Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥武蔵、富士山~物見山~日和田山ハイキング

2021年03月25日 | 日記

3月23日(火)      天気=晴れ

08:45高麗神社駐車場➝ 09:32~41富士山➝ 10:49鎌北湖➝ 11:45~12:00愛宕山➝ 12:01北向き地蔵➝ 12:24~26物見山➝ 12:43高指山➝ 12:57~13:18日和田山➝ 13:37~49日和田山登山口➝ 14:10高麗神社駐車場

 

 同じマンションに住む山仲間のJさんから、「山へいきませんか?」とメールが届いた。去年私が膝痛を発症し山へ行けなくなったので、Jさんとは1年半ぶりの登山になる。 

 私の膝に不安があるので、山歩きテストのつもりで気軽に歩ける奥武蔵の山を歩く事にした。朝方8時車で出発して、日高市の高麗神社駐車場へ着いた。ここに車を停めて、準備を終えると出発する。

桜咲く高麗神社境内

 神社の境内を歩いていると桜の花が咲き始め、特に国の重要文化財「高麗家住宅脇の枝垂れ桜が美しかった。J鶴ヶ島ゴルフ場へ向かう車道を進み、ゴルフ場を過ぎた地点で山越えで宿谷集落へ向かう山道に入った。

高麗家住宅傍の枝垂れ桜

ゴルフ場奥の登山道入口

 山道の稜線へ出た所で右へ曲る分岐があり、右へ曲ってしばらく樹林帯を進み「富士山へ➝」と書かれた道標の所から一登りすると富士山の山頂だった。「富士山」とは大仰な山名だが、標高はたったの211mしかない。でも山頂には祠が建立され、好ましい里山の風情があった。

富士山山頂

 山頂を後にすると先程の分岐まで戻り、山道を宿谷集落へ降る。綺麗な半が咲き誇る宿谷集落は、桃源郷のように美しい山村だ。此処から奥武蔵グリーンラインに向かう車道を進み、途中で山道に入って鎌北湖へ向かう。山越えで着いた鎌北湖はダムの改修工事中で、湖水が抜き取られ湖底が露出していた。

花咲く宿谷の集落

鎌北湖へ向かう登山道入口

湖底が露出した鎌北湖

 ダム湖の北岸を湖の奥へ進むと支流沿いに左へ曲がる道があり、そこを進むと2万5千分の一地図には記載されていない登山道の入口があり、その登山道を登って行く。

地図に記載の無い登山道入口

 あまり人が歩いた形跡は無いが道はハッキリしており、やがて高圧送電線直下の名も無きピークに着いた。送電線下のピークからしばらく進むと明瞭な道に出て、そこから北向き地蔵へ向かう。

送電線下のピークからの展望

 北向き地蔵の手前で急な踏み跡を登って、愛宕山という小さなピークに着いた。丁度お昼時だったので、山頂で軽い昼食とする。15分ほどで食事を終え山頂を後にする。 

愛宕山山頂

 北向き地蔵から物見山~日和田山の道は、奥武蔵の人気コースなので平日でも行き交う人が多い。道や道標もしっかり整備され安心して歩く事ができる。

北向地蔵

物見山へ向かう山道

 北向き地蔵から20分余で物見山(375m)へ着く。東面の展望が開き幾つかベンチもあるので、何組もの登山者が山頂で寛いでいる。

物見山山頂

 我々は写真を撮っただけで先へ進む。物見山から少し降ると車道に出て、その後は車道沿いに進む。茶店と綺麗なトイレがある地点を通過してしばらく行くと、通信施設が山頂にある高指山だった。通信施設は現在閉鎖され、中へ入る事ができない。

高指山から南の展望

 高指山から再び登山道となり、樹林の道を日和田山へ向かう。日和田山周辺では、ピンク色のツツジがアチコチに咲き始めていた。最後の急坂を一気に上ると日和田山の山頂で、東面に関東平野の大展望が広がった。

日和田山山頂

「あれは何だ?我が家は何処だ?」などと地図標定しながら景色を楽しんだ後、山頂を後にする。男坂を一気に降り、20分ほどで日和田山の登山口に降り立った。「女性登山家、田部井淳子さん」の石碑が登山口に在ると聞いていたので、Jさんと二人で探して有料駐車場傍に建っているのを見つけた。

山頂下、鳥居からの展望

男坂の降り

田部井淳子さんの石碑

 石碑には田部井さんの写真と共に、「日和田山からエベレスまで」の文字が刻まれていた。山の形をした石碑は、エベレストを模したものであろうか。登山口からは車道沿いに歩き、聖天院から脇道に入って高麗神社に戻って来た。

聖天院の正門前

 車に着いて携帯の歩行アプリを確認すると、今日の歩行距離は約21キロだった。スタート前はJさんの足手纏いになるのではと少々不安だったが、無事歩き通せたので自分の歩きにけっこう自信がもてた。

 車に乗ると一旦我家へ戻り、その後Jさんと近所の居酒屋で軽い打ち上げをやった。バリエーションルートの経験豊富なJさんとの山談義は楽しく、次は何処へ行こうかと話が盛り上がった。私の膝が悪くならなければ、Jさんとの山行が今後も楽しめそうだ。

 

コメント
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