気仙沼大島の亀山展望台や大船渡市の碁石海岸を見物したら、15日のうちに我が家へ戻るつもりだったのだが、陸前高田の「東北大震災津波伝承館を見学した後、高速道路を避けて国道45号をチンタラ走っていたら、石巻市へ着いたのが午後3時過ぎ、帰宅するには遅い時間なので、石巻市の道の駅「上品の郷」で車中泊する事にした。
翌16日は高速道路を南下して南相馬インターで常磐道を降り、国道6号沿いに走って原発事故被害の一番酷かった双葉町へ向かい、双葉駅周辺や「原子力災害伝承館」などを見学した。
その後浪江町の「道の駅なみえ」でランチを食べて、我が家へと戻りました。東北大震災後の状況は岩手・宮城の両県は災害の爪痕が殆ど見当たらぬ程目覚ましい復興ぶりでした。
しかし原発事故のあった福島県の第1原発周辺部の町村では今だ復興の道半ばという感じで、放射能汚染の有無が大きく復興の明暗を分けたのだと強く実感しました。
放射能汚染の源となった福島第1原発や福島第2原発をこの目で見たい思いもあったが、現在国道6号より東側は通行禁止になっており国道からクレーンの類がチラッと見えたのみで建物を見る事はできませんでした。
10月15日(土)
気仙沼大島の亀山山頂展望台から望む朝焼けの太平洋
亀山山頂から気仙沼市街地方面
大船渡市の碁石海岸
碁石海岸の雷岩(岩の間に押し寄せた波が空気を圧縮してドーンという雷のような音を発する事から命名)
碁石岬の可愛らしい灯台
岬近くのえびす浜(碁石海岸の由来となった黒い碁石のような石がたくさんある)
えびす浜で採取した小石
碁石海岸にある大船渡博物館(三陸海岸の成り立ちなどの資料が展示されている)
陸前高田の道の駅高田松原(隣接して東日本大震災津波伝承館があり津波災害の怖さを教えてくれます)
道の駅から望む海岸線の大堤防(奇跡の一本松が残っていた場所です)
堤防上の献花台から眺める高田松原の海岸
堤防上から道の駅高田松原と津波伝承館
伝承館内に展示されている津波で壊れた消防車
道の駅上品の郷(日帰り温泉、食堂、売店、コンビニが揃い快適な車中泊地でした)
10月16日(日)
JR常磐線双葉駅前(向い側に新築された町役場があります)
駅内の放射線量値表示盤(この数値がどこまで安全か素人には分からない)
原子力災害伝承館内部
同 上
同 上
伝承館周辺部の空き地(この辺り規制を解除されて少しづつ建物ができつつある)
浪江町の道の駅「なみえ」(この辺りのランドマーク的存在で賑わってます)
道の駅に在る「なみえの技・なりわい館」のカフェ「ゆい」で食べた発酵ランチ(¥1500円)は、ヘルシーでとても美味しかった。