我が家の書庫でズラリと収められていた美術全集を、妻が突然処分し始めた。それらの全集は妻が独身時代に購入したもので、全部で三十数冊有り当時でも相当高額な価格であったに違いない。
「神田の古本店かブックオフにでも持ち込めば、けっこうな金になるのでは」と妻に進言したが、頑なに耳を貸さず紙屑類ゴミとしてとして何回かに分けて処分した。(何しろ1冊1キロ以上の重さなので)
処分した美術全集の一部
妻としては終活作業の一環で、美術全集を処分したんだろうか?だとしたら私が毎月購入している月刊誌「山と渓谷」も、ザッと数えて数百冊が我が家の書庫で眠っている。
終活を考えたらこれも少しは処分しなければと思うけれど、山への未練が残っているので中々処分できない。本や雑誌だけでは無く、山の道具だってもう使わない物がけっこう残っているが、これらも処分すべきなんだろう。
だけど優柔不断な私は、中々決断できないでいる。いっその事「後期高齢者高度登山用具使用禁止法」何て法律でもできてくれれば、ピッケルやアイゼン、岩登りの道具など捨てる決断がつくんだけど・・。