Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

高峰高原、高峯山スノーシューハイキング

2021年03月19日 | 山歩き

3月16日(火)      天気=晴れ後曇り

08:20高峰温泉➝ 10:47~11:05高峯山➝ 11:50高峰温泉

 

 昨日は黒斑山を登った後、F夫妻と一緒に高峰高原の秘湯「高峰温泉」に泊まった。宿へ着いて寛いでいると、「高峯山スノーシュー体験ツアー」の案内板が目に入った。

 輪カンの経験はあるが、スノーシューはまだやった事が無い。宿泊者は無料でレンタルしてくれるというので、F夫妻と一緒に参加する事にした。今朝8時過ぎに宿の玄関前に集合、参加者はF夫妻に我々夫婦他に単独の女性が1名の計5名だった。

宿の前でガイドさんからスノーシューの使い方を教えてもらう

 最初にガイドの男性からスノーシューの装着要領やストックの持ち方、歩き方などを教わった後、一列になって宿を出発する。林道を少し進んで高峯山の登山口から登りにかかる。

登山口を出発する

 歩きながらガイドさんが道沿いの自然生態や地形、歴史などをレクチャーしてくれる。話は中々興味深く歩みもゆっくりなので、慣れないスノーシューだが、あまり疲れを感じない。

 登山口を出発して、最初はアサマ2000スキー場のゲレンデ脇を登って行く。ゲレンデを過ぎると樹林帯の急登をしばらく登る。稜線に達し車坂峠の分岐を通過すると、雪尾根の小さなアップダウンを越えて行く。

スキー場のゲレンデ脇を通過

樹林帯の急登に入る

尾根の斜面を進む

山頂間近の尾根

 尾根の東側をトラバースしていると、ガイドさんが「この上が高峯山の最高地点ですが、山頂は100m程先にあります。」と言った。更に進んで行くと大岩が進路を立ち塞ぐようにあり、その左横を通り抜けた先が高峯山(2106m)の山頂だった。

山頂手前の大岩

高峯山山頂

 山頂からの展望は抜群で、眼下に小諸の市街地が広がり、その奥は雲を被った八ヶ岳連峰が横たわっている。遠くの北アルプスも望めるが、高曇りの空に埋もれてその姿は見えない。

山頂から八ヶ岳連峰方面

山頂から黒斑山方面

 山頂直下に高峰神社の祠があるので、そこまで行って休憩する。天気もそんなに悪く無いし、ここでゆっくりしたい気分だったが、ガイドさんから「5分間の休憩」と言われたので、コーヒーブレイクできなかったのは残念だった。

山頂直下の高峰神社

 降りは休憩を入れず歩いたので、山頂から45分ほど宿へ戻って来た。下山の途中で、ガイドさんが「踏み跡の無い新雪の所で、自由にスノーシュー歩きを楽しんで下さい。」と言ったので、処女雪に自分の踏み跡が刻みながら降ったが、フカフカクッションの上を歩くようで心地よかった。

山頂を越えて下山の途につく

尾根を降って行く

 宿へ戻って解散すると、温泉に入って山歩きの汗を流す。「明日は早朝勤務なんです。」とFさん夫妻は入浴後早々に帰宅の途についたので、宿の中でお別れをした。早く帰っても仕方の無い我々夫婦は、入浴後ノンビリ寛いだ後午後2時頃に宿を出た。

 今日のスノーシュー体験ツアーは予定したものでは無かったが、スノーシューには前から興味はあったのでとても面白い体験だった。スノーシューは輪カンに比べると沈み込みが少なくて雪原歩きの自由度は高く、技術的な難しさもそれほど無い。スノーシューを買うか否かは別にして、今後も機会があれば又チャレンジしてみたいと思います。

コメント
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