Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥武蔵、荒川北岸、陣見山~雨乞山ハイキング

2022年10月05日 | 山歩き

10月4日(火)  天気=晴れ

 

09:45寄居駅➜ 10:15高根山登山口➜ 10 :46 羅漢山➜ 10:53円良田湖➜ 11:40虎ヶ岡城址➜ 11:58大槻峠➜ 12:29~41陣見山➜ 13:10榎峠➜ 13:31~46雨乞山➜ 14:36秩父鉄道樋口駅

 

 埼玉県の長瀞町や寄居町辺りを流れる荒川の北岸につらぬる山々を、地元では長瀞アルプスと呼ぶらしい。とは言え、いずれも東京スカイツリーより標高の劣る低山なので、アルプスと言うよりミニプスと言った方がふさわしいような山々です。

 そんな長瀞アルプスの中で陣見山だけまだ登った事が無かったので、今回トレラン気分で行って来ました。近場なので朝食を済ました後の朝8時過ぎ我が家を出発し、9時半過ぎに東武東上線終着駅の「寄居駅」へ着いた。

寄居駅北口

 駅前からトレラン姿で歩き始める。高根山を経由して鐘撞堂山への登山口がある正龍寺に着いたが、登山口が中々見つからない。アチコチ探してやっと見つけた登山口も「通行止め」で入口がテープで閉ざされている。

正龍寺(中々立派なお寺です)

高根山経由鐘撞堂山への登山口(現在通行止め)

 最初から出鼻を挫かれたが、鐘撞堂山へ登るのは諦めて円良田湖の方へ向かう。途中に立ち寄った少林寺から羅漢山にかけては、小さな石の羅漢像が道沿いに幾つも安置されていて(五百羅漢と呼ばれている)、印象的な風景だった。

道沿いの五百羅漢像(像それぞれに異なる表情が面白い)

羅漢山山頂の仏像

 羅漢山からヘラブナ釣りの人で賑わう円良田湖の湖岸沿いの道を上流へ向かい、円良田特産センターの少し先で、虎ヶ岡城址へ向かう入口左に分岐していた。虎ヶ岡城址への道は殆ど歩かれて無いようで、所々藪に覆われていた。

円良田湖畔

虎ヶ岡城址入口

 沢沿いの道を詰めて稜線へ達すると、波久礼駅からの登山道と合流した。合流地点から急坂をしばらく登ると、虎ヶ岡城址のピークに着いた。城址からは北面に展望が開いて、本庄児玉の市街地が見渡せた。なるほど此処からなら、北からの敵襲に目を光らせていられただろう。

波久礼駅の道と合流地点

虎ヶ岡城址から本庄児玉市街地方面の眺め

 虎ヶ岡城址から陣見山にかけてはアップダウンの多い尾根道が続き、やっと登山気分になって来た。大槻峠を越え、急登混じりの尾根を登って行くと、目的地の陣見山(531m)に着いた。

陣見山山頂手前を横切る林道

 山頂はアンテナ塔の施設で占められており、展望も無いので一寸残念な雰囲気だった。陣見山から先も小さなアップダウンを繰り返す尾根道が続く。展望は無く荒川沿いを走る秩父鉄道の電車の音がのどかに聞こえてくる。

陣見山山頂

 やがて車道に出た地点が榎峠で、此処から樋口駅へ降る道がある。榎峠からユルユルと登って20分ほどで雨乞山(510m)に着いた。山頂にはパラグライダーの発進場があり、東面から南面にかけて大変展望が良い。眼下に荒川が流れ、国道140号を走る車や秩父鉄道の電車も小さく望める。

榎峠

雨乞山山頂から荒川流域の眺め

山頂から陣見山方面の眺め

 雨乞山からは登山道をやみくもに降っていたら途中で自分が何処にいるのか不安になり、スマホのグーグルマップで確認したら荒川の方へ降っていたのでホッとした。

 どんどん降って行くと道はだんだん広くなり、やがて街の騒めきや車の騒音が大きくなって、長瀞町の国道140号に降り立った。此処を左に曲がって国道沿いに10分程歩くと前方に駅舎が見え、14時36分秩父鉄道の樋口駅へ到着した。

秩父鉄道、樋口駅

 喉が渇いて酒杯を挙げたかったが、樋口駅は無人駅で周辺には何も無い。電車で寄居駅まで行ったが、此処も駅周辺にはコンビニの一軒すら見当たらない。仕方ないので東武東上線で小川町まで行き、駅前のローソンで缶ビールとツマミを買い喉の渇きを癒す事ができました。

 陣見山は一寸残念な山頂だったけど一応「埼玉百名山」の一つなので、先週の「釜伏山」に続いてゲットする事ができた。今日の山行をスマホで確認すると、歩数「27208歩」、距離「約21キロ」消費カロリー「937Kcal」で、体力的には十分満足する山歩きができました。

 

コメント
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