11月12日(火) 天気=晴れ後曇り
09:44霧訪山登山口→ 10:10~14高圧電線鉄塔→ 10:18登山道分岐→ 10:22避難小屋→ 10:58~11:35霧訪山→ 11:58~12:02避難小屋→ 12:07高圧電線鉄塔→ 12:26霧訪山登山口
山友のF夫妻とは今年の初夏に信州の山へ行く約束をして、一緒に諏訪湖畔の宿へ泊まったのだが、登山当日が雨で結局登る事は叶わなかった。そのリベンジというほどでも無いが、今日はF夫妻と一緒に塩尻市の霧訪山を登ります。
霧訪山は標高1300m余の低山だが、山名が何となくロマンチックで信州の中央部に位置する事から周囲の眺めも良く、地味な存在ながら中々人気ある山です。
諏訪湖畔の宿「ユーペンハウス」を出発
昨夜泊った諏訪湖畔の宿から車を走らせ、朝9時半頃登山口に着いた。登山口には広い駐車場と簡易トイレがあり、登山道の入口にも立派な標識が設置され地元の方の山に対する熱意が窺われた。
登山口駐車場
霧訪山登山口
登山道は山頂に向けて直線的に結ばれており、短い距離ながら最初から急登の道が続く。一帯の山域は松茸の採取地のようで、道沿いの至る所に「松茸採取厳禁、登山道から外れるな」と書かれた看板が設置されている。登山口から30分足らずで高圧電線鉄塔の下に着き、少し早いが此処で最初の休憩を取る。
登山道には山頂まで「あと○○m」と書かれた標識が100m毎に設置されている。
登山口から10分ほど登った所に在る「御嶽山大権現」と書かれた石碑
高圧電線鉄塔の下で一休み
電線鉄塔の少し先が登山道の分岐で、右手の道は「工事の為通行ご遠慮ください」と標識に書かれていた。下山時この道を歩く予定だったが、諦めて左手の山頂直登コースを登って行く。
登山道分岐(右手の道は通行自粛が書かれており、周回コースを諦める)
分岐の少し上に、杣小屋のような避難小屋が在った。4~5名入れば満員になるような小屋だが、雨風凌ぐにはありがたい存在だろう。避難小屋の少し上から一旦緩やかな尾根道になったが、しばらく進むと再び急登の道になった。
杣小屋風な避難小屋
山頂手前、急登の道
ロープが張り巡らされた急な道を登る事20分ほど、一気に展望の良い霧訪山の山頂に着いた。雲が多めながらも山名表示盤が設置された山頂からは北アルプスや中央アルプス、八ヶ岳など名峰雄峰を望む事ができた。又美ヶ原の左手には、松本市街地の広がりも見えた。
霧訪山山頂
山頂の祠
山頂から北アルプス方面
山頂から美ヶ原高原方面(左手が松本市街地)
八ヶ岳方面
中央アルプス方面
先ほどまで居た他の登山者グループも下山して我々だけになったので、山頂でゆっくりコーヒーブレイクを楽しんで、周囲の景色を堪能する事ができた。30分ほど休憩して、下山を開始する。降りの道は早く、急な坂を転ばぬよう慎重に足を進め、山頂から1時間足らずで登山口へ戻って来た。
急な道を降る
登山口の小野集落に戻って来た
車に乗ると「旨い信州蕎麦でも食べよう」とグルメガイドで探した蕎麦店を3箇所巡ったがいずれも閉店、結局昨夕デイナーを食べた諏訪湖畔の「ホルツ下諏訪店」で遅いランチを食べた。
もう一晩諏訪湖畔の宿に泊まるというF夫妻とは、此処でお別れする。今回は秋の爽やかな天気に恵まれて、楽しい信州の山旅を堪能する事ができました。「次は陽春の頃にでも、F夫妻と一緒に楽しい山歩きできればいいな」と思いつつ帰宅の途についた。