になっていた。

車坂峠の登山口

 登山口から車坂山のピークまでは樹林帯に緩やかな道が続く。車坂山を越えると急登がしばらく続くが、再び緩やかな道に変わり、展望の効く台地に着いた。

展望の良い台地

 台地からはアサマ2000スキー場のゲレンデや背後の水の塔山、遥か彼方に北アルプス連峰の銀屏風が見渡せた。標高が上がるにつれシャクナゲの木が目立つようになり、行く手には黒斑山と槍の鞘の鞍部が望まれた。

台地からアサマ2000スキー場方面

黒斑山と槍の鞘ピークの鞍部方面

 最後の急登をしばらく登ると雪に埋もれた避難小屋に着き、そこから一登りで浅間外輪山の一角である槍の鞘ピークへ着いた。槍の鞘ピークからは雪化粧した浅間山と深い樹林に覆われた黒斑山の眺めが素晴らしく、しばし見惚れた。

槍の鞘ピークから浅間山

槍の鞘ピークから黒斑山(左奥)とトーミの頭(右端の岩場)

 槍の鞘ピークから一旦鞍部へ降り、黒斑山へと登り返して行く。急な道をしばらく登った展望の良い岩場がトーミの頭で、此処から眺める浅間山も素晴らしい景色だ。

鞍部からトーミの頭への登り

トーミの頭

同上(奥のピークが黒斑山)

浅間外輪山と浅間山

トーミの頭から黒斑山への登り

 トーミの頭から樹林帯の道をしばらく登ると、浅間山の噴火観測機器が在る場所に着き、その先が黒斑山だった。山頂からは浅間山の方向に展望が開いているが、トーミの頭ほど眺めは良くない。

黒斑山山頂

 コーヒータイムで30分ほど休憩した後、山頂を後にする。朝方は雲が多く凍えるような風が吹いていたが、だんだん天気が良くなり、下山する頃には風も無く青空が広がった。

黒斑山から浅間山

 槍の鞘ピークまで戻ると浅間山とはお別れで、樹林帯の道を車坂峠へと降って行く。下山の道は次から次に登山者が登って来る。雪山入門コース的な山として、黒斑山の人気の高さが窺える。

槍の鞘ピークから浅間山(下山時)

アサマ2000スキー場に向かって降る

遠くに北アルプス連峰の銀屏風

 黒斑山から1時間半余で、登山口の車坂峠に戻って来た。アイゼンを装着しての雪山登山は2年ぶりで、登る前は少し緊張感もあったのだが、天気に恵まれてまるで春山登山のような快適な雪山ハイクを堪能できました。

車坂峠へ戻って来た。

 今宵は車坂峠近くの秘湯の山宿「高峰温泉」に泊まって、明日も雪山ハイクを楽しむ予定です。そのお話は次回のブログで紹介します。

コメント (2)
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